「大寒」の声を聞いた途端に 気圧配置が崩れて 雪が積ったり 冷たいミゾレが降ったりと すっきりしない日が続いています。
その間 最高気温が 平年を数℃も下回る 寒い毎日です。
その落葉を除けて 覗いて見ると 花芽が11個 見付かりました。
一年で最も寒い「大寒」に耐えて 福寿草は開花の態勢に入っています。
この頃は 太陽の角度が日に日に高くなって 福寿草を上から覗き込む様になると 花弁が椀型に開いて 金色に輝いた花が見えます。
旧正月のお祝い気分で この金色の花を見ると人々は「福」「寿」「草」 と名付けたくなったのでしょう。 その気分は わかるような気がします。
「肉質が柔らかくて 美味しい」との宣伝文句に つい つられて種を買い 蒔きましたが この寒さの中では可哀想な気がします。
防寒ネットを2重にしてトンネルを作り その中で この寒さを凌いでいます。
先日見た 東伊豆の蕎麦屋さんの窓先に置かれた プランター植えのエンドウは 早くも白い花が咲いていました。 伊豆の海辺は 東京に比べて 朝晩の温度が 高いことを証明しているのでしょう。
こちらは 西と北に建物があるので 防寒ネットを一重に掛けて 土面には 敷藁をして 寒さ対策をしています。
特別の世話をしていませんが 2月の後半に追肥をするまで 土面が白く乾いたら 暖かい午前中に たっぷりと水を遣るように気を付けています。
こうして 一年間を通して イチゴの様子を 身近で見てきましたが イチゴと言う植物は 東京程度の暑さ寒さに対して 高い適応能力の備わった植物だと思います。
イチゴはクリスマスが旬だと思われているふしもありますが 納得出来ます。