金曜日, 6月 27, 2008

水族館 見物


 
 6月5日付けで「東京湾の臨海公園」(クリックするとご覧いただけます)の記事を 掲載しました。 その中でも水族館に触れましたが 昨日 生涯学習講座(杉の樹大学)の方々二十数名と「葛西臨海水族館」を見物しました。
 
 水族館は「東京の海」「世界の海」「ペンギンの生態」「海鳥の生態」等と名付けられた7つのゾーンから成り 合計40を越す水槽に分けて 展示されています。
 魚の名前や生態 海洋の知見が無くても 魚の色や形 動きや表情を見ているだけでも 楽しめるように工夫されています。 従って 幼稚園の園児から 車椅子の高齢者まで それぞれが飽きないで過ごせます。

 園内はどの場所でも フラッシュを使った写真撮影が認められています。 何時もの 小さなデジカメで撮った写真を Picasaアルバムに纏めて アップロードしました。 
 ご覧頂くには 右欄のLinks にある「Pcasaアルバム」をクリックして アルバムを表示して下さい。
 次に 最初のアルバム「葛西臨海公園・水族館」の写真面をクリックすると そのアルバムが開いて 全写真が現れます。 「スライドショー」ボタンをクリックすると 簡単にご覧になれます。
 手動で一枚一枚を見るには 始めの写真をクリックすると大画面になり 上部にある右矢印をクリックすると次々に写真が見られます。   

日曜日, 6月 22, 2008

胡瓜 と ナス

関東地方にも 梅雨らしい日が続くとの予報が出ています。
 梅雨は夏野菜にとって 病害虫に罹り易い季節でありますが 同時に 収穫の最盛期でもあります 。

 この時期 胡瓜の実は生長が早く いい形の胡瓜を収穫するためには 朝晩 穫りに来なければならないほどです。 1日空けて来ると 見違えるばかりになります。
 左の写真は 3本仕立てのうち 2番目の親蔓に 5個の実が連なって付いている様子です。
 今年の「夏すずみ」胡瓜は 4節も5節も雌花の続くことがあります。 どう言うことなのでしょうか。

 次の 右の写真は 1番蔓の脇から出た 子蔓に付いた胡瓜です。
 こちらも 節々に雌花が咲いて 実が生っています。 通常 子蔓の場合は 雌花1つ或は2つが付くと 2葉を残して摘心することにしています。 この場合は 葉の陰で子蔓が見えず 摘心するのを見落とし そのまま節々に雌花が咲いたのでしょう。
 今年の胡瓜は雌花の咲き方に 例年との違いを感じています。 この現象は これから先の 雌花の数 や 子蔓の出方に影響があるのでしょうか?
 いずれにしましても これからは 肥料切れを起こさない様に 目配りをし 梅雨の晴れ間を見ては ストウチュウを散布して ベト病やウドンコ病の予防と 葉からの栄養補給を心掛けます。 


 ナスは背丈が伸びて 私の肩の線を越え 枝々のいい位置にいい花が咲いています。
 今までの 土壌汚染が進んでいる農園では 土壌温度が25℃を越え ナスが本格的な収穫期に入るこの時期に 半身イチョウ病が発生して ナスの葉が次々と萎れて がっかりすることがありました。 幸い この畑は 3月に始めて開墾同様のハードな作業で土作りをしたクリーンな畑ですから その心配はないでしょう。

 これから次々に出る脇枝に 陽がよく当たるように 上に広がった ナス独特の支柱を建て ナスの樹形が上広がりになるように誘引しました。
 今後は 追肥を施しながら 梅雨明けの真夏の太陽が照りつけると マルチの上に分厚くワラを 一面に敷きます。
 また 根の状況が 良ければ 7月中に 枝の強剪定と同時に 根の更新を促して 秋ナスへのスムースな移行を計ります。

水曜日, 6月 18, 2008

トマト と トウガラシ

 梅雨前線は 西日本では北に盛り上がっていますが 東日本では南に下がっていて 関東地方は此のところ 日ざしが有り 気温が上がっても 湿気の少ない過ごし易い日が続いています。
 農園では 夏野菜の収穫期に入り トマト・トウガラシ・ナス・胡瓜などが毎日穫れるようになりました。

 このトマトは 昨年に比べると一週間ほど遅れましたが 1段房の実が真っ赤に熟して 家庭菜園ならでは味わえない 樹で色着いた本当の完熟トマトを 毎日戴けるようになりました。
 この「ファイト」は 1段〜2段の実着きが良く そのまま実を生らすと一房に6〜7個もの実が着きます。  しかし ここで多くの実を生らせると 4〜5段の実の着きが極端に悪くなる傾向がありますので 1〜2段の実を一房につき4個に摘果して制限しています。 これで1個当たりの単重がカタログに書かれている210grのレベルです これを3個に減らして摘果すると 中には単重が500gr近い異常果ができてしまいます。
 写真の右奥の2段目に異常な実が見えますが この房は1個が途中で落下し3個になっている為か? 春先のトマトーンの付け方が正常でなかったか? の何れかと思われます。
 家庭菜園では 売り物としてのサイズ規制はありませんが 質の良い実を収穫するためには やはり 標準サイズの大きさの実を生らせることが 目安になります。

