水曜日, 6月 22, 2016

夏野菜 その二

 昼間の時間が最も長い季節を迎え 農園の夏野菜も溢れるばかりに大きくなりました。
 ナス・キュウリ・トマト は連日の収穫を戴いています。

5月に定植した 万願寺トウガラシ・赤シソとツルナシインゲンも大きく育って 収穫期になって来ました。
 右の万願寺は 1段花房の実は既に穫れて 3段の花が開花しています 5株植えてありますが 写真の奥に見えるナスに迫る勢いです。
 この畝の 万願寺とナスは 秋 10月まで収穫するつもりです。 共に 背丈が 1.5m 程に伸びるので 秋蒔き野菜の邪魔にならない様にと 日陰側の畝に並べて植えました。


万願寺の写真の左下にちらりと見えている赤シソです。
 これで 10株 植っています。
 毎年 ほぼ 同数の無農薬シソの葉を使って 濃縮赤シソジュースを作り 冷蔵庫で 一年間保存しています。
 そして 毎朝食時に ヨーグルトに混ぜ さらに 全粒きな粉を加えた1品が 私の健康維持の一つになっています。(と 思い込んで づっと続けています)
 去年作った 赤シソジュースも 底をついたので シソの葉を収穫してジュースを作る時期になりました。


 赤シソの写真の上側に チラッと見えているのが ツルナシインゲンです。
 トマトの畝の南側の 空き間に トマトの邪魔にならないように ツルナシのインゲンを4株植えました。 以前に 写真を掲載した小松菜が穫れた後地です。
 花が いっぱいに咲いて 既に 実が鈴生りに生って来ました。 結構 楽しめそうです。
以上の 夏野菜で 農園の敷地は満杯です。

 この トマトは 前にも書きました 苗作りの途中で病気にかかり これを農園に植えて 若し その病原菌が土壌を汚染しては 後々面倒なことになる と 案じたトマト苗で その苗の 大玉と中玉の一苗づつを 庭のプランターに 植えておいたものです。
 幸い 悪質の病原菌は無く 無事収穫出来るようになりました。 手前は 大玉トマトで 奥側が中玉トマトです。
 プランターが小さく 土の量が少なために 風で倒れることを考慮して トマトの背丈は 4段花芽迄として その先は摘みました。

 この一段は 3果に摘果し 第一果は収穫してその場で味見をしました  グー でした。

日曜日, 6月 12, 2016

渋谷界隈を歩く

 今 渋谷駅界隈は大きく変わろうとしています とりわけ 目に見えない地下が大変なかわり様です。 最近の新聞にも「旧東急百貨店の地下を流れている渋谷川(現在は暗渠になっていて誰にも見えない)を東に40m移す工事が完了し、百年に一度とも言われる大規模再開発・・・」と書かれています。
 「春の小川は、さらさら行くよ」と我々も歌った小学唱歌の歌碑が 渋谷川の源流の一つ 代々木公園に建っています。 当時この一帯は田園地帯で 渋谷川の支流の一つが 辺りの田を潤し 歌詞に詠まれているようなのんびりとした風景が広がっていたのでしょう。
 今 野菜作りを楽しんでいる 久我山の農園も 同じ武蔵野台地にあり こちらは神田川の流域にあります。 想いを昔に戻して 両者を見比べてみようと 渋谷川界隈を散策してみました。
 
ほとんど水の流れは見えない渋谷川の現在の姿は 高く聳えるビルとビルの合間にあるコンクリートで固めた溝の様です。
 恵比寿駅手前の辺りから 川は東にカーブしています その近くに 古い鎌倉道が川を横切って通っていて 写真の「庚申橋」が架かっています。
 橋のたもとの小堂には 寛政11年(1799)の銘が入った 高さ137cmもある石柱の庚申塔が祀られています。  当時 辺りに住んでいた人達はこの庚申塔を囲んで 庚申の一夜を明かしたのでしょう。

川の流れに沿って(と言っても 川辺りを歩く訳ではありません 川はビルの陰を流れていて 全く見えません)  少し行くと 左手の小高い丘に 立派な寺社がい くつも並んで建っています。 これらの寺々は 久我山の辺りの寺院に比べると 江戸城に近いこともあって 大名家の墓が多く構えも立派です。 写真の寺院 祥雲寺には テレビドラマで有名な「軍師 官兵衛」の長男 黒田長政の大きな墓標があります。 その他 黒田家の分家 秋月家や 久留米藩主など諸大名の墓地群もあります。
 また 墓地の中には 江戸時代初期の医家 岡本玄次や宝生流家元代々の墓や 常磐津の開祖 常磐津文字大夫の墓もあり 著名人の墓が目につきます。

渋谷駅の近くに戻って 青山側の台地に建つ 金王八幡宮を訪ねました。  この神社は 今は無き渋谷城内に建てられたもので 現在は神社の建物だけが残りました ただ 境内には 渋谷城砦の石が一つ展示されていて 訪問者らは この一個の石で なき天守閣や石垣への想いを馳せるしかありません。
 将軍家光の乳母「春日局」も金王八幡宮への参拝は欠かさなかったとか 最近は若者にも 人気が出てきたスポットだそうです。
 更に 境内にある「金王桜」は一枝に 八重と一重の花が同時に咲く珍しい桜の樹で 碑には 芭蕉が詠んだ「しばらくは 花のうえなる 月夜かな」の句が残されています。

 渋谷も 駅の近くは 超近代的な建築群と 古い遺跡との対比が 際立っているのが印象に残っています。
 

水曜日, 6月 01, 2016

夏野菜のその後

この時期 夏野菜の成長は超速です。
 一ヶ月も 経つと見違えるほどになりました。

 2月に種蒔きして 育苗したトマトはご覧の通り 2本仕立ての主枝(写真の右側の枝)は背丈ほどに伸びて 5段目花房まで実が着き 7段目までトーン付けを終えました。
 1段の実は ぼつぼつ色付いてくる頃です。
  一方 左に伸びる 側枝の方も3段花房までの実が見えています。

 購入した 継木苗のトマトも 今のところ 病気にも罹らずに育っています。

購入苗のナスは 昨年は不慣れのために 定植後 少し手間どりましたが 今年は順調に育ち既に第一果は幼果穫りをしました。
 穫りたてのナスは 格別で このナスらしい美味しさで 数は別として グーでした。

 既に 追肥も終えて 支柱も建てたので これから 真夏の剪定中の休みを挟んで 10月一杯新鮮なナスの味を楽しめると タヌキノ皮算用をし乍ら 眺めています。


今年のキュウリは 継木苗を一株だけ植えました。
 苗の届いたのが 例年よりも十日近く遅かったので ご覧の通り 葉の陰で花が咲いているだけです。 例年だと もう収穫の最盛期に入っているのに まだ収穫は一本もありません。
 写真でご覧の通り 主蔓と子蔓2本の 例年と同じ3本仕立ての蔓は ネットを駆け上がって旺盛に見えますが 花は 裾の 葉陰に見えるだけで 何となく淋しい眺めです。

区画の端に 一筋蒔いたニンジンは 美味しそうな若葉を伸ばして来ました。
 
 先日 間引き 追肥をして トンネルを外しました。これから日に日に葉数も増えて 隣の畝のトマトに覆い被さって交通妨害になるでしょう。

 狭い区画内には 此れ等の他に 万願寺トウガラシ ネギの苗作り 赤しそ ツルナシモロッコがあります それ等の写真は もう暫く成育したらアップしたいと思っています。

 その間 先日歩いた 変容の激しい渋谷川界隈の写真をアップするつもりです。