このブログは 小さな家庭菜園での野菜作りを中心に 写真を付けて メモ風に書いています。 平素 ”目肥” 即ち よく観察をして 野菜の要求を悟り 即時に対応するよう心がけています。 さて このブログを通じて 多くの家庭菜園 愛好の方々と お交わりが出来たことに感謝しています。 これからも「菜園ブログ」の軸はぶらさないで 少しづつ 範囲を広げながら 続けて行きたいと思っています。
水曜日, 12月 28, 2005
カリフラワーをタップリ頂く
風邪をひいて1週間ほど菜園にご無沙汰していましたが 今日は 白菜とカリフラワーを収穫するためにやってきました。
着膨れになっている白菜の 外側にぐるぐると巻かれた葉はこのところの朝の冷え込みですっかり枯れ果てていますが 一皮むくと中の葉はみずみずしく シッカリと巻いていて 目方は4.5kgもあり この冬最高の白菜でした。
カリフラワーも 花蕾をスッポリと包んでいた大きな外葉は寒さのために元気はありませんが この外葉の包みを開くと真白で立派に太った花蕾が現れ 喜んで写真に撮りました。 花蕾の直径は20cm 目方は1.3kgもありました。
家族3人の我家では 1.3kgもあるカリフラワーは半分に分けて 2回分の食卓に登場します。 手軽で タップリと食べられるのは 「ガーリック風味のオリーブオイル和え」です。 余所行きの時はグリンピースを加えたり パセリを振りかけたりしますが 自家用では単純にカリフラワーだけです。
作り方は簡単です。 まず カリフラワーを小房に分けて 濃い目の塩味で 柔らかめに茹でます。 ニンニク2~3片(好みの量で)を横スライスに切り 大さじ4~5杯のオリーブオイルに入れて 弱火でじっくり香をオイルに移します。種を抜いた唐辛子を1~2本(好みの数で)切らないでそのまま加えます。 ニンニクが色付き 香がオイルに充分移ったら カリフラワーを入れてオリーブオイルと和えれば出来上がりです。
塩茹でだけの薄味なのでカリフラワーの甘さが際立ちます。 冷めても美味しく頂けます。
木曜日, 12月 22, 2005
着膨れ 白菜
月曜日, 12月 19, 2005
堆肥作り:積込み作業
前回記載(12月16日付けの当ブログに)しました堆肥材料を全て 積込み場所に運んで来て 作業にかかります。
先ず 木枠の中にブルーシートを敷き込み 堆肥を包み込むような格好に広げます。 底の部分に 直径2cmほどの竹を 縦横に10本ほど井桁に並べて その上に2cm目の樹脂製の網を 底面一杯の大きさに切って敷詰めます。これは 堆肥が底にピッタリ付かないように 3cmほどの隙間を作って 水溜り兼空気の流通を計っています。
もう1枚のブルーシートを広げて 運んできた落葉と切藁のそれぞれ半分(全部出すと量が多過ぎるので半分づつ)を袋から出して シートの上で混ぜ合せ そこに散水して材料が均一に濡れる様に混ぜます。 堆肥作りの重要なポイントの一つは水分調整だと思います。 水分の目安は 切藁を手で握り締めて指の間から水が滲み出る程度と言われています。
材料に水分が浸透する間に 鶏糞を大きめのバケツに空けて ほぼ同量の水を加えて乾燥鶏糞をふやかしておきます。
水分を与えておいた落葉と藁をバケツ4杯分ほど 別の乾いた場所に運んで 米糠を均一にまぶし付けます。 それを積込み枠の中に入れ 押え付けないで 表面を均す程度にふんわりと積込みます。 15~20cm程の厚みに積込むと 次の工程にかかります。
次は ふやかした鶏糞の5分の1を 上記の表面にばら撒きます。 その鶏糞の上に3握り程の「バイムフード」(発酵促進酵素)を均一に撒き 「バイムフード」が鶏糞の中に隠れる感じに小型熊手などで均します。
以上 落葉・藁と鶏糞のサンドイッチを5回繰り返しますと 木枠の上面一杯になります。 その上に 残った落葉と藁全部に米糠をまぶし 山盛りに積み上げ 押え付けないようにしながら ゴザ等の保温材を被せ 先ほどのブルーシートを被せて雨水の浸入を防ぎ 風に飛ばされない様に紐でシッカリと縛っておきます。
以上で 積込み作業は終りです。 あとは 隙間風を防ぐ為に木枠の周りに 古ダンボールで腰巻でもすればベターです。 こうしておくと 4日目頃には 臭いがし始め 発酵熱が感じられるようになります。
積込み後7日目には 被せたシートを捲って 温度計を中心部に深く指し込んで温度を測ります。 中心温度が60℃を超えれば 第1回の切返しを行います。
切返しについては その時に また詳しく書きます。
先ず 木枠の中にブルーシートを敷き込み 堆肥を包み込むような格好に広げます。 底の部分に 直径2cmほどの竹を 縦横に10本ほど井桁に並べて その上に2cm目の樹脂製の網を 底面一杯の大きさに切って敷詰めます。これは 堆肥が底にピッタリ付かないように 3cmほどの隙間を作って 水溜り兼空気の流通を計っています。