 今年始めてタネを蒔いた トウガラシ「福耳」も実が穫れ出しました。
 ご覧の通り タネ屋のキャッチフレーズ ”手のひらサイズのジャンボトウガラシ” 通りの大きさです。
 ヘタを取って 辛い タネとワタを除き 強火で炙って醤油を付けて食べました。 果肉は結構厚くて 甘味とトウガラシの旨味があって ちょっとしたツマミにはグーでした。
 そのうちに纏まった数が穫れるようになると「青トウガラシ味噌」を作るつもりですが 取り敢えず当分は 焼きトウガラシで戴きます。  

金曜日, 6月 13, 2008

手作りで「梅酒」と「赤シソジュース」


 梅雨の晴れ間 庭の梅の木にハシゴを掛けて 梅の実を穫りました。
 手の届く範囲の実は 全て穫ったつもりでしたが 後で 二階から見ると まだまだ多くの実が取り残されています 残った実が熟すると 自然落下して 庭に甘酸っぱい香りが漂います。
 庭の梅は「白加賀」と言う種類で アンズの血が混じっているそうです。 今年の実は ご覧の通り 比較的 型が大きいようです。
 この青梅は ご近所の常客さんにもお分けして 梅酒に漬けられます。

 うちは 梅2キロを 4リッターのビン2本に分けて 漬けました。
 漬け方は オーソドックスです。 ただアルコールは ホワイトリカーと ウイスキーと ブランデーをその年々で使い分けています。 床下収納庫にヴィンテージ物の梅酒も残っていますので 今年は2本とも ホワイトリカーベースにしました。
 今年の梅を漬けるためには 前年の梅酒が入ったままになっている4リッタービンを空にしなければなりません。 前年の梅酒は一升ビンに移し替え 残った梅の実のなかで ふっくらとした綺麗な実は 梅ジャムにしました。


 安心して飲める 赤シソジュースのために 完全無農薬で栽培されたシソの葉を確保すべく タネ蒔き以降 防虫網のトンネルは外さないで ストウチュウを散布したりして 赤シソを育てています。
 シソの背丈が伸びて トンネルの天井に支えるようになったので 第一回の摘み取りをしました。 御陰様で虫の痕跡も無く 濃い赤色が光っている 綺麗な赤シソの葉が ドライベースで300グラム強 収穫出来ました。
 シソは芯を摘み取ると 脇芽が伸びて来て また摘み取れます。 従って 夏の終りにシソの花が咲き出すまでに もう1〜2回摘み取って ジュースが作れます。 

 作り方は 2年前に nagamasaさんから教わったのが原型です。
 水・クエン酸を使わないで 酢で煮出し 濾過して 砂糖と蜂蜜を加えて仕上げます。 所謂「赤シソジュース」としては オーソドックスな作り方では無く「 赤シソ酢」のような 濃縮ジュースになります。 このメリットは 短時間で作れる 食酢を飲める 水を使わないので保存が出来て 一年中飲める 等 です。
 ポイントの1つは 食酢の選択: 市販の普通穀物酢で さっぱりした酢を選んでいます。米酢の高級品は酢のクセが強過ぎて 敬遠しています。
 ポイントの2つ目は 酢に対する温度のかけ方: 酢の匂いが立って来たら直ぐにシソを入れて 温度をかけ過ぎないように注意しています。(折角の 酢の養分を逃がさない様に)
 また シソの葉は4〜5分程弱火で 漬け出させて 熱いうちに ガーゼタオルで固く絞り取ります。 砂糖は 葉を除いたジュースを別の鍋に移して加え 弱火で砂糖を溶かします。 火を止める前に蜂蜜を加え混ぜてから 火を止めたら出来上がりです。
 出来たジュースは 500mlの酢のビンに熱いうちに詰め 長期保存をする時は 冷蔵庫に保管します。
 夏の畑仕事から帰った時 炭酸水で5~6倍に薄めて飲む爽快感はたまりません。 また 毎朝 無糖ヨーグルトに加えて 色と香りと甘さを楽しんでいます。

