「秋の一日遅れは 春の十日に匹敵する」と言われます 一日でも早く秋野菜を と焦る気持で 雨が上がるのを待ち侘びて畑に出ると 突然 雷鳴が聞こえ 道具の泥落しもそこそこに 引き上げるはめになります。 車での通園は禁止 自転車で飛ばしても片道に20分 その間に雨粒は大きく激しくなって びしょ濡れで帰って来ます。 その様 急な雷雨に 最近3回も遭いました。
今年は梅雨明けの時も オホーツク海の高気圧が何時迄も強く 梅雨前線が縦に停滞して 西日本は真夏の太陽が輝き 東日本は何時までもすっきりしない日が続きました。 このオホーツク海高気圧がいまだに頑張っているために 関東の夏の天候は不順が続いています。
梅雨明けのすっきりした夏空を待って 例年は7月中に行っていたナスの剪定を 今年は 8月10日に行いました。
通常は 3本仕立の各枝の最下段 一芽だけを残して それ以上は切り取る 文字通の強選定をしますが 今年は剪定が遅れたこともあり 3本仕立の各枝とも数個の芽を残した軽い選定にとどめました。
上の写真でご覧の通り 選定で残した全ての芽から脇枝が伸びて すぐに小さな花が咲き始めました。 この色形が貧相な花々には まともな実が着くでしょうか? 花は咲いたが気にもなります。
また 軽い剪定で芽を複数に残しましたので 新枝がたくさん出て 右の写真でご覧の通り ブッシュ状の姿になり 剪定前の3本仕立の面影は見られなくなっています。
この姿で 各枝は秋の何時頃まで実を着けることが出来るのでしょう? もう1度 剪定して枝の数を減らす様なことにならないでしょうか。
さて 暑さと 雷雨で 延び々々になっていた ブロッコリー・カリフラワーの苗は トマトを片付けた跡地にやっと植え終えました。
定植遅れでヒョロヒョロ苗になり 根の状態も芳しくありません。 定植した後 根の気付薬(過燐酸石灰を500倍の水で溶かしたものを そう称しています)を一株当り2カップ程づつ 根が土に馴染むように 株元にゆっくりと潅水しました。
防虫網のトンネルを高く張り その上から日除けの黒寒冷紗も張ってあります。