朝の冷え込みが厳しくなり 早朝の農園には霜がびっしり降りています。
この頃の関東平野では 抜けるような青空の日が続きます。天気図を見ると縦縞の等圧線が並び 北関東の山脈を超える際に水分を全て落とした 北西の空っ風が吹き荒れます。
街中を歩いていますと 寒椿の生け垣の上から 黄色のカリンと 柿の実が 青空を背景に映えて見えました。
がつがつしている 都会のカラスやヒヨドリさえ 見向きもしないところをみると この柿は渋柿かも知れません。
さて 寒さにかこつけて 農園が遠くなり 収穫を一日延ばしにしていた里芋も 地上部が 枯れて もう何日も経ってしまいました。
この里芋は 学校の農園に例年植えている「大野イモ」です。植え残った種芋2個を 畑の片隅に埋めておきました。
種芋の中の一個は 大きくて 形もいびつでした。 この種芋からは 3本の芽が出たので 3本仕立で育てることにしました。
今回 掘りあげてみたら 3個の大きな芋(子芋と言うべきでしょうか?)があり その周りに それぞれ10個ほどの芋(孫芋?)が付いていました。 一個の種芋から 30個以上穫れたことになります。
もう一個の種芋は 1/3ほど鍬で切り取られた種芋でしたので まともに育つのか? 気になっていました。
芽の出る時期も遅く 葉の大きさや数も見劣りしていました。
それでも 掘り上げてみますと 5〜6個の子芋が付いていました。
この「大野イモ」は 親芋も食べられますし 食感も良好 美味しい芋です。
写真でご覧の通りの外観で 目方は5kgありました。
カリフラワーは 白色を際立たせるために ある程度の大きさになると 外葉を縛って花蕾を隠します。
そのために 見難いと言うこともありますが このカリフラワーは穫り遅れて ご覧のような巨大カリフラワーになってしまいました。
帰って 目方を計ってみましたら 何と 1.8kg もありました。
しかし 小房に分けて 塩茹でして ニンニク オリーブオイル和えにすると 柔らかく 美味しく 戴けました。 (毎食 食卓に 顔見せすることになりましたが)
少し 遅れて植えた「オレンジブーケ」の方も 収穫適期になってきました。
こちらは オレンジ色を強調するために 外葉で隠すこともありません。
こんどは 穫り遅れのないように 農園に足を運ばねば と思っています。
その他 大根やカブや白菜 ホーレンソウや小松菜等々 葉物野菜類もあります。
せっせと収穫に来ないと と反省している次第です。
このブログは 小さな家庭菜園での野菜作りを中心に 写真を付けて メモ風に書いています。 平素 ”目肥” 即ち よく観察をして 野菜の要求を悟り 即時に対応するよう心がけています。 さて このブログを通じて 多くの家庭菜園 愛好の方々と お交わりが出来たことに感謝しています。 これからも「菜園ブログ」の軸はぶらさないで 少しづつ 範囲を広げながら 続けて行きたいと思っています。
木曜日, 12月 22, 2011
土曜日, 12月 03, 2011
プランターイチゴ・室生寺と長谷寺
クリスマス ケーキの真っ赤なイチゴが店先に目立つシーズンです。
さて 同じイチゴでも シーズン離れしたイチゴの話です。
昨年の秋に 隣のイチゴ畑から 1本の元気なランナーが伸びて来ました。
隣のイチゴ畑が片付けられた後 そのランナーは切り離されて 親なし子になりました。
不憫に思って その子株をポットに移植し 寒風を避ける場所に置きました。
3月に コンテナーに植え替えると 5月には花が咲きだしました。
始めの写真は5月末に写したものです。
このイチゴの 実は小粒ですが 甘みがあって美味しいので 来春は もっと株数を増やして プランター栽培に挑戦してみる気になりました。
そこで イチゴの入ったコンテナーの両脇に ランナーを伸ばす場所として大型のプランターに土を詰めて並べ ランナーの伸びるままに放任しておきました。
2枚目の写真は 夏場に 多くのランナーが 次々に伸びている様子です。
8月に入ると ランナーから子株を切り離して ポットに移して 育苗しました。
ガイドブックによると 親株から出たランナーの2番目以降の子株を育苗するように書いてあります。 子株の中でも 大きく葉が茂った子株と あまり葉の茂っていない株があります。 それぞれの子株がどのように生育していくのかを見たいと思って いろんな子株をポット分けしました。
11月に ポットの苗もしっかりしてきたので 株を選び 5個のプランターに2株づつ 1個のプランターには プランター当りの適数をためすために 1株だけ植え 合計11株の苗を植え付けました。
用土は夏場 トマトを植えてあった土に 石灰とボカシ肥と腐葉土を加えて作りました。
3枚目の写真は6個のプランターに定植されたイチゴの写真です。
4枚目の写真は 定植後の真っ赤なクラウンの写真です。
あまり深植えにならないように クラウンが土に埋まらない程度に植えました。
株が大きい割りに クラウンの小さいのもあり その逆もあります。
イチゴの栽培は全くの素人です 今後これらの株達がどの様に育ち 春には どれ程の実が着くのか 1株毎に背番号でも付けて 見まもっていきたいと 楽しみにしています。
この秋は 上野の博物館で「空海と密教美術展」と 引き続いて「法然と親鸞 ゆかりの名宝展」を見てきましたので 恒例の奈良見物の行き先は 室生寺と長谷寺に決めていました。
始めの写真は 室生寺の五重塔です。
密教寺院らしく 鬱蒼とした木立の中に こじんまりと建っている五重塔です。
室生寺へは 学生時代に 今は亡き友達と二人で来ました。 この石段の下に立っと 半世紀の時を超えて その時の情景がリアルに浮かび しばし感慨に耽りました。
近鉄の長谷寺駅を降り 急な坂道を下って 初瀬川を渡ると 大和と伊勢を結ぶ古い初瀬街道に出ます。 昔の面影を残す街道の街並は風情があります。
歩くこと約30分で 長谷寺の仁王門に着きます。
そこから この399段の登廊を上ると 初瀬山の中腹に建つ 真言宗豊山派の総本山 長谷寺の本堂があります。
写真に見えます 長谷型の灯籠は 2間おきに吊るされていて 昔ながらの風雅な趣を伝えています。(写真をクリックしてご覧下さい)
また その日は 運良く 長谷寺に連綿と伝えられてきた 銅板法華説相図(国宝)他 数々の宝物を見ることができました。
なお ここをクリックするとアルバムがご覧いただけます。
さて 同じイチゴでも シーズン離れしたイチゴの話です。
昨年の秋に 隣のイチゴ畑から 1本の元気なランナーが伸びて来ました。
隣のイチゴ畑が片付けられた後 そのランナーは切り離されて 親なし子になりました。
不憫に思って その子株をポットに移植し 寒風を避ける場所に置きました。
3月に コンテナーに植え替えると 5月には花が咲きだしました。
始めの写真は5月末に写したものです。
このイチゴの 実は小粒ですが 甘みがあって美味しいので 来春は もっと株数を増やして プランター栽培に挑戦してみる気になりました。
そこで イチゴの入ったコンテナーの両脇に ランナーを伸ばす場所として大型のプランターに土を詰めて並べ ランナーの伸びるままに放任しておきました。
2枚目の写真は 夏場に 多くのランナーが 次々に伸びている様子です。
8月に入ると ランナーから子株を切り離して ポットに移して 育苗しました。
ガイドブックによると 親株から出たランナーの2番目以降の子株を育苗するように書いてあります。 子株の中でも 大きく葉が茂った子株と あまり葉の茂っていない株があります。 それぞれの子株がどのように生育していくのかを見たいと思って いろんな子株をポット分けしました。
11月に ポットの苗もしっかりしてきたので 株を選び 5個のプランターに2株づつ 1個のプランターには プランター当りの適数をためすために 1株だけ植え 合計11株の苗を植え付けました。
用土は夏場 トマトを植えてあった土に 石灰とボカシ肥と腐葉土を加えて作りました。
3枚目の写真は6個のプランターに定植されたイチゴの写真です。
4枚目の写真は 定植後の真っ赤なクラウンの写真です。
あまり深植えにならないように クラウンが土に埋まらない程度に植えました。
株が大きい割りに クラウンの小さいのもあり その逆もあります。
イチゴの栽培は全くの素人です 今後これらの株達がどの様に育ち 春には どれ程の実が着くのか 1株毎に背番号でも付けて 見まもっていきたいと 楽しみにしています。
この秋は 上野の博物館で「空海と密教美術展」と 引き続いて「法然と親鸞 ゆかりの名宝展」を見てきましたので 恒例の奈良見物の行き先は 室生寺と長谷寺に決めていました。
始めの写真は 室生寺の五重塔です。
密教寺院らしく 鬱蒼とした木立の中に こじんまりと建っている五重塔です。
室生寺へは 学生時代に 今は亡き友達と二人で来ました。 この石段の下に立っと 半世紀の時を超えて その時の情景がリアルに浮かび しばし感慨に耽りました。
近鉄の長谷寺駅を降り 急な坂道を下って 初瀬川を渡ると 大和と伊勢を結ぶ古い初瀬街道に出ます。 昔の面影を残す街道の街並は風情があります。
歩くこと約30分で 長谷寺の仁王門に着きます。
