この冬は 幸いに一度も積雪を見ることなく 秋に蒔いておいた白菜やホーレンソウ・小松菜など 3ヶ月以上もの間 冬の太陽を連日タップリと浴び 根からは大地の養分をじっくりと吸い込み 店で買う野菜では得られない 味と栄養に満ちた野菜に恵まれました。 寒い間も 菜園には 時々通っていましたが 自然の恵みを戴くだけで 農作業は一切ゼロ 写真も撮らないで帰ってきていたので このブログのアップも休んでいました。
11月の始めに畝の端に種を蒔いて 冬の間じゅう二重のトンネルの中で 寒さを凌いで来たキヌサヤに花が咲き いよいよ 菜園にもシーズン インのサインが灯りました。
寒い間は 菜園に通っても取る物だけを取って さっさと帰えるクセが付いていましたが もう 甘えは許されなくなりました。
これからは 固くなった土に春の気を入れたり 周りの片付け清掃など 少しづつ 世話をして それから 忘れずにカメラも持参しましょう。
今年も 2月10日に トマトの苗造りに入りました。
自分の部屋を温室代わりにあてて 育苗しています。
例年通り 中玉トマト「フルチカ」と大玉トマト「ファイト」の二種類で 3ポットです。
中玉は本葉7枚目に花芽が着き 大玉は本葉8枚目に着きます。 その中玉トマトの一段花芽が開花しました そして その脇芽も逞しく延びています。 この脇芽は 二本仕立てのために 摘み取らないで そのまま延ばして行きます。
天気予報では この辺りの朝の最低気温も5℃以下に下がる確率が低いようですので 定植をして 二重にトンネル掛けをしておきます。
毎年4月になると 日に日に暖かくなり 葉物野菜の生育には 絶好の気象条件ですが 夏野菜のナスやトウガラシ類の定植が控えているので その小一ヶ月の間の場所の利用を図ってみました。
秋野菜の白菜やカブ・大根を収穫した跡地に 春一番が吹くのを待って ホウレンソウと小松菜の種を蒔きました。 発芽さえ揃えば 4月中に 収穫出来るとの算段です。 今のところ ご覧の通り順調に生育しています。 先日間引きと中耕・追肥を終えたのでナスの定植迄には 柔らかい 露地産の春野菜が戴けるとの皮算用です。