梅雨の晴れ間 庭の梅の木にハシゴを掛けて 梅の実を穫りました。
手の届く範囲の実は 全て穫ったつもりでしたが 後で 二階から見ると まだまだ多くの実が取り残されています 残った実が熟すると 自然落下して 庭に甘酸っぱい香りが漂います。
庭の梅は「白加賀」と言う種類で アンズの血が混じっているそうです。 今年の実は ご覧の通り 比較的 型が大きいようです。
この青梅は ご近所の常客さんにもお分けして 梅酒に漬けられます。
うちは 梅2キロを 4リッターのビン2本に分けて 漬けました。
漬け方は オーソドックスです。 ただアルコールは ホワイトリカーと ウイスキーと ブランデーをその年々で使い分けています。 床下収納庫にヴィンテージ物の梅酒も残っていますので 今年は2本とも ホワイトリカーベースにしました。
今年の梅を漬けるためには 前年の梅酒が入ったままになっている4リッタービンを空にしなければなりません。 前年の梅酒は一升ビンに移し替え 残った梅の実のなかで ふっくらとした綺麗な実は 梅ジャムにしました。
安心して飲める 赤シソジュースのために 完全無農薬で栽培されたシソの葉を確保すべく タネ蒔き以降 防虫網のトンネルは外さないで ストウチュウを散布したりして 赤シソを育てています。
シソの背丈が伸びて トンネルの天井に支えるようになったので 第一回の摘み取りをしました。 御陰様で虫の痕跡も無く 濃い赤色が光っている 綺麗な赤シソの葉が ドライベースで300グラム強 収穫出来ました。
シソは芯を摘み取ると 脇芽が伸びて来て また摘み取れます。 従って 夏の終りにシソの花が咲き出すまでに もう1〜2回摘み取って ジュースが作れます。
作り方は 2年前に nagamasaさんから教わったのが原型です。
水・クエン酸を使わないで 酢で煮出し 濾過して 砂糖と蜂蜜を加えて仕上げます。 所謂「赤シソジュース」としては オーソドックスな作り方では無く「 赤シソ酢」のような 濃縮ジュースになります。 このメリットは 短時間で作れる 食酢を飲める 水を使わないので保存が出来て 一年中飲める 等 です。
ポイントの1つは 食酢の選択: 市販の普通穀物酢で さっぱりした酢を選んでいます。米酢の高級品は酢のクセが強過ぎて 敬遠しています。
ポイントの2つ目は 酢に対する温度のかけ方: 酢の匂いが立って来たら直ぐにシソを入れて 温度をかけ過ぎないように注意しています。(折角の 酢の養分を逃がさない様に)
また シソの葉は4〜5分程弱火で 漬け出させて 熱いうちに ガーゼタオルで固く絞り取ります。 砂糖は 葉を除いたジュースを別の鍋に移して加え 弱火で砂糖を溶かします。 火を止める前に蜂蜜を加え混ぜてから 火を止めたら出来上がりです。
出来たジュースは 500mlの酢のビンに熱いうちに詰め 長期保存をする時は 冷蔵庫に保管します。
夏の畑仕事から帰った時 炭酸水で5~6倍に薄めて飲む爽快感はたまりません。 また 毎朝 無糖ヨーグルトに加えて 色と香りと甘さを楽しんでいます。