月曜日, 6月 09, 2008

中玉トマト フルティカ


今年のトマトは 普通サイズの「ファイト」と 中玉の「フルティカ」を植えています。
 そのフルティカがやっと色着いてきました。

 今年も 2月7日にタネを蒔き 4月5日に定植しました。 ここまでは ほぼ例年通りでしたが その後 一段果実の生長や 色着きが かなり遅れました。
 フルティカは今年が始めての栽培で 過去の実績はありませんが 昨年までのミニトマト千果の記録では 5月末に既に 収穫が始まっています。
 また 昨年 普通トマトのファイトは 6月7日に7個平均が450grもある 立派なものが穫れた との記録が有ります 今年は まだ実が白くなり始めた段階で 一週間以上も遅れています。

 どうして こんなに遅れたのでしょうか?
 今春はトマトを定植した後 東京の気温が平年を4〜5℃も下回る寒波が数回来襲しました。 にもかかわらず、保温トンネルの掛け方が充分でなかった 管理不行き届きが まず第一の要因でしょう。
 更に 5月に入ってからは カラッと晴れた五月晴れの日が少なく 関東南部を通る低気圧の動きが遅いため 冷たい北東の海風が いつまでも吹き込む日が多かったので トマトは遅れを取り戻せなかったものと思はれます。

 さて 待ちかねたフルティカの一粒を穫って食べてみました。
 名前の通り フルーティーで甘く トマト癖が無く 皮が口に残らない 今様好みのトマトです そのまま 生で食べるのに向いています。 昨年までのミニトマト千果は 普通トマトが熟れて 穫れ出すと 千果はだんだん手を着けられなくなり 冷蔵庫の野菜室に溜ることが多くなっていました。 このフルティカは冷蔵庫に溜る 心配は無用の様です。
 そうなりますと 「千果」を 消化するために作り始めた「ミニで作るドライトマト」はどうなるでしょう?
 毎年作り続けて来た「ミニで作るドライトマト」が無くなるのも 淋しい思いがします。   

木曜日, 6月 05, 2008

東京湾の臨海公園

東京湾の奥には 幾本もの川が流れ込んでいます。 かつては その川の河口に 広大な干潟があり 魚介類が豊富で それをエサとする鳥類が飛来 繁殖する 関東でも有数の場所でした。

 現在 隅田川と荒川に挟まれた場所は「夢の島」と呼ばれて 廃棄物の埋め立て場所になり 東京湾の沖合に向かって伸びています。 その一部には18ホールの「若洲ゴルフリンクス」もあります ロングヒッターの岡本綾子プロの設計で 各ホール共距離が長く 私も 何回かラウンドしましたが あまりいい想い出の残っていないコースです。
 さて その東隣 荒川と江戸川とに挟まれた場所に「葛西臨海公園」が在ります 更にその東側は 江戸川を挟んで「東京ディズニーランド」へと続きます。


 梅雨入り前の一瞬の晴れ間に その「葛西臨海公園」に行ってきました。
 ここは「夢の島」とは違って ”緑と水と人とのふれあい” をテーマにして 人の造った自然が見られる場所です。 東京ドームの20倍近い広さがあって JR京葉線の駅から 歩いて5分の便利な所にあります。
 始めの写真は 海岸線近くの「展望広場」に広がるポピー畑です。
 真中に立っているのは 人工の「西なぎさ」に渡る「渚橋」の吊り支柱です。 その向こう側は荒川の河口で その先に細く横長の「若洲ゴルフリンクス」の緑が見えます。(写真面をクリックすると よく見えます)
 「西なぎさ」は磯遊びが可能ですが その隣に造られた「東なぎさ」は野鳥などの生態保護区域で 立ち入り禁止です。


 2枚目の写真は園内に造られた「鳥類園」で撮った「ダイサギ」の姿です。
 「鳥類園」には淡水の「上の池」と 塩気の混じった「下の池」があり この二つの池と東なぎさには 四季折々の野鳥が飛来します。 この辺りの木々はこんもりとしていて 立派な竹薮もあります。 林の小道を通って行くと所々に トーチカの様な観察舎が設けられています。 そこの観察窓から見ると 二羽のダイサギが周りを警戒しながら 抜き足差し足で歩いているのが見えました。
 

 公園内には 大小取り混ぜ数多くの樹木が植えられ 地元の老夫婦が 『毎年この時期にはサクランボを摘みに来る』と言って オオシマザクラの黒豆ほどのサクランボを袋に摘み取っておられました。 また 道端には白と赤の「ニワセキショウ」が一面に咲き 石組みの間からは赤紫の「マツバギク」が目立ちました。 最盛期は過ぎていましたが「ライラック」の花も残っていました。
  3枚目の写真は 木々の間から見えた 水族館の大きなガラスドームです 公園の一つのゾーンにある「葛西臨海水族館」です。
 この水族館は 日を改めて見に行くことにして その日は 同じ園内にあるホテルの 海が見えるレストランで昼食を取り 水上バスで東京湾クルージングを楽しんで帰りました。