そこから この399段の登廊を上ると 初瀬山の中腹に建つ 真言宗豊山派の総本山 長谷寺の本堂があります。
写真に見えます 長谷型の灯籠は 2間おきに吊るされていて 昔ながらの風雅な趣を伝えています。(写真をクリックしてご覧下さい)
また その日は 運良く 長谷寺に連綿と伝えられてきた 銅板法華説相図(国宝)他 数々の宝物を見ることができました。
なお ここをクリックするとアルバムがご覧いただけます。
日曜日, 11月 13, 2011
秋野菜の収穫期になる
11月初旬には 区役所の玄関前広場や一階のロビーで 農業祭が開催され 地産野菜の品評会や 展示即売会などが開かれます。
農業祭の催事の一つに 区民が 区内で撮った農園写真を募集した「フォトコンテスト」が開かれます。 一人2枚の応募作品の中から 入選作品を5枚 更にその中から1枚 会長賞が選ばれます その他佳作10枚を合わせた それらの写真は 農業祭が終った後も10日間ほど玄関ロビーに展示され 区役所に来られた人々が 何時でも見られるようになっています。
上の写真は 左に掛かっている会長賞作品 以下4枚の入選作品を展示したパネルです。
会長賞に選ばれたのは 私と同じ農園の方で よろこびもひとしおでした。 私の作品は 手前から2枚目の写真です ブログにも掲載しています学校の芋掘会で撮った中の一枚です。
農園の秋野菜も収穫期を迎えました。
右の写真は 4メートル 一畝に植えた 九条太ネギです。
昼間と朝晩の温度差が大きくなり 食卓では 鍋物の回数が増える季節になると ネギも甘みを増し 葉も柔らかくなって ネギのシーズンです。
この同じ畝には このところ 恒例になっている西洋ネギも植えてあります。
10月下旬に 最後の追肥・土寄せを終えると 西洋ネギは急速に茎が太くなり どっしりした姿になります。 普通ネギほど 茎の白い部分は伸びませんが 巻がしっかりして 旨味が蓄えられているように思われます。
早生のカリフラワーは 4~5日見ない間に真白な花蕾が現れてきました。
チョウチョの動きが鈍くなる ぎりぎりまで 防虫網トンネルの中に 閉じ込めていましたが トンネルを外すと 急速に葉を広げ 中央の花蕾も急生長しました。
このカリフラワーは 花蕾を直径20㎝以上大きくしても 柔らかいので もう数日後に初取りの予定です。
茎ブロッコリーは 頂花蕾が500円玉ほどの時期に摘み取ると ご覧の通り 側枝花蕾が急速に伸びます。
茎の長さが15〜20㎝ ほどになると 側枝のもとから切り取ります。
茎も花蕾も柔らかく 戴けます。
これから 2〜3月まで収穫が出来ますので 最近は 普通のブロッコリーの数を減らして 茎ブロッコリー主体にしています。
農業祭の催事の一つに 区民が 区内で撮った農園写真を募集した「フォトコンテスト」が開かれます。 一人2枚の応募作品の中から 入選作品を5枚 更にその中から1枚 会長賞が選ばれます その他佳作10枚を合わせた それらの写真は 農業祭が終った後も10日間ほど玄関ロビーに展示され 区役所に来られた人々が 何時でも見られるようになっています。
上の写真は 左に掛かっている会長賞作品 以下4枚の入選作品を展示したパネルです。
会長賞に選ばれたのは 私と同じ農園の方で よろこびもひとしおでした。 私の作品は 手前から2枚目の写真です ブログにも掲載しています学校の芋掘会で撮った中の一枚です。
農園の秋野菜も収穫期を迎えました。
右の写真は 4メートル 一畝に植えた 九条太ネギです。
昼間と朝晩の温度差が大きくなり 食卓では 鍋物の回数が増える季節になると ネギも甘みを増し 葉も柔らかくなって ネギのシーズンです。
この同じ畝には このところ 恒例になっている西洋ネギも植えてあります。
10月下旬に 最後の追肥・土寄せを終えると 西洋ネギは急速に茎が太くなり どっしりした姿になります。 普通ネギほど 茎の白い部分は伸びませんが 巻がしっかりして 旨味が蓄えられているように思われます。
早生のカリフラワーは 4~5日見ない間に真白な花蕾が現れてきました。
チョウチョの動きが鈍くなる ぎりぎりまで 防虫網トンネルの中に 閉じ込めていましたが トンネルを外すと 急速に葉を広げ 中央の花蕾も急生長しました。
このカリフラワーは 花蕾を直径20㎝以上大きくしても 柔らかいので もう数日後に初取りの予定です。
茎ブロッコリーは 頂花蕾が500円玉ほどの時期に摘み取ると ご覧の通り 側枝花蕾が急速に伸びます。
茎の長さが15〜20㎝ ほどになると 側枝のもとから切り取ります。
茎も花蕾も柔らかく 戴けます。
これから 2〜3月まで収穫が出来ますので 最近は 普通のブロッコリーの数を減らして 茎ブロッコリー主体にしています。
木曜日, 10月 13, 2011
葉物野菜の種蒔き
秋の葉物野菜は 空いた場所を見つけては 少しずつ いろんな種類の種を蒔きました。
前回の カブ続いて ブロッコリーの畝の端に 3種類の種を蒔きました。
一番手前の2筋は サラダ用のベビーリーフです。
蒔いた種はを見ると アブラナ系の種が大半を占め レタス系 他の種が混じっていましたが 発芽は アブラナ系が早く この角度からの写真では レタス系はアブラナの大きな葉の陰で見ることができません。
次の ギザギザ葉の2筋は 今世界的に流行のサラダ用早生ミズナです。
奥の 2筋は この冬 家の プランターに種をまき 梅雨の頃まで 葉を摘み取って戴いていた ワサビナです。 若いうちは 葉も柔らかいので サラダ用に混ぜて食べようと思っています。 葉丈が20cmほどに大きくなると ワサビに似た香りがして あさ漬にすると美味しいです。 そのために 本葉が 2~3の頃に間引く株を 別の場所に植え広げて 冬中 昨年までのキザミナ カラシナに代えて このワサビナをあさ漬用にしようと考えています。
次の写真は 白菜畝の 南端の空き地に種を蒔いた ルッコラと大葉春菊です。(前の写真の2日後に蒔きました)
この手前の1筋が ルッコラです。
種は ミラノに行った時に 市内の種専門店で買い トランクの底に忍ばせて帰ったもので 秋蒔きのルッコラは この種を蒔いています。 もう一つ 春に蒔くルッコラは アラブ土産で頂いた種を蒔きます。
奥の3筋の大葉春菊は 種袋を見ると 「'03年6月」 とあります。 ここ数年 この種を蒔いていないので 一昼夜水に浸けてから 生きていそうな種を蒔きましたが やはりルッコラに比べると発芽率は悪いようです。
この春菊は 葉を摘み取るタイプですし 霜に弱いので この時期の種蒔きでは遅過ぎたかもしれません。
3枚目の写真は 台風で倒れたシシトウの跡に種を蒔いたグループです。
約4メートルの長さの畝を シシトウの古マルチを利用して 3つに区分けしました。
始めの区画には ホウレンソウを4筋蒔きました。
ホウレンソウは 本葉が3枚頃まで タチガレ病に罹りやすいので 発芽したら雨よけフイルムを掛けています。 それでも 端の方はタチガレが出やすいので 手前に1列だけサラダ用のベビーリーフを蒔いてあります。
2番目の区画は 右側2筋にサラダ用早生ミズナを蒔き 左側3筋には赤葉のミズナを蒔きました。 赤葉のミズナはピリットした辛みがあり 右側の青色ミズナと合わせてサラダの彩りになると思っています。
3番目の区画は 小松菜を5筋蒔きました。
その奥 横2筋に 鮮黄色の種が珍しい 黄カラシナを蒔いています。 種の色を見るとピリッとした辛みが期待出来そうで 漬物・お浸しに と思っています。 黄カラシナも 間引き苗を 他の場所に 植え広げて株数を増やして 冬場に備えるつもりです。
前回の カブ続いて ブロッコリーの畝の端に 3種類の種を蒔きました。
一番手前の2筋は サラダ用のベビーリーフです。
蒔いた種はを見ると アブラナ系の種が大半を占め レタス系 他の種が混じっていましたが 発芽は アブラナ系が早く この角度からの写真では レタス系はアブラナの大きな葉の陰で見ることができません。
次の ギザギザ葉の2筋は 今世界的に流行のサラダ用早生ミズナです。
奥の 2筋は この冬 家の プランターに種をまき 梅雨の頃まで 葉を摘み取って戴いていた ワサビナです。 若いうちは 葉も柔らかいので サラダ用に混ぜて食べようと思っています。 葉丈が20cmほどに大きくなると ワサビに似た香りがして あさ漬にすると美味しいです。 そのために 本葉が 2~3の頃に間引く株を 別の場所に植え広げて 冬中 昨年までのキザミナ カラシナに代えて このワサビナをあさ漬用にしようと考えています。
次の写真は 白菜畝の 南端の空き地に種を蒔いた ルッコラと大葉春菊です。(前の写真の2日後に蒔きました)
この手前の1筋が ルッコラです。
種は ミラノに行った時に 市内の種専門店で買い トランクの底に忍ばせて帰ったもので 秋蒔きのルッコラは この種を蒔いています。 もう一つ 春に蒔くルッコラは アラブ土産で頂いた種を蒔きます。
奥の3筋の大葉春菊は 種袋を見ると 「'03年6月」 とあります。 ここ数年 この種を蒔いていないので 一昼夜水に浸けてから 生きていそうな種を蒔きましたが やはりルッコラに比べると発芽率は悪いようです。
この春菊は 葉を摘み取るタイプですし 霜に弱いので この時期の種蒔きでは遅過ぎたかもしれません。