もう1枚のブルーシートを広げて 運んできた落葉と切藁のそれぞれ半分(全部出すと量が多過ぎるので半分づつ)を袋から出して シートの上で混ぜ合せ そこに散水して材料が均一に濡れる様に混ぜます。 堆肥作りの重要なポイントの一つは水分調整だと思います。 水分の目安は 切藁を手で握り締めて指の間から水が滲み出る程度と言われています。
材料に水分が浸透する間に 鶏糞を大きめのバケツに空けて ほぼ同量の水を加えて乾燥鶏糞をふやかしておきます。
水分を与えておいた落葉と藁をバケツ4杯分ほど 別の乾いた場所に運んで 米糠を均一にまぶし付けます。 それを積込み枠の中に入れ 押え付けないで 表面を均す程度にふんわりと積込みます。 15~20cm程の厚みに積込むと 次の工程にかかります。
次は ふやかした鶏糞の5分の1を 上記の表面にばら撒きます。 その鶏糞の上に3握り程の「バイムフード」(発酵促進酵素)を均一に撒き 「バイムフード」が鶏糞の中に隠れる感じに小型熊手などで均します。
以上 落葉・藁と鶏糞のサンドイッチを5回繰り返しますと 木枠の上面一杯になります。 その上に 残った落葉と藁全部に米糠をまぶし 山盛りに積み上げ 押え付けないようにしながら ゴザ等の保温材を被せ 先ほどのブルーシートを被せて雨水の浸入を防ぎ 風に飛ばされない様に紐でシッカリと縛っておきます。
以上で 積込み作業は終りです。 あとは 隙間風を防ぐ為に木枠の周りに 古ダンボールで腰巻でもすればベターです。 こうしておくと 4日目頃には 臭いがし始め 発酵熱が感じられるようになります。
積込み後7日目には 被せたシートを捲って 温度計を中心部に深く指し込んで温度を測ります。 中心温度が60℃を超えれば 第1回の切返しを行います。
切返しについては その時に また詳しく書きます。
金曜日, 12月 16, 2005
堆肥作り:材料の準備
毎年12月の中旬に堆肥を積込むために 必要な材料を揃えます。
堆肥の積込みは 写真の木枠:間口約1m 奥行き約90cm 高さは手前が60cm奥側が80cm コンパネの板を組み立て作った 底なしの木枠に積込みます。
そのために 必要な材料はおよそ次の通りです。
ケヤキとクヌギの落ち葉はそれぞれ麻袋にぎゅうぎゅう詰めで2袋づつ 計4袋。(なお 落ち葉拾 いについては 11月28日付けの当ブログに詳しく書きました。)
次に 切り藁は 麻袋7~8分目の量。 これは古畳の解体で手に入れます。 最近は わら畳が減って 合成樹脂が芯に入った畳が多く使われているので わら畳を貰うために前広に畳屋さんにたのんでおいて 古畳を1畳分確保します。 そして 暇な時に畳の解体をします。 解体は 始めに畳の表側のゴザを剥ぎ取って 表の面に出ている横糸をドライバーを使って引き抜き 次に 裏返して 縦糸を引き抜きます。 糸が藁と一緒に堆肥に入り込まないように 糸は切らずに1本1本引抜きます。 1畳分の解体は半日仕事になります。 糸を抜き取ると畳はバラバラになって 稲の草丈の長い藁と 10cm前後の短い藁とに分けます。 長い藁は束ねて胡瓜・なす・トマト等夏野菜の敷藁用に取っておきます。 一方 短い藁はそのまま袋に詰めて堆肥作りに使います。 畳1畳分で 麻袋に詰めて軽く1杯分の切り藁が充分確保出来ます。
鶏糞は15kg詰め乾燥鶏糞を 2袋を買っておきます。 最近は乾燥鶏糞の入手は難くなって 発酵鶏糞になっています。
米糠は 米屋さんに頼んでおいて 米30kg用紙袋に満杯に詰めて買ってきます。
あと 発酵促進剤としては「バイムフード」を 1kg入り 1袋を準備します。
以上で 堆肥積込みに必要な材料は全て揃いましたので いよいよ 堆肥の積込み作業に入ります。
積込み作業については 次回 詳細に書くことにします。
金曜日, 12月 09, 2005
聖護院大根を育てる
最近 スーパーの店先では 丸大根を見る機会が少なくなりました。
理由は ダンボールの箱に入る大根の数が少ないためだそうです。 要するに 輸送経費が高くつくために 店先に並ぶ丸大根が少なくなり 買う人が減り 食べなくなり 作る農家も減ると言う論法になるようです。
当の大根にとってみると 煮物にすると特に味はいいし 育ちはいい 見た目もいい その上 長大根に比べて土を深く耕すこともないのでの省力にもなる にもかかわらず評価されないのは 甚だ不本意なことだろうと思います。
てまえ勝手で生意気な言い方ですが ”大根はあまり手がかからづ 育てるのには面白味が無いので 毎秋大根の作付けに割り当てられる面積が少なくなってしまう。” そんなわけで うちの菜園では 今年も 丸大根を評価して 聖護院大根を少しだけ植えています。
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