火曜日, 7月 20, 2010

梅雨明け十日

 梅雨明け十日は 天気が最も安定していて 特に 朝の空は雲一つなく 真っ青です。 
 真夏の太陽が照りつけると 存在感を示すのが この「伏見甘長」シシトウです。
 暑くなると 実の生長が急に早くなり 毎日のように収穫しています。
 そして 暑くなっても 土が乾いても 辛くはならず 焼いて 醤油をかけるだけで 夏のビールの友として欠かせません。

 また 梅雨が明けるのを待っているのは ドライトマト作りです。
 今年も 例年の通り この太陽を待っていました。
 「ミニで作るドライトマト」をクリックすると その記事がご覧いただけます。

 梅雨が明けると 秋の ブロッコリーやカリフラワー類の苗造も 準備に入ります。
 この時期の苗作りは 真冬の トマトの苗作り以上に神経を使います。 
 ポイントは高温による 苗の徒長です。 
 8月に入ると 日の入りは 夏至に比べて20分ほど早くなり 太陽の通り道 黄道の角度が低くなります。
 手持ちの場所で 午後の日差しが 西隣の建物の陰に早く入って これから 比較的涼しい場所になるのは 人参がまだ残っている場所です。 
 と言うことで 6月の初旬以来 太った人参から順繰りに収穫してきた残り30株を全部引き抜き 苗造りの場所を確保しました。
 今年の人参は 割れや また根がほとんど無く 線虫に害されることも無く 上出来でした。
 17年目の種が 有終の美を飾りました。

水曜日, 7月 14, 2010

赤シソ・福耳・茄子

 赤シソの葉が いい色に仕上がってきました。
 今年は 15ポットに種を蒔き 1ポット当たり2株に間引き 本葉が3〜4枚出た頃に マルチを張って定植しました。
 完全無農薬の葉を使って ジュースをつくりたいので ずっと防虫網のトンネルの中で育て 摘み取りの4〜5日前にトンネルを外して 陽に当てました。
 株元の 元気のいい脇枝を2本づつ残して 全株の主枝を摘み取りました。
 第1回の「赤シソ ジュース」を作るための 葉のネット重量は650grでした。
 これに クセの無い穀物酢 2リッターと 砂糖2kgに蜂蜜を加えて 約3.5リッターの濃縮赤シソジュースが出来ました。
 このジュースを 5~6倍の冷たいソーダ水や水で割って 農園から帰った時に グイット飲むと これからの夏場を凌ぐには最高です。
 もう20日もすると 今回残した脇枝が生長して もう一度 ジュース用のいい葉が穫れます。
 さすがは 3回目になると 葉の赤色が薄くなり 緑のシソの葉になってしまうので 2回目の収穫時に 株を引き抜いて終了とします。

 次は 今年始めてブログに登場する 大型シシトウ「福耳」です。
 このシシトウは 実の生長が非常に早く 花が咲いてから 収穫可能までの期間が1週間ほどで ご覧の様な実になります。
 従って ピーマンやパプリカや満願寺など 実の肥大期間が長く その間にオオタバコガの幼虫に入り込まれて 無農薬では まともな実を収穫するのが難しいのとは違って 作り易い作物です。
 ただし 今頃の「福耳」は辛くはありませんが これから梅雨が明けて 乾燥 肥料切れが起こると 猛烈にカプサイシンが多くなり 素手で調理すると 翌朝手が真っ赤になり ザクザクと熱を持った様に感じる程になります。
 これからは 潅水管理が 欠かせません。

 デジカメで茄子紺の色を出すのには苦労しています。
 たまたま 葉陰に下がっている ナスの実をデジカメで撮ったところ 意外に自然な茄子紺色が撮れていたので 掲載しました。
 今年は 日照不足等で 夏野菜の出来はイマイチですが 最近の傾向は 昼間は太陽が顔を出し 夕方から夜にかけて 強い雨が降るパターンが続いているお陰で 多少持ち直してきた様に思えます。 
 はたして この夏は どんな夏になるのでしょうか。