農園への道すがら 通い慣れた神田川沿いの 両岸に植えられた桜が 一気に開花しました。
例年に比べて 今年の開花は早く そのうえ助走期間が短く あっという間に見頃になってしまいました。
休日には 大勢の花見客が 上を向いての漫ろ歩きで 狭い道に行き交う人の列が連なります。所々で 望遠レンズ付きの大型カメラや 携帯電話の簡便カメラまで おもいおもいのカメラを構える俄カメラマンが人の流れを塞き止めて 何時もは すいすいと通り抜けられるのに 自転車が最も苦手とするののろのろ運転で 通園に難渋します。
とは言いましても 花曇りの穏やかな春の1日花見がてらの農園通いは結構なことです。
左の写真は中玉トマトの1段花房です 本葉7枚目に付いた花房がここにきて 急に黄色い花を開き始めました 種蒔き後 42~3日目です。
こちらも何時もよりは 早いような気がします。
この辺りは 4月の10日を過ぎると 霜の降りる確率は低くなります。 そこから逆算して 立春過ぎに種を蒔くと 60日ほど経つて1段花房が咲き 丁度 定植適期を迎えるとの計算で 諸事段取りをしていますので 今頃 開花されると 誤算です。
その上 今春は借用区画の交換年に当っていて トマト用地を準備するのに 時間的に余裕がありません。 早速 新しい区画の トマト予定地を耕し始めましたら 何と2m以上もある生樹が 埋められたまま出てきました。(右の写真)
今から6年前にこの農園を造成する時に 生えていた樹を 掘り出さないで そのまま外部から土を運び込んで 埋めてしまったものと想われます。 それにしましても 去年まで借りて 野菜を植えていた3人の人々が 誰もこの大木に気付かなかったとは?
果たして かような所で 如何なるトマトが育つでしょうか 祈るのみです。