3枚目の写真は 台風で倒れたシシトウの跡に種を蒔いたグループです。
約4メートルの長さの畝を シシトウの古マルチを利用して 3つに区分けしました。
始めの区画には ホウレンソウを4筋蒔きました。
ホウレンソウは 本葉が3枚頃まで タチガレ病に罹りやすいので 発芽したら雨よけフイルムを掛けています。 それでも 端の方はタチガレが出やすいので 手前に1列だけサラダ用のベビーリーフを蒔いてあります。
2番目の区画は 右側2筋にサラダ用早生ミズナを蒔き 左側3筋には赤葉のミズナを蒔きました。 赤葉のミズナはピリットした辛みがあり 右側の青色ミズナと合わせてサラダの彩りになると思っています。
3番目の区画は 小松菜を5筋蒔きました。
その奥 横2筋に 鮮黄色の種が珍しい 黄カラシナを蒔いています。 種の色を見るとピリッとした辛みが期待出来そうで 漬物・お浸しに と思っています。 黄カラシナも 間引き苗を 他の場所に 植え広げて株数を増やして 冬場に備えるつもりです。
火曜日, 10月 11, 2011
コガネムシの幼虫
家庭菜園では 秋は 葉物野菜のシーズンです。
先ず 育てやすい 種類が豊富 味がいい 収穫期には生長がゆっくりしているので好きな時に 必要な分だけ収穫すればいい などなど。
例年9月の20日過ぎ 今年は強烈な台風が22日に来襲しましたので その台風一過後 葉物野菜の種を次々と蒔きました。
9月24日に 大根畝の続きにカブを筋蒔きしました そして ヨトウムシが入り込まない様に 防虫網を厳重に張ったトンネルをかけました。
カブの種は 2~3日で きれいに揃って発芽しました。
双葉の出た段階での 最初の間引きを省略するために 種蒔きは1.5~2.0cm 間隔に揃えて蒔いてありますので 本葉が2〜3枚になり 混み合った個所を間引く迄は タイトに張った防虫網を外すことはめったにありません 農園に来ると 防虫網越に状況を観察するだけでした。
ところが 10月に入ったある朝 筋蒔きのあちこちで 2〜3本の株が続けて倒れ 萎れているのを見つけ 防虫網を外してよく見ると 根っこが切られています その辺りの土を指で掘ってみるとご覧の様な 憎っくきコガネムシの幼虫がいます。(体長1.5~2cm) ヨトウムシは 昼間はゴロリと睡眠状態でいますが このコガネムシの幼虫は俊敏で 信じられないほどのスピードで 土の中に逃げ込みます。 この現行犯証拠写真は 右手でカメラのシャッターを押し 左手で 逃げる虫を捕り押さえながら悪戦苦闘しました。
そう言えば 今年の夏は カナブンやコガネムシ等 甲虫類が大発生していました。 隣の畑では 穫り遅れたトマトの実が 樹の上で 黒く見えるほど 甲虫類が群がっていました。
更に カブの種を蒔いた この畝の前作は ニンジンと ネギの苗床で マルチを張っていない土がむき出しのままで夏を過ごした場所でした。
いずれにしましても コガネムシの幼虫の被害を受けたのは始めてで こう言う条件の場所に 秋 種を蒔く時は 直前に農薬を蒔いて土とよく混和しておくことが 絶対条件であることを 今回 教えられました。
カブは3筋蒔きましたが 特に東端の筋の被害が大きく 真ん中の筋はほとんど被害を受けていません。(最初の写真は 真ん中の筋と その左は西端の筋です その筋には萎れた様子が写っています)
間引き菜は食べられませんが カブが グラつかない程度まで 近くの土を掘って 農薬(ダイアジノン5%の粒剤)を撒き 土に混和しました。
翌朝は 数株の倒れ萎れがありましたが 一方で 畝の表面に 色が赤くなり 丸くなって動きの鈍い幼虫が3匹這い出して ピクピクと引きつっている様子です。(最後の写真です)
薬効の現れだと思われます。
その他の 秋蒔き葉物の記事は 次回に掲載します。
先ず 育てやすい 種類が豊富 味がいい 収穫期には生長がゆっくりしているので好きな時に 必要な分だけ収穫すればいい などなど。
例年9月の20日過ぎ 今年は強烈な台風が22日に来襲しましたので その台風一過後 葉物野菜の種を次々と蒔きました。
9月24日に 大根畝の続きにカブを筋蒔きしました そして ヨトウムシが入り込まない様に 防虫網を厳重に張ったトンネルをかけました。
カブの種は 2~3日で きれいに揃って発芽しました。
双葉の出た段階での 最初の間引きを省略するために 種蒔きは1.5~2.0cm 間隔に揃えて蒔いてありますので 本葉が2〜3枚になり 混み合った個所を間引く迄は タイトに張った防虫網を外すことはめったにありません 農園に来ると 防虫網越に状況を観察するだけでした。
ところが 10月に入ったある朝 筋蒔きのあちこちで 2〜3本の株が続けて倒れ 萎れているのを見つけ 防虫網を外してよく見ると 根っこが切られています その辺りの土を指で掘ってみるとご覧の様な 憎っくきコガネムシの幼虫がいます。(体長1.5~2cm) ヨトウムシは 昼間はゴロリと睡眠状態でいますが このコガネムシの幼虫は俊敏で 信じられないほどのスピードで 土の中に逃げ込みます。 この現行犯証拠写真は 右手でカメラのシャッターを押し 左手で 逃げる虫を捕り押さえながら悪戦苦闘しました。
そう言えば 今年の夏は カナブンやコガネムシ等 甲虫類が大発生していました。 隣の畑では 穫り遅れたトマトの実が 樹の上で 黒く見えるほど 甲虫類が群がっていました。
更に カブの種を蒔いた この畝の前作は ニンジンと ネギの苗床で マルチを張っていない土がむき出しのままで夏を過ごした場所でした。
いずれにしましても コガネムシの幼虫の被害を受けたのは始めてで こう言う条件の場所に 秋 種を蒔く時は 直前に農薬を蒔いて土とよく混和しておくことが 絶対条件であることを 今回 教えられました。
カブは3筋蒔きましたが 特に東端の筋の被害が大きく 真ん中の筋はほとんど被害を受けていません。(最初の写真は 真ん中の筋と その左は西端の筋です その筋には萎れた様子が写っています)
間引き菜は食べられませんが カブが グラつかない程度まで 近くの土を掘って 農薬(ダイアジノン5%の粒剤)を撒き 土に混和しました。
翌朝は 数株の倒れ萎れがありましたが 一方で 畝の表面に 色が赤くなり 丸くなって動きの鈍い幼虫が3匹這い出して ピクピクと引きつっている様子です。(最後の写真です)
薬効の現れだと思われます。
その他の 秋蒔き葉物の記事は 次回に掲載します。
火曜日, 10月 04, 2011
10月に入った秋野菜
秋野菜は あの台風のダメージから回復して 頼もしい姿になってきました。
台風15号は 珍しく東京の北を 時速50キロ以上の猛スピードで東北に通り過ぎたために この辺りは 進行方向の右側に入り あまり経験のない南西の暴風が吹き荒れました。
定植後 間もなかった秋野菜達は 防虫網トンネルの中に入っていましたが か弱い葉は 風で吹き千切られたり 茎が折れたりしました。
台風の時 白菜は 9月の強い日差しを和らげるために防虫網の上に黒寒冷紗を掛けた2重トンネルの中に入っていましたし まだ 背の低いことも幸いして 比較的ダメージは軽微でした。
最近 市販されている白菜苗は 黄芯やミニが流行ですが この白菜は毎年 変り映えのしない「無双(早生種)」と「王将(中生種)」です。
何年も前に買った種を 8月22日 ポットに蒔いて ヒョロヒョロ苗を育てました。
先日 黒寒冷紗を外し 追肥も終えました。
これからの時期は ヨトウムシとの戦いです。
カリフラワーは 支柱がしっかりしていて 茎は無事でしたが 葉は折れ易く 大きな葉ほど風を受けて折られ トンネルの片隅に 吹き寄せられました。
その後 追肥を施すと 急回復してきました。
このカリフラワーは早生で あまり早く定植すると 花蕾は大きくなるが やはり 寒さが深まってから収穫した方が品質はいい様に思い 今年は 苗作りの開始を 例年より10日以上遅らせ 8月6日にポット蒔きしました。
果たして 結果は如何でしょうか。
次のスティクセニョールも カリフラワーと同じ日にポット蒔きしました。
こちらは カリフラワーに比べると 節間が広いために 背が高く 風当たりが強く トンネルの中で ⒈本折損しました。
市販のブロッコリー苗を買って 補充植えをしました。
奥の方に見える 緑色の株は カキ菜です。
同じ日に種を蒔き 苗作りをしましたが スティックセニョールに比べると生長は格段に早く 既に トンネルの中で葉がいっぱいに茂っています。
脇芽をカキ採るのは2月ですから その前に トンネルから出して 冬を過ごさせます。
次は 畑の隅に植えた サトイモです。
学校の農園に植えた種芋を2個 ここに植えてみました。
一つは 芋は大きいが 少し異形な種芋で もう一つは鍬で三分の一ほど切られた種芋です。
両方とも 順調に発芽しましたが 大きい方の芋は同時に 同じ様な勢いの芽が3つ出たので そのまま3本立てで育てて見ることにしました。
奥のほうにある 切られた芋は やはり葉の数も 大きさも劣りす。
台風の時は 支柱を建てて 倒伏を防ぎましたが 葉は強風でボロボロです。 しかし 新しい葉が勢いよく出ていますので もうしばらく育ててみます。
果たして 土の中はどうなっているのでしょうか?
