土曜日, 11月 27, 2010

江戸東京博物館 友の会 『東京新百景』写真展

 最後の夏野菜 ナスやシシトウ類も片付け終えて 冬野菜の収穫までの間 菜園の写真は端境期になりました。

 今回は 去る9月27日付けブログ「写真展をすすめる」の続編として 以下 江戸東京博物館友の会「東京新百景」写真展について掲載します。
 写真展は「JR両国駅」の3番線ホーム通路を借用して開催されました。 
 右上写真の3番線ホームは 国鉄時代に ここ両国発で運行されていた房総線の始発駅として使われていた懐かしい建物です。
 ご覧の通り現在はレトロな雰囲気に化粧されて 修学旅行などの団体列車の始発ホームとして 時々使われているようです。
 このホームへ通じる通路の両側の壁面に、50枚ずつ計100枚の写真が展示されました。
 駅の改札口を入ると 真正面 目の付き易い好位置に この通路があります。
 週日は通勤・通学の人々が 土日には家族連れや 外出の道すがらの人々が立ち寄られました。
 多い日には1日で400人以上の方が入場されて 6日間で 合計2千人以上の入場者数を記録しました。
 会期中は入場者に配るチラシが無くなり 慌てて増刷に走ることもありました。
 公共の場所を借りた為に 壁面への写真のセット方法や 会場の標示ポスターなどで制約もありましたが 両国駅のご協力を得たお陰で 多くの方々にご覧いただけて 成功でした。

 写真は A4の光沢紙で募集をしました。
 うち入選した百枚の写真は 簡単な額に入れられて 撮影者名の順に展示されました。
 右の写真は 私の入選した写真4枚が展示されているコーナーです。
 4枚のうち 右端の1枚はおもいもかけない金賞を受賞した写真です。
 なお 入選が果たせなかった写真も含めて 私が応募した全写真はPicasaアルバムにのせています。
 アルバムの URLは 下記の通りです。(クリックするとご覧いただけます)
 http://picasaweb.google.com/ssgw.mi

 今回の写真展は 友の会 の創立10周年記念事業として企画されましたので 百景の全写真を収録した図録(左の写真)も作成し 全会員に配布されました。
 百枚の写真には タイトルと簡単なキャプション 及び 撮影場所の所在地と撮影者名が付けられて 残したくなるほどの図録に仕上がっています。
 会員の方々でも 行ったことのない所の写真があり ガイドブックにもなると好評でした。

木曜日, 11月 04, 2010

夏野菜の終楽章

  農園で聞く 夕方の時報は「夕焼け小焼け」ですが 「お寺のかね」の音ではなく 警報放送用のトランペットスピーカーが鳴ります。
 夏は このメロディーを聞きながら のんびりと農作業をつづけておれますが 11月になると 手もとが すぐに薄暗くなって 人影もなく うら寂しくなります。
 「福耳」の 白い 小さい花が 1輪 ポツンと咲いているのが印象的です。
 異常な猛暑を乗り越えて 奮闘してきた 夏野菜も 最終楽章を迎えました。
 10月の中程に 最後の追肥を遣った シシトウ類と ナスも みかけは大柄ですが なんとなく生気がなくなっています。
 「福耳」は 7月に 収穫が始まって以来 ずっと生り続け 夏頃からは 花が 房状になって咲きます。
 実の肥大も早く 1週間ほど経つと 左の写真のように 実が 鈴生りに着きます。
 3株も植えておくと 3~4日毎に 40~50個も収穫してきましたが もうこの鈴生りの姿も見納めでしょう。

 ナスは 9月の初めから 柔らかい剪定ナスが穫れ始め 以降 欠かさずに穫れてきましたが ここにきて めっきりと花が少なくなりました。
 花をたまに見つけても 夏の威張ったような花と違って 俯きかげんで 遠慮がちに見えます。
 また 実の肥大が遅く その分 実が固くなりました。
 
 終楽章もフィナーレに入り 宵闇に消てゆきそうです。