土曜日, 6月 26, 2010

トマトの収穫とジャンボニンニクの花

 普通トマト「ファイト」がやっと収穫期になりました。 種蒔き後 百五十日が経っています。
 例年も中玉トマト「フルティカ」が開花して 定植するのは「ファイト」よりも1週間ほど早いのですが 今年の春は 異常な寒波に見舞われ 「フルティカ」を定植した後 記録的な遅い雪が積もり 温度が低く 「ファイト」の定植が遅れました。

 「ファイト」の1段果実は ご覧の通り 比較的粒が揃っています。 今までは 1果が400グラムもある巨大果が同じ房の中に混じっていたものです。
 今年の夏野菜は 全体に収穫が遅れていますし 出来映えも芳しく無いようです。

 作秋 農園仲間の方に「花が大きくて 面白いよ」と言われて ジャンボニンニクを1球いただきました。
 花を愛でるためにはと言うことで 家の庭で コンテナに植えておきました。
 ジャンボの名にふさわしい 大きく 丈夫な葉の中から 花芽が立ち上がってきて
やっと ご覧の様な見事な花が咲きました。
 ニンニクとしては 外観は大きいが 食味はイマイチとのことです。 
 はたして如何でしょうか。 

金曜日, 6月 18, 2010

ニンニクとニンジンの収穫

 始めてのニンニク作りを 植付から収穫まで 手探りでやってきました。
 収穫時の見極めも「葉が半分ほど枯れたら 晴天の日を選んで収穫」と指導書には書いてありますが 無経験者には その「半分ほど枯れた」の程度が分かりません。 また 一株づつ試し掘りしをしてみたものの それが はたして適期であるのかどうかも判断がつかず これでいいのか? どうか? 度々試し掘りを繰り返すばかりでした。
 梅雨入り宣言が発表されて 「晴天の日」の文字がキーワードになって 残りの全株を掘り上げる踏ん切りがつきました。 
 全部で22片を植え付け 途中 異常株(5月27日付けで記載の)と 試し掘りの4株を除いた残り17株を全部収穫し 軒下に吊り下げるように 4個づつ紐で括りました。
 ご覧の通り 大きさは先ず々々ですが 「ホワイト6片」の名には不似合いな外観です。
 しかし 次回のニンニク作りでは 余裕をもって 先々の予測をしながら 育てられることでしょう。

 3月14日付けで記載しました「17年目のニンジン」も 6月の半ばを過ぎると 葉がばらけてきました。
  育ちの良さそうな 株を引き抜いてみた写真です。
 今年は 土が良くなり 土の塊も無くなり 形も素直で 色のいい ニンジンが穫れました。
 まだ寒い時期に 1㎡足らずの狭い場所に 密集して 17年前の古い種を蒔きましたが ほぼ順調に発芽・生育し どうやら4~50本ほどは収穫出来そうです。

木曜日, 6月 10, 2010

トマトと胡瓜の近況

 飛鳥界隈をレンタサイクルで回っている間 更新が滞りました。
 6月のこの時期になると その数日の間に 夏野菜は急な変化をしていました。

 中玉トマト「フルティカ」の1段目が 赤く色着いてきました。
 後 数日で今年の初物が戴けそうです。 
 2本仕立ての主枝は 既に6段の花が開花し 脇枝は4段目が開花しています。
 旅行の前に 第2回目の追肥を終えてあります。
 農園の中には モザイク病に罹っているトマトも見られます。 また ジャガイモはあちこちで疫病の葉が見られます 今度 雨が降ると 疫病菌がトマトにうつって来るでしょう。 これからは 病気に対する注意が必要で 周りの畑の観察も欠かせません。 
 一方 普通トマトの実は大きくなっていますが まだ青く 触っても堅い感じです。

 次の写真は胡瓜の蔓が ネットを駆け上がっている様子です。
 早い蔓は 目の高さほどまでのぼっています。
 90cm巾 330cm長さの畝に 3株植えてあります。
 例年通り 各株とも 3本仕立てで蔓を伸ばしていますので 全部で 9本の蔓がネットを這い上がっています。
 これも例年通り 注水パイプを敷設した畝を 黒マルチでスッポリと覆ってあります。
 旅行から帰って来ると ノックバット程に太った胡瓜が数本 転がっていました。 これからは 形のいい胡瓜を収穫する為には 朝夕 2回農園に足を運ぶ必要があります。
 また トマト・胡瓜 共に実が生りだすと カラス対策も欠かせません。

金曜日, 6月 04, 2010

プランターソラマメ・ズッキーニ・ニンジン

 始めてトライしたソラマメのプランター栽培も総括の段階になりました。
 ご覧の様な ソラマメが穫れています。
 穫れている実は 3粒入った莢も結構あり また 1粒1粒の豆自体も大きく 食味は満足のゆく出来でしたし アブラムシ対策も万全でした。
 しかし 畑での栽培に比べますと 実の着く数が少なく 収量は1/3から1/4でした。

 4個の深形プランターに 6株を定植し 各株から4〜5本の枝を伸ばして花を咲かせました。 3/21付けの「プランターソラマメの春」をクリックすると 咲き乱れる花々の写真がご覧になれます。
 ところが 収穫出来た莢の数は 合計で60数個でした。 この数は 1枝あたり3莢程になります。 
 株の大きさ 花の咲き振りからすると 甚だ不満足な結果となっています。
 やはり 根の大きさが拘束されることと 場所が狭く そのうえに 防虫網ネットのトンネルを掛けたための 日光不足が原因だと思われます。
 ソラマメの プランター栽培の限界を知った結果になりました。

 ズッキーニの雌花が 目立つようになりました。
 ズッキーニはその日に咲いた雄花を 午前8時頃迄に摘み取って 受粉すると百パーセント実がなり 5〜6日も経つと店で売っているズッキーニよりも見事な実が収穫できます。
 この早朝の受粉作業が ズッキーニ栽培には欠かせないことです。 従って 農園では ズッキーニを植えている人達が協定を結んで「どこかの雄花が咲くと その雄花で その朝咲いている雌花に受粉して回ること」になっています。
 写真のこの雌花も 今朝誰かが 受粉をした印に 使った雄花がその雌花の前に置かれています。

 2月の 寒い時期に17年昔の古い種を蒔いたニンジンも 6月になると収穫期に入ります。 
 先日 1本を試し掘りをしてみましたが 順調に太ってきているようでした。
 間もなく 収穫です。
 収穫すると この柔らかい ニンジンの葉も 天ぷら等で美味しく戴け 栄養も満点です。