台風15号は 珍しく東京の北を 時速50キロ以上の猛スピードで東北に通り過ぎたために この辺りは 進行方向の右側に入り あまり経験のない南西の暴風が吹き荒れました。
定植後 間もなかった秋野菜達は 防虫網トンネルの中に入っていましたが か弱い葉は 風で吹き千切られたり 茎が折れたりしました。
台風の時 白菜は 9月の強い日差しを和らげるために防虫網の上に黒寒冷紗を掛けた2重トンネルの中に入っていましたし まだ 背の低いことも幸いして 比較的ダメージは軽微でした。
最近 市販されている白菜苗は 黄芯やミニが流行ですが この白菜は毎年 変り映えのしない「無双(早生種)」と「王将(中生種)」です。
何年も前に買った種を 8月22日 ポットに蒔いて ヒョロヒョロ苗を育てました。
先日 黒寒冷紗を外し 追肥も終えました。
これからの時期は ヨトウムシとの戦いです。
カリフラワーは 支柱がしっかりしていて 茎は無事でしたが 葉は折れ易く 大きな葉ほど風を受けて折られ トンネルの片隅に 吹き寄せられました。
その後 追肥を施すと 急回復してきました。
このカリフラワーは早生で あまり早く定植すると 花蕾は大きくなるが やはり 寒さが深まってから収穫した方が品質はいい様に思い 今年は 苗作りの開始を 例年より10日以上遅らせ 8月6日にポット蒔きしました。
果たして 結果は如何でしょうか。
次のスティクセニョールも カリフラワーと同じ日にポット蒔きしました。
こちらは カリフラワーに比べると 節間が広いために 背が高く 風当たりが強く トンネルの中で ⒈本折損しました。
市販のブロッコリー苗を買って 補充植えをしました。
奥の方に見える 緑色の株は カキ菜です。
同じ日に種を蒔き 苗作りをしましたが スティックセニョールに比べると生長は格段に早く 既に トンネルの中で葉がいっぱいに茂っています。
脇芽をカキ採るのは2月ですから その前に トンネルから出して 冬を過ごさせます。
次は 畑の隅に植えた サトイモです。
学校の農園に植えた種芋を2個 ここに植えてみました。
一つは 芋は大きいが 少し異形な種芋で もう一つは鍬で三分の一ほど切られた種芋です。
両方とも 順調に発芽しましたが 大きい方の芋は同時に 同じ様な勢いの芽が3つ出たので そのまま3本立てで育てて見ることにしました。
奥のほうにある 切られた芋は やはり葉の数も 大きさも劣りす。
台風の時は 支柱を建てて 倒伏を防ぎましたが 葉は強風でボロボロです。 しかし 新しい葉が勢いよく出ていますので もうしばらく育ててみます。
果たして 土の中はどうなっているのでしょうか?
木曜日, 9月 08, 2011
秋野菜 ・ 世田谷の豪徳寺
農園の「鷹の爪」が真っ赤に色付いて 朝日に映えると実にいい色です。
今朝の空は 折から 雲が消えると 夏空とは違って 乾いた青空が のぞきました。
その青空と真っ赤なトウガラシとの取り合わせに秋を感じます。
一瞬のチャンスにシャッターを押しました。
「秋の一日 春の十日」と言われる通り 秋野菜は待った無しに追いかけて来ます。
ブロッコリーとカリフラワーとカキ菜のポット苗は 既に定植時期に育っていますし
白菜のポット苗も 本葉が出始め 今月の20日過ぎには定植期になります。
種蒔き野菜は 大根が今週中に カブは20日頃に また 第1回目のホウレンソウ・小松菜などの葉物類もその頃に 種蒔きを予定しています。
ネットで航空写真を見ますと 世田谷区の中ほどに こんもりと樹木の生い茂った地域があります。
かって 世田谷城があった所で 現在は 東急世田谷線が市電スタイルの小さな車両で 駅員の居ない停留所を一つずつ辿りながら のんびりと走っています。
その一画に 曹洞宗 豪徳寺があります。
江戸時代の始め 彦根藩2代目藩主であった井伊直孝が 武蔵野に遠乗りしているとき 俄雨に遭い 大木の陰に入りました。 そこに一匹のネコが門前に現れて 招くので 招きに応じて 院内に入り 住職と話し込んでいると 先ほどの大木に落雷があり 一行は一命を救われました。
以来 直孝は住職と親交して 同寺は 井伊家の菩提寺なりました。
本堂の傍らには あちこちから寄進された招き猫が保管されています。
本堂を左奥に進むと 井伊家 歴代の墓域があります。
先の 東日本大震災で被害を受けたようで あちこちの墓石は 修理された痕跡が見られました。
その中の一つに 井伊直弼の墓があり その墓石には『萬延元年閏三月二十八日』と記されています。
桜田門外の変は三月三日です。
当時の公式記録には「井伊直弼は急病を発し暫く闘病、急遽相続願いを提出、受理された後に病死した」となっているそうです。
ここで こんな話を聞きました「大石内蔵助が恐れたのはこれです。吉良上野介を討っても首があれば幕府はこれができます。 内蔵助の懸念が その160年後に現実のものとなったのです」と。
現代でも ありそうな話です。
今朝の空は 折から 雲が消えると 夏空とは違って 乾いた青空が のぞきました。
その青空と真っ赤なトウガラシとの取り合わせに秋を感じます。
一瞬のチャンスにシャッターを押しました。
「秋の一日 春の十日」と言われる通り 秋野菜は待った無しに追いかけて来ます。
ブロッコリーとカリフラワーとカキ菜のポット苗は 既に定植時期に育っていますし
白菜のポット苗も 本葉が出始め 今月の20日過ぎには定植期になります。
種蒔き野菜は 大根が今週中に カブは20日頃に また 第1回目のホウレンソウ・小松菜などの葉物類もその頃に 種蒔きを予定しています。
ネットで航空写真を見ますと 世田谷区の中ほどに こんもりと樹木の生い茂った地域があります。
かって 世田谷城があった所で 現在は 東急世田谷線が市電スタイルの小さな車両で 駅員の居ない停留所を一つずつ辿りながら のんびりと走っています。
その一画に 曹洞宗 豪徳寺があります。
江戸時代の始め 彦根藩2代目藩主であった井伊直孝が 武蔵野に遠乗りしているとき 俄雨に遭い 大木の陰に入りました。 そこに一匹のネコが門前に現れて 招くので 招きに応じて 院内に入り 住職と話し込んでいると 先ほどの大木に落雷があり 一行は一命を救われました。
以来 直孝は住職と親交して 同寺は 井伊家の菩提寺なりました。
本堂の傍らには あちこちから寄進された招き猫が保管されています。
本堂を左奥に進むと 井伊家 歴代の墓域があります。
先の 東日本大震災で被害を受けたようで あちこちの墓石は 修理された痕跡が見られました。
その中の一つに 井伊直弼の墓があり その墓石には『萬延元年閏三月二十八日』と記されています。
桜田門外の変は三月三日です。
当時の公式記録には「井伊直弼は急病を発し暫く闘病、急遽相続願いを提出、受理された後に病死した」となっているそうです。
ここで こんな話を聞きました「大石内蔵助が恐れたのはこれです。吉良上野介を討っても首があれば幕府はこれができます。 内蔵助の懸念が その160年後に現実のものとなったのです」と。
現代でも ありそうな話です。
月曜日, 8月 15, 2011
夏野菜の交代
23区の西部では 連日36℃の猛暑が続いて 残暑がこたえます。
ブログの更新は ご無沙汰に過ぎていますが 農園の水遣りは せっせと努めています。
8月も中頃になりますと 農園の夏野菜も顔ぶれが替わって この間まで 存在感を示していた 胡瓜 トマト は姿を消し ナスは剪定されて小さくなっています。
我が家の庭のプランターに植えた 中型トマトも 最終回の収穫を終えました。
学校の大型プランターでは ミニトマトの栽培に 3年間の実績を残していますが 庭のプランターは 内寸が 30cm×44cm 深さは 20cm(土の量としてはバケツ2杯ほどです)の一般的なものです。 このプランターにトマトを植えて どの辺りまで株を大きくして 何段目の花房まで実が収穫出来るのか? 試してみました。
途中で 幾度か このブログにも写真を掲載しましたが 各プランターには 中型トマトの「フルティカ」と「スタビストマト」を一株づつ 4月の中旬に植えました。
