月曜日, 4月 30, 2007

夏野菜の植付けも大詰に


 ゴーヤの種は 春先 普通に播くと20日以上かかることがあります。 その間 待ちきれずにいらいらしてポットの土を掻き出し 種はどうなっているのか?見たりします。 早く発芽をさせるために策があれば その策を行うのは当然のことして 種の先端を爪切りで切って播きます。 その結果 発芽したゴーヤの双葉は写真の通り先端がちぎり取られた姿です。
 我々が日頃 何気無く野菜に対してやっていることには これに類したことが結構あるのでは?と気になります。

 さて この晴天で畑仕事が捗りました。
 昨日は 一畝に 晩抽苔性のホウレン草 サラダ菜 ベンリ菜 チンゲンサイ スイスチャドゥ等を2筋づつ播きました。
 そして 今日は日陰でわずかに残っていた空地に ショウガを8片植付けました。 これで残るは1畝のみ 4月の終わりになると夏野菜の植付けもいよいよ大詰めになります。
 残った1畝に植える 茄子は「タイの長茄子」と「トルバム」の台木に「ツヤスガタ」の穂木を継木した普通の茄子とが それぞれ1本づつで 目下温室で1番花の綻びるを待っています。 シシトウ「伏見甘長」4本は 茄子と同時に定植出来る状態に苗は育っています。 また3年毎に育てる「鷹の爪」2本は本葉が4まいの段階です。
 最後の1畝は 秋10月一杯まで畑に残る夏野菜をまとめて植えます。

金曜日, 4月 27, 2007

ソラマメの手入れ


 玄関先の大輪のテッセンがやっと咲きました。 今年は早くから立派な蕾は着いていましたが 暖かい日が続かなかったせいか 待たされた開花になりました。
 テッセンは花弁が無く ガクが花弁の様に見えるので 朝開花した時はガクのなごりを残し 白い花が緑がかって見えます。 その写真を撮るために 夜来の雨で水滴が付いている朝早い時間の撮影でした。

 菜種梅雨の前線は南下して 日差が戻って来ました。
 農園で 今日はソラマメの手入れをしました。
 「ソラマメの手入れ」と申しましても 実は ソラマメ作りは始めてですし また うちの農園ではあまりソラマメを作っている人は居ませんので もっぱら指導書を見ながらの独習でやっています。 更に今年は農園の区画替えの年にあたり 3月の新区画決定を待ってソラマメを定植すると言う 指導書にも書いていない特殊条件も重なり全く手探りの「手入れ」です。 従ってこれでいいのか?どうか判りませんが 結果を見て次回からは修正していきます。

 ソラマメの現状は 4月に入り急に生育が加速し 株元から枝が10〜12本出ています。 背の高い枝は花が10段以上咲いて 下の方は実が空を向いています。 最下段の実は既に8cm程になりソラマメらしい色と輝きをしています。
 今日の手入れは まず1株当り枝の数を6〜7本に間引き 平均して陽が当たる様に枝をアレンジしました。
 序でに 周りの土を掻いて888をパラパラと撒き 実の肥大期の追肥をした後 軽くお湿り程度の水をやりました。
 最後は アブラムシも入れない1ミリ目の防虫網トンネルを限度まで高くしました。 農園では 5月に入ると羽根の生えたアブラムシに制空権を掌握されます。 特に あまり目をかけられていないジャガイモ畑は格好の前線基地になります。 そしてソラマメは絶好の標的にされます。
 この高くした防虫網トンネルは最後まで外さないつもりですが 背の高い枝は後5cmも伸びるとトンネルに頭がつかえます その時は(枝の先の方にはいい実が着かないだろうとの読みもあり)枝の頭を切って対応します。 

日曜日, 4月 22, 2007

庭のエビネラン


 いつものところに エビネランが揃って咲きました。
 昨年の記録を見ますと5日ほど早いようです。 朝の光の中で揃って咲いているところを写真に撮りました。 チューピップとは違って地味な花ですが 独特の存在感があって 我家の季節の移り変わりを語る際の花の一つです。

 さて 4月の中頃に種を播いた夏野菜の芽が出始めました。
 発芽のし難いゴーヤは 種の先端を爪切りで少しカットして 一昼夜水に浸けてからポットに播きました。ゴーヤの発芽温度は30度近い高温を要しますので 例の加温器「愛菜花」に入れましたが 5日目にやっと土が割れてきました。
 シソ科のバジルと赤ジソは ポットに種を播いて軽く押えつけ そっと水をやって加温器に入れておくと バジルは3日で 赤ジソは4日目に出揃いました。
 実は 昨夏 nagamasaさんに教わった「赤ジソジュース」を 無農薬保証の赤ジソの葉を使って作ろうと 今年は「赤ちりめんしそ」の種を購入してタップリと確保することにしたものです。
 また いつも今頃に種を播く「ピッコロニンジン」(ミニキャロット)を 今年も畑に一筋播きました。 芽が出揃う迄には1週間以上かかるでしょう。 