農園のトマトと同様に 欲張って2本仕立てにして 主枝は10段まで 脇枝は8段まで実を着けました。
写真は 最終回に収穫したトマトです。 最後まで 割れや 虫食われや カラスの悪戯を受けることもなく 農園のトマトにひけをとらない 形・味で 満足の出来るものでした。 数は 一株当り150個でした。
どこまで実を生らせるかの 制限要因は トマトを誘引する支柱の高さでした。 プランターの深さが浅く 土の量が少ないので支柱棒を建てるのに限界があり 2つのプランターを並べて 4本の柱を立て それぞれの柱をプランターに紐で固定して ガッチリとしたヤグラを組みました。 ヤグラに 16mm径×2.1m長さ の棒を固定して4本の支柱にしました。
追肥は 5月の中頃から 株の様子を見ながら 3回 888の化成肥料を プランターに沿って遣りました。
この経験をもとにして 来年は 大玉トマトのプランター栽培に挑戦してみようと思っています。
暑くなると 出番が回って来るのはゴーヤです。
しかし ゴーヤの実付は規則性が無く「気紛れ坊ーや ならぬ 気紛れゴーヤ」です。
このゴーヤの種はいただきもので 確かな名前も分かりませんが ご覧の通り 突然と 雌花が連続して咲き 収穫が集中するタイプです。
胡瓜は貰い手が たくさんおられますが ゴーヤは 昔に比べると ポピュラーな野菜になったとは言いながらも やはり貰い手には限りがあります。 身勝手な言い分で ゴーヤには申し訳ありませんが もう少し ボチボチと生ってもらうと有り難いのですが。
今年の夏は 節電ブームで あちこちの家でも 南向きの2階の窓に ゴーヤを這わせている光景を見かけます。 プランター栽培では この時期は 一日に2〜3回の水遣りが必要で これは なかなかの大仕事です。 その点さえ覚悟すれば 東京の街中でも 沖縄なみに 見慣れた光景になるかも知れません。
炎天下に 一つずつ摘み取る シシトウの収穫は 超重労働です。
胸から上を8月の日にさらして 麦藁帽に日本手拭のほおかぶり 汗を拭きふき さながら 数世紀前のアメリカ南部の綿摘みです。
写真は 4〜5日毎に収穫する 「福耳」と「伏見甘長」です。
今日は 「福耳」は44個 「伏見甘長」は135個 でした。
熱気と水分不足で シシトウもストレスが溜っているのでしょう 以前に比べて カプサイシンが高まって かなり 辛くなってきました。
シシトウにも せっせと水遣りを 努めています。
ブログの更新は ご無沙汰に過ぎていますが 農園の水遣りは せっせと努めています。
8月も中頃になりますと 農園の夏野菜も顔ぶれが替わって この間まで 存在感を示していた 胡瓜 トマト は姿を消し ナスは剪定されて小さくなっています。
我が家の庭のプランターに植えた 中型トマトも 最終回の収穫を終えました。
学校の大型プランターでは ミニトマトの栽培に 3年間の実績を残していますが 庭のプランターは 内寸が 30cm×44cm 深さは 20cm(土の量としてはバケツ2杯ほどです)の一般的なものです。 このプランターにトマトを植えて どの辺りまで株を大きくして 何段目の花房まで実が収穫出来るのか? 試してみました。
途中で 幾度か このブログにも写真を掲載しましたが 各プランターには 中型トマトの「フルティカ」と「スタビストマト」を一株づつ 4月の中旬に植えました。
農園のトマトと同様に 欲張って2本仕立てにして 主枝は10段まで 脇枝は8段まで実を着けました。
写真は 最終回に収穫したトマトです。 最後まで 割れや 虫食われや カラスの悪戯を受けることもなく 農園のトマトにひけをとらない 形・味で 満足の出来るものでした。 数は 一株当り150個でした。
どこまで実を生らせるかの 制限要因は トマトを誘引する支柱の高さでした。 プランターの深さが浅く 土の量が少ないので支柱棒を建てるのに限界があり 2つのプランターを並べて 4本の柱を立て それぞれの柱をプランターに紐で固定して ガッチリとしたヤグラを組みました。 ヤグラに 16mm径×2.1m長さ の棒を固定して4本の支柱にしました。
追肥は 5月の中頃から 株の様子を見ながら 3回 888の化成肥料を プランターに沿って遣りました。
この経験をもとにして 来年は 大玉トマトのプランター栽培に挑戦してみようと思っています。
暑くなると 出番が回って来るのはゴーヤです。
しかし ゴーヤの実付は規則性が無く「気紛れ坊ーや ならぬ 気紛れゴーヤ」です。
このゴーヤの種はいただきもので 確かな名前も分かりませんが ご覧の通り 突然と 雌花が連続して咲き 収穫が集中するタイプです。
胡瓜は貰い手が たくさんおられますが ゴーヤは 昔に比べると ポピュラーな野菜になったとは言いながらも やはり貰い手には限りがあります。 身勝手な言い分で ゴーヤには申し訳ありませんが もう少し ボチボチと生ってもらうと有り難いのですが。
今年の夏は 節電ブームで あちこちの家でも 南向きの2階の窓に ゴーヤを這わせている光景を見かけます。 プランター栽培では この時期は 一日に2〜3回の水遣りが必要で これは なかなかの大仕事です。 その点さえ覚悟すれば 東京の街中でも 沖縄なみに 見慣れた光景になるかも知れません。
炎天下に 一つずつ摘み取る シシトウの収穫は 超重労働です。
胸から上を8月の日にさらして 麦藁帽に日本手拭のほおかぶり 汗を拭きふき さながら 数世紀前のアメリカ南部の綿摘みです。
写真は 4〜5日毎に収穫する 「福耳」と「伏見甘長」です。
今日は 「福耳」は44個 「伏見甘長」は135個 でした。
熱気と水分不足で シシトウもストレスが溜っているのでしょう 以前に比べて カプサイシンが高まって かなり 辛くなってきました。
シシトウにも せっせと水遣りを 努めています。
月曜日, 7月 11, 2011
梅雨明け十日
梅雨明け十日の 真夏日が続いています。
この夏は 節電が求められていますのに 例年よリも 一週間ほど早く猛暑が到来しました。
農園の夏野菜も いよいよラストスパートの時期になりました。
5段目のトマトが揃って真っ赤に色づきました。 1段目の花が咲く頃は 気温も低く 同じ花房でも 開花の日に差があり 実が赤くなるのも 1番花の実から 日を追って順に赤くなります。
また この花房は 選果していないのに 3果しか実が付かず その分 それぞれの実が大きく立派になりました。 最大のものは 370グラムもありました。
梅雨が明けて 真夏の太陽が照りつけると トマトの皮が痛められて裂果します。 従いまして 7〜8段目以降の花房に付いた実は 真っ赤に熟れる前にダメージを受け 姿のいい 完熟のトマトを得難くなります。
夏野菜の中でも 暑さに強いシシトウ類は「我がシーズン到来」と 白い花がいっぱいに咲いています。
今年は 4メートルほどの一畝に シシトウ類を纏めて植えました。
写真の 手前2株は「鷹の爪」です。 真っ赤な「鷹の爪」は 乾燥させて料理用に使います。 これだけ作っても 嫁入り先は既に決まっています。
その次の3本は 辛くない「伏見甘長」シシトウです。 フライパンでサット炒め焼いて 醤油を回しかけ 酒をふるだけで ビールのツマに最高です。
一番奥の3本は 大型シシトウ「福耳」です。 これから気温が上がり 土が乾燥して 養分の吸収が悪くなると ストレスが嵩じて カプサイシンが溜まり 猛烈に辛くなります。 そうなると トウガラシ味噌にして戴きます。
今の段階で 3種類の背丈は変わらなく見えますが 11月になると「福耳」は私の背丈ほどの高所に実が生ります。
南方野菜のニガウリも 梅雨明けと共に 葉の茂みの陰から 独特の風貌を覗かせます。
杉並区役所の青梅街道に面した南面には 2〜3年前から 省エネのために 地上に置かれた大型プランターに ニガウリとヘチマを植えて 6階の屋上まで網を張って 蔓を這い上がらせて 緑のカーテンを吊るしています。
この夏は 我が家も プランターにニガウリの苗を植えて 2階までネットで蔓を誘引して 省エネを計画しています。
勿論 実の生ることも大歓迎です。
3月の末 新農園が決まって 最初に種を蒔いた春人参も収穫期が近づきましたので 混み合った所の間引を兼ねて 手探りで 数本引き抜いてみました。
春先の 間引き時には 葉が柔らかく 天ぷらで戴けましたが さすがはこの時季 葉は堅くて使いものになりません。 しかし 根っこの方は 香りもあり 甘みもあって ぼつぼつ収穫出来そうです。
この場所は 秋野菜の カリフラワー・ブロッコリーや 白菜の苗作りのために 使う予定にしていますので 人参は いつまでも居座るわけには参りません。
この夏は 節電が求められていますのに 例年よリも 一週間ほど早く猛暑が到来しました。
農園の夏野菜も いよいよラストスパートの時期になりました。
5段目のトマトが揃って真っ赤に色づきました。 1段目の花が咲く頃は 気温も低く 同じ花房でも 開花の日に差があり 実が赤くなるのも 1番花の実から 日を追って順に赤くなります。
また この花房は 選果していないのに 3果しか実が付かず その分 それぞれの実が大きく立派になりました。 最大のものは 370グラムもありました。
梅雨が明けて 真夏の太陽が照りつけると トマトの皮が痛められて裂果します。 従いまして 7〜8段目以降の花房に付いた実は 真っ赤に熟れる前にダメージを受け 姿のいい 完熟のトマトを得難くなります。
夏野菜の中でも 暑さに強いシシトウ類は「我がシーズン到来」と 白い花がいっぱいに咲いています。
今年は 4メートルほどの一畝に シシトウ類を纏めて植えました。
写真の 手前2株は「鷹の爪」です。 真っ赤な「鷹の爪」は 乾燥させて料理用に使います。 これだけ作っても 嫁入り先は既に決まっています。
その次の3本は 辛くない「伏見甘長」シシトウです。 フライパンでサット炒め焼いて 醤油を回しかけ 酒をふるだけで ビールのツマに最高です。
一番奥の3本は 大型シシトウ「福耳」です。 これから気温が上がり 土が乾燥して 養分の吸収が悪くなると ストレスが嵩じて カプサイシンが溜まり 猛烈に辛くなります。 そうなると トウガラシ味噌にして戴きます。
今の段階で 3種類の背丈は変わらなく見えますが 11月になると「福耳」は私の背丈ほどの高所に実が生ります。
南方野菜のニガウリも 梅雨明けと共に 葉の茂みの陰から 独特の風貌を覗かせます。
杉並区役所の青梅街道に面した南面には 2〜3年前から 省エネのために 地上に置かれた大型プランターに ニガウリとヘチマを植えて 6階の屋上まで網を張って 蔓を這い上がらせて 緑のカーテンを吊るしています。
この夏は 我が家も プランターにニガウリの苗を植えて 2階までネットで蔓を誘引して 省エネを計画しています。
勿論 実の生ることも大歓迎です。
3月の末 新農園が決まって 最初に種を蒔いた春人参も収穫期が近づきましたので 混み合った所の間引を兼ねて 手探りで 数本引き抜いてみました。
春先の 間引き時には 葉が柔らかく 天ぷらで戴けましたが さすがはこの時季 葉は堅くて使いものになりません。 しかし 根っこの方は 香りもあり 甘みもあって ぼつぼつ収穫出来そうです。
この場所は 秋野菜の カリフラワー・ブロッコリーや 白菜の苗作りのために 使う予定にしていますので 人参は いつまでも居座るわけには参りません。
日曜日, 6月 26, 2011
収穫期を迎える・越後 出雲崎
梅雨前線が 上下する度に 昼間の気温は10℃もの差が生じます。
真夏の気温を感じて 夏野菜の収穫が一気に進むようになりました。
胡瓜は 朝 晩 穫りに行かないと オバケ胡瓜になってしまいます。
写真の大型シシトウ「福耳」も 2段花房が収穫期になりましたので 収穫数量が一気に増えました。
今の時期の「福耳」は辛味が低いので 種さえ取れば ピーマン感覚で食べられますが 梅雨が明けると 一気に辛味が急増してきます。
ここ数年来 夏野菜の仲間に入っている 赤シソジュース用の「チヂミ葉赤シソ」も 第一回目の刈取りをしました。
1段の 脇芽は残してありますので 1月後 第2回目の収穫をします。 3回目になるとシソの葉色が緑かかり ジュースの色が黒っぽくなるので 葉の収穫は2回で終えます。
3月に種を蒔いて以降 無農薬を徹底するために 防虫網トンネルの中で育ててきました。
この後 葉だけを摘み取り 目方を計るとNet 630grありました。 酢の匂いの少ない醸造酢「タマノイの穀物酢」2L で煮出し よく絞って 砂糖 2Kg を加えて 4リッター弱の 赤シソジュースが出来上がりました。これを 5〜6倍の冷水或は無糖のソーダ水で薄めたり プレーンヨーグルトに加えると 夏時の健康にいい酢を 見た目もさわやかで 苦もなく 摂取することが出来ます。
また 水は一切添加していませんので 長期保存する分は冷蔵庫に入れて置くと1年間 カビの心配がありません。
学校の ミニトマト「イエローアイコ」も色着き 収穫期を迎えました。
昨年は 定植後の異常寒気で 収穫が遅れましたが 今年は 全部で36株の中 1株が定植後まもなくモザイク病を発見して 抜き捨てましたが その他の株は順調に育っています。
2回目の追肥も終り 支柱の高さいっぱいになった株から 芯を止めつつあります。
昼休みには 生徒達が 水遣りや 世話をしに来ますが 色着いた自分のトマトを見つけると つまみ取りして食べています。
「美味しい」と満足そうな様子でした。
仲間4人と 車相乗りで 越後出雲崎への一泊旅行に出かけました。
出雲崎の街は ご覧の通り 海と山に挟まれた狭い所を 街道が一本通っていて その両側に かろうじて 一戸づつ家が建つ地形です。
江戸時代は 街道に面した間口の長さで 税が課せられ どの家も 狭い間口に 長い奥行を持った家になりました。 家の建物様式として 切妻面に出入口を設ける「妻入り」の家が 北国街道に沿って4キロ近く並ぶ「妻入りの街並」です。
その面影を今に残しているのは 全国的にも珍しく 末永く残していきたい風景です。
出雲崎は 佐渡の金銀を陸揚げする港として 徳川幕府の直轄地(天領)になりました。
更に 金銀を江戸に運ぶための「北国街道」が整備され また廻船の寄港地にもなって交通・交易の要所として宿場が形成され 江戸時代を通じ この地方一帯の政治・文化・交通の中心としておおいに栄えました。
その間 良寛がこの地に生まれ 芭蕉が訪れて『荒海や佐渡によこたふ天河』の名句を残し 十辺舎一九や吉田松陰など 数多くの文人墨客の往来がありました。
良寛は出雲崎の名主橘屋の長男に生まれ 18歳で出家し 22歳で備中玉島円通寺に赴き 国仙和尚に従い得度 厳しい修行に耐えた後 自らの寺を構えることなく清貧の思想を貫き通しました。
写真の像は「良寛と夕日の丘公園」に建つ 子供達と語らう実物大の像です。 また 始めの写真で 佐渡にむかった海辺に建つ小さなお堂は 生家橘屋の敷地跡に 画伯 安田靫彦が設計した「良寛堂」です。
その他 「良寛記念館」には 日本美の極致と評価され 漱石が絶賛(当時の金で 千円出すから探して欲しいとの依頼書簡が残っている)した良寛の遺墨や 良寛の逸話をテーマにした棟方志功の作品 等々 見どころがたくさんあります。
日本海の新潟県から 富山湾にかけては 北からの寒流が 南からの暖流の下に潜り込み その境目には魚の餌 プランクトンが豊富なために 魚の種類が多く あぶらがのって美味しいので有名です。 お陰様で 新鮮な 魚をたらふく戴きました。
土産は ここの名物サバの浜焼を 前日から予約をしておき 持って帰りました。 写真は「浜焼屋」で早朝から炭をおこして 串に刺した魚を焼いている様子です。
土産の浜焼は 持ち帰って チンをして熱々を美味しく戴きました。
幸い 天気にも恵まれ 久し振りで 素晴らしい日本海の夕日を ゆっくりと見ることも出来ました。
その他の写真をピカサ アルバムにアップしています ここをクリックするとご覧いただけます。
真夏の気温を感じて 夏野菜の収穫が一気に進むようになりました。
胡瓜は 朝 晩 穫りに行かないと オバケ胡瓜になってしまいます。
写真の大型シシトウ「福耳」も 2段花房が収穫期になりましたので 収穫数量が一気に増えました。
今の時期の「福耳」は辛味が低いので 種さえ取れば ピーマン感覚で食べられますが 梅雨が明けると 一気に辛味が急増してきます。
ここ数年来 夏野菜の仲間に入っている 赤シソジュース用の「チヂミ葉赤シソ」も 第一回目の刈取りをしました。
1段の 脇芽は残してありますので 1月後 第2回目の収穫をします。 3回目になるとシソの葉色が緑かかり ジュースの色が黒っぽくなるので 葉の収穫は2回で終えます。
3月に種を蒔いて以降 無農薬を徹底するために 防虫網トンネルの中で育ててきました。
この後 葉だけを摘み取り 目方を計るとNet 630grありました。 酢の匂いの少ない醸造酢「タマノイの穀物酢」2L で煮出し よく絞って 砂糖 2Kg を加えて 4リッター弱の 赤シソジュースが出来上がりました。これを 5〜6倍の冷水或は無糖のソーダ水で薄めたり プレーンヨーグルトに加えると 夏時の健康にいい酢を 見た目もさわやかで 苦もなく 摂取することが出来ます。
また 水は一切添加していませんので 長期保存する分は冷蔵庫に入れて置くと1年間 カビの心配がありません。
学校の ミニトマト「イエローアイコ」も色着き 収穫期を迎えました。
昨年は 定植後の異常寒気で 収穫が遅れましたが 今年は 全部で36株の中 1株が定植後まもなくモザイク病を発見して 抜き捨てましたが その他の株は順調に育っています。
2回目の追肥も終り 支柱の高さいっぱいになった株から 芯を止めつつあります。
昼休みには 生徒達が 水遣りや 世話をしに来ますが 色着いた自分のトマトを見つけると つまみ取りして食べています。
「美味しい」と満足そうな様子でした。
仲間4人と 車相乗りで 越後出雲崎への一泊旅行に出かけました。
出雲崎の街は ご覧の通り 海と山に挟まれた狭い所を 街道が一本通っていて その両側に かろうじて 一戸づつ家が建つ地形です。
江戸時代は 街道に面した間口の長さで 税が課せられ どの家も 狭い間口に 長い奥行を持った家になりました。 家の建物様式として 切妻面に出入口を設ける「妻入り」の家が 北国街道に沿って4キロ近く並ぶ「妻入りの街並」です。
その面影を今に残しているのは 全国的にも珍しく 末永く残していきたい風景です。
出雲崎は 佐渡の金銀を陸揚げする港として 徳川幕府の直轄地(天領)になりました。
更に 金銀を江戸に運ぶための「北国街道」が整備され また廻船の寄港地にもなって交通・交易の要所として宿場が形成され 江戸時代を通じ この地方一帯の政治・文化・交通の中心としておおいに栄えました。
その間 良寛がこの地に生まれ 芭蕉が訪れて『荒海や佐渡によこたふ天河』の名句を残し 十辺舎一九や吉田松陰など 数多くの文人墨客の往来がありました。
良寛は出雲崎の名主橘屋の長男に生まれ 18歳で出家し 22歳で備中玉島円通寺に赴き 国仙和尚に従い得度 厳しい修行に耐えた後 自らの寺を構えることなく清貧の思想を貫き通しました。
写真の像は「良寛と夕日の丘公園」に建つ 子供達と語らう実物大の像です。 また 始めの写真で 佐渡にむかった海辺に建つ小さなお堂は 生家橘屋の敷地跡に 画伯 安田靫彦が設計した「良寛堂」です。
その他 「良寛記念館」には 日本美の極致と評価され 漱石が絶賛(当時の金で 千円出すから探して欲しいとの依頼書簡が残っている)した良寛の遺墨や 良寛の逸話をテーマにした棟方志功の作品 等々 見どころがたくさんあります。
日本海の新潟県から 富山湾にかけては 北からの寒流が 南からの暖流の下に潜り込み その境目には魚の餌 プランクトンが豊富なために 魚の種類が多く あぶらがのって美味しいので有名です。 お陰様で 新鮮な 魚をたらふく戴きました。
土産は ここの名物サバの浜焼を 前日から予約をしておき 持って帰りました。 写真は「浜焼屋」で早朝から炭をおこして 串に刺した魚を焼いている様子です。
土産の浜焼は 持ち帰って チンをして熱々を美味しく戴きました。
幸い 天気にも恵まれ 久し振りで 素晴らしい日本海の夕日を ゆっくりと見ることも出来ました。
その他の写真をピカサ アルバムにアップしています ここをクリックするとご覧いただけます。
火曜日, 6月 14, 2011
プランター菜園・秋川渓谷
プランターに植えたトマトが大きくなりました。
30×45×深さ30㎝ のプランターに1株づつ 二つのプランターに中玉トマトを2株植えています。 ここでも2本仕立てにしました。
ご覧の通り10段まで花芽が付き 2100㎝の支柱竹の先端まで達しています。
この高さが 手の届く限界ですので ここで芯を止めました。(ここまで伸びると 毎日の水遣りが大変です)
実が熟して赤くなると 住宅街の真ん中でも カラスに攻撃されますので 夜は実に排水孔ネットを被せて 早朝のカラスの攻撃に備えています。
取り忘れて 大きくなった脇芽は プランターの空いた場所に挿しておくと ほとんど100%活着します。
左の写真は 活着した挿し芽の様子です。
早い時期に差した芽は 既に花が咲いていますので 挿し芽からでも 2段ほどは花が咲いて 実も生るでしょう。
プランター菜園では 手軽にこの様な遊びが出来るのも楽しみの一つです。
昨秋 農園で 隣の方が植えていたイチゴのランナーが伸びて来て うちの区画まで越境し そこで根着いてしまいました。
お隣の株主から そのランナーの芽を頂戴して帰り プランターに植えておきました。
春になると花が咲き ご覧の通り実が生りました。
同時にランナーも3本出て来ましたが 園芸雑誌の教えに従い 春 実の生っている時に出るランナーは 実の肥大の邪魔になると言うことで切り取りました。
このイチゴの実は 特別に大きくはありませんが 味 香りがいいので これから出てくるランナーを伸ばして 秋には株を増やし イチゴのプランター栽培を楽しむつもりです。
車で中央高速を走って 八王子JCTで圏央道に乗り継ぐと 我が家から小1時間で 東京とは思えない 自然の残っている 秋川渓谷 岩瀬峡に着きます。 澄んだ水に いろんな形をした岩が調和して 初夏の新緑 秋の紅葉が 心を癒してくれる所です。
6月になり ここの鮎釣りが解禁されたので 鮎の姿焼きを食べに行きました。
上の写真は250年前に建てられた庄屋造りの家を ここ岩瀬峡 左岸の傾斜地 竹林の中に移した店です。
黒光りした太い柱や梁 長い廊下や使い込まれた手すりなどが そのままの造りです 門の脇には いつ行っても 苔のはえた大きな水車が コットン コットンと廻っています。
ここの料理は この辺りでとれる山菜や季節の食べ物が主で 竹林の竹で作った 竹の器に盛られて出てきます。
また 朴葉焼きも ここの自慢料理の一つで 大きくなった朴の青葉を 前菜のカバーに使われているのも 趣のある演出でした。
写真の前菜の後 鮎の姿焼き 山菜汁 筍土佐煮ジャガ芋餡 山菜の天ぷら 青じそご飯 汁 香の物 スイーツ 最後にここの名物おやき と盛りだくさんでした。
食後 部屋のガラス障子を開けると 木の間越しに 岩瀬峡の流れが眼下に見えます。
窓辺に寄ると 心地よい川風がほほをなぜ せせらぎの音が聞こえます。
ふと耳を澄ますと オカリナの笛の音が とぎれとぎれに響いています。
川岸の何処かで 誰かが練習しているのでしょうか その音は 切り立った狭い両岸の新緑にこだまして アンデスの山の中に居るような不思議な感覚になりました。
お陰さまで この一日 現代の喧噪を離れて 心が洗われる時を過ごすことが出来ました。
30×45×深さ30㎝ のプランターに1株づつ 二つのプランターに中玉トマトを2株植えています。 ここでも2本仕立てにしました。
ご覧の通り10段まで花芽が付き 2100㎝の支柱竹の先端まで達しています。
この高さが 手の届く限界ですので ここで芯を止めました。(ここまで伸びると 毎日の水遣りが大変です)
実が熟して赤くなると 住宅街の真ん中でも カラスに攻撃されますので 夜は実に排水孔ネットを被せて 早朝のカラスの攻撃に備えています。
取り忘れて 大きくなった脇芽は プランターの空いた場所に挿しておくと ほとんど100%活着します。