金曜日, 4月 20, 2007

里芋の植付け


 関東地方では2月下旬から3月上旬頃には 低気圧が南の海上を発達し乍ら東進し 3月の大雪を降らせるパターンがあります。 今回はその気圧配置が1ヶ月半も遅い4月の中旬に4日間も続きました。 連日湿った冷たい北東の風が吹いて 平均気温を6〜7度も下回る寒い雨の毎日でした。
 今日 明日はその中休みで 久し振りの陽の光が見られます。

 写真は 3月に入ってから種を播いた春播きのホウレン草と小松菜です。 陽の光を一杯に受けて嬉しそうに見えました。 これから暖かい日が続くと 今年度の初物が間も無く戴けます。
 さて このお天気の間に 4〜5日貯まっていた作業を少しづつ片付けて行かねばなりません。
 まずソラマメは 実が空を向いて伸び始め いっぱいに花を着けた枝も数が増え 背丈も高くなってきました。 追肥を軽く施し アブラムシの最盛期に備えて防虫網のトンネルを高くしました 今のところアブラムシは付いていません。
 茄子やシシトウの苗は 葉の数が7〜8枚に増えて 株がしっかりしてきましたので定植までの間 一回り大きなポットに移しました。 茄子は 間も無く花芽が見えて来ると定植します。
 もう一つ 今年の区画には年中陽当りの悪い場所があります。 その場所は里芋やショウガの占用地ですので 今年は里芋作をやってみることにしました。
 種芋は農園仲間の方々から それぞれご推薦の芋を頂きましたので 一つ一つ違う種類の芋を12個植付けました。
  

日曜日, 4月 15, 2007

胡瓜も定植


 定植から十日も経っと ミニトマトはご覧の通り一人前の実が見える様になってきました。
 もう霜が降りるような寒い朝は無いと思い 保温のためにトマトに被せてあった穴あきフィルムを外しました。

 折から 真冬に予約してあった胡瓜の苗が届きました。
 この「夏すずみ」の継木苗は 農園でも年々評判が上がり 今年は合計で45株予約しました。 朝一番の宅急便で到着 早速輸送箱からポットを取り出し たっぷりと水をやって予約者全員に配りました。

 私の分2株は到着後一日の癒し期間を置いて 先日元肥を入れておいた場所に トマトの定植と同じ要領で胡瓜も定植しました。
 胡瓜はトマトよりも寒さに敏感なので 当分防虫ネットと トマトから外した穴あきフィルムの二重掛けをしておきます。
 夏野菜の苗が次々と植えられて 農園もだいぶ詰まってきました。
 この後は ズッキーニ「ダイナ」1株と 茄子「継木の千両2号」・「タイの長茄子」各1株と ししとう「伏見甘長」4株・唐辛子「鷹の爪」2株と 苦瓜「沖縄ゴーヤー」2株とが入る予定です。  
 

木曜日, 4月 12, 2007

胡瓜の元肥入れ


 鉢植の「日陰つつじ」の花が咲き揃いました。
 我家の庭は陽当たりがあまり良く無いので 園芸店で「日陰」の名前につられて 2年程前に買ったものです。
 取り敢えずは深形の10号鉢に植て あちこち置き場所を変えてきました。 花は咲きましたが 葉の色は赤みががっていますし 枝も直線的に伸び過ぎているのを見ますと 岩場や沢などに生えている「日陰つつじ」にとってはやや陽当りが良過ぎたのかも知れません。 もうしばらく場所を探ってから地植えしょうと思っています。

 さて 胡瓜の苗は毎年タキイの「きらめき」に「夏すずみ」を継いだ苗を購入しています。 その苗が数日中に届きますので 急遽胡瓜の元肥を入れて来ました。
 胡瓜の元肥につきましては 昨年4月11日の「胡瓜の元肥入れ」に記載の通りですが 今年は土壌微生物堆肥「バイオダルマ」を平米当たり600gr 全層の土に混和しました。 なおブログ名をクリックすると昨年の記事が御覧頂けます。 また「胡瓜の潅水パイプ」をクリックすると 潅水パイプの写真も御覧頂けます。
 苗が到着しますと 長旅を癒し 暖かい風の無い日に定植します。

月曜日, 4月 09, 2007

春野菜の世話


 暖かい陽気の日が続くようになり 狭くて手入れをしない庭にも いろんな花が