左の写真は 活着した挿し芽の様子です。
早い時期に差した芽は 既に花が咲いていますので 挿し芽からでも 2段ほどは花が咲いて 実も生るでしょう。
プランター菜園では 手軽にこの様な遊びが出来るのも楽しみの一つです。
昨秋 農園で 隣の方が植えていたイチゴのランナーが伸びて来て うちの区画まで越境し そこで根着いてしまいました。
お隣の株主から そのランナーの芽を頂戴して帰り プランターに植えておきました。
春になると花が咲き ご覧の通り実が生りました。
同時にランナーも3本出て来ましたが 園芸雑誌の教えに従い 春 実の生っている時に出るランナーは 実の肥大の邪魔になると言うことで切り取りました。
このイチゴの実は 特別に大きくはありませんが 味 香りがいいので これから出てくるランナーを伸ばして 秋には株を増やし イチゴのプランター栽培を楽しむつもりです。
車で中央高速を走って 八王子JCTで圏央道に乗り継ぐと 我が家から小1時間で 東京とは思えない 自然の残っている 秋川渓谷 岩瀬峡に着きます。 澄んだ水に いろんな形をした岩が調和して 初夏の新緑 秋の紅葉が 心を癒してくれる所です。
6月になり ここの鮎釣りが解禁されたので 鮎の姿焼きを食べに行きました。
上の写真は250年前に建てられた庄屋造りの家を ここ岩瀬峡 左岸の傾斜地 竹林の中に移した店です。
黒光りした太い柱や梁 長い廊下や使い込まれた手すりなどが そのままの造りです 門の脇には いつ行っても 苔のはえた大きな水車が コットン コットンと廻っています。
ここの料理は この辺りでとれる山菜や季節の食べ物が主で 竹林の竹で作った 竹の器に盛られて出てきます。
また 朴葉焼きも ここの自慢料理の一つで 大きくなった朴の青葉を 前菜のカバーに使われているのも 趣のある演出でした。
写真の前菜の後 鮎の姿焼き 山菜汁 筍土佐煮ジャガ芋餡 山菜の天ぷら 青じそご飯 汁 香の物 スイーツ 最後にここの名物おやき と盛りだくさんでした。
食後 部屋のガラス障子を開けると 木の間越しに 岩瀬峡の流れが眼下に見えます。
窓辺に寄ると 心地よい川風がほほをなぜ せせらぎの音が聞こえます。
ふと耳を澄ますと オカリナの笛の音が とぎれとぎれに響いています。
川岸の何処かで 誰かが練習しているのでしょうか その音は 切り立った狭い両岸の新緑にこだまして アンデスの山の中に居るような不思議な感覚になりました。
お陰さまで この一日 現代の喧噪を離れて 心が洗われる時を過ごすことが出来ました。
月曜日, 5月 30, 2011
その後の トマト・胡瓜・ナス
先週末は 走り梅雨の前線が 本州南方に停滞してぐずついた天気でした。 そこに時期外れの台風がやって来て にわか雨と突風の荒れた天気になってしまいました。
幸い 夏野菜のトマト・胡瓜・ナスは その前に 支柱立てを終えていましたので助かりました。
ご覧のトマトは 1畝に6本植えています 手前の2本は極早生のスタピストマトで4月7日に定植 ミニトマトのフルティカ1本をはさんで 奥3本は 普通トマトのファイトで4月10日に定植しました。
写真は少し望遠気味に撮っているので 混み合って見えますが 各々の株間は60センチ以上に空けてあります。
今年も2本仕立てにしました。 2本目の枝は どの脇芽を伸ばしたら最も早く花芽が出るか?比較しました やはり昨年同様 1段花房下の脇芽を伸ばしました。
現在 主枝の6or7段が開花中で 3回目の追肥を遣りました。
極早生のスタピストマトは1段の実を既に収穫中です 皮は厚めながら甘みがあり 美味しく戴いています。
2段目の実も 赤く色付いているのが写真を大きくするとご覧いただけます。
胡瓜は 長年作り慣れている 夏すずみ の接木苗です。
農園の仲間数人で30本の苗をタキイから取り寄せました。
巾約1メートル 長さ2メートル の畝に 4月26日に2本定植しました。
その後 マルチの中に手を入れてみて 土が熱く乾燥している時には マルチの下に液肥を15リッターほど散布しています。
例年通り 株元から出る脇枝の中で 勢いのいい枝を2本伸ばして 3本仕立てにしています。 写真にも 3本の枝が 別々の方向に誘引されているのがご覧いただけます。
また 各枝とも 株元から5〜6節迄に着く 花芽と脇芽は全て摘み取っています。 黄色い花が見えるのは 主枝の7節目以降に咲いた花です。
後 1週間ほどで 初物の胡瓜が収穫出来ます。
ナスを順調に育てるには ここのような共同農園では 連作障害による半身イチョウ病対策が不可欠です。 そのために トルバムの台木に接木した苗を作っている 練馬の農家から苗を分けてもらっています。
4月に入手した苗は 15号の大きなポットに一度植え替え 花が咲き出し 株がしっかりするのを待って 5月5日ここに定植しました。
株の小さい中は まず株の生長を優先し 1段目の実は 生り癖がついたことを確かめたら 幼果のうちに切り取っています。
その後 気温も上昇し 樹形もナスらしくなり 現在は3本仕の枝々に花が咲いています。
この後 第1回の追肥を遣り 株の背丈が伸び 実が重くなると 現在の仮支柱から 本格的な支柱にします。
これら夏野菜には 夏の間 4〜5日間隔で 雨の降らない夕方にストウチュウの葉面散布を続け 広く茂った葉からも栄養補給をします。
なお ストウチュウについてはここをクリックすると 詳細がご覧いただけます。
幸い 夏野菜のトマト・胡瓜・ナスは その前に 支柱立てを終えていましたので助かりました。
ご覧のトマトは 1畝に6本植えています 手前の2本は極早生のスタピストマトで4月7日に定植 ミニトマトのフルティカ1本をはさんで 奥3本は 普通トマトのファイトで4月10日に定植しました。
写真は少し望遠気味に撮っているので 混み合って見えますが 各々の株間は60センチ以上に空けてあります。
今年も2本仕立てにしました。 2本目の枝は どの脇芽を伸ばしたら最も早く花芽が出るか?比較しました やはり昨年同様 1段花房下の脇芽を伸ばしました。
現在 主枝の6or7段が開花中で 3回目の追肥を遣りました。
極早生のスタピストマトは1段の実を既に収穫中です 皮は厚めながら甘みがあり 美味しく戴いています。
2段目の実も 赤く色付いているのが写真を大きくするとご覧いただけます。
胡瓜は 長年作り慣れている 夏すずみ の接木苗です。
農園の仲間数人で30本の苗をタキイから取り寄せました。
巾約1メートル 長さ2メートル の畝に 4月26日に2本定植しました。
その後 マルチの中に手を入れてみて 土が熱く乾燥している時には マルチの下に液肥を15リッターほど散布しています。
例年通り 株元から出る脇枝の中で 勢いのいい枝を2本伸ばして 3本仕立てにしています。 写真にも 3本の枝が 別々の方向に誘引されているのがご覧いただけます。
また 各枝とも 株元から5〜6節迄に着く 花芽と脇芽は全て摘み取っています。 黄色い花が見えるのは 主枝の7節目以降に咲いた花です。
後 1週間ほどで 初物の胡瓜が収穫出来ます。
ナスを順調に育てるには ここのような共同農園では 連作障害による半身イチョウ病対策が不可欠です。 そのために トルバムの台木に接木した苗を作っている 練馬の農家から苗を分けてもらっています。
4月に入手した苗は 15号の大きなポットに一度植え替え 花が咲き出し 株がしっかりするのを待って 5月5日ここに定植しました。
株の小さい中は まず株の生長を優先し 1段目の実は 生り癖がついたことを確かめたら 幼果のうちに切り取っています。
その後 気温も上昇し 樹形もナスらしくなり 現在は3本仕の枝々に花が咲いています。
この後 第1回の追肥を遣り 株の背丈が伸び 実が重くなると 現在の仮支柱から 本格的な支柱にします。
これら夏野菜には 夏の間 4〜5日間隔で 雨の降らない夕方にストウチュウの葉面散布を続け 広く茂った葉からも栄養補給をします。
なお ストウチュウについてはここをクリックすると 詳細がご覧いただけます。
登録:
投稿 (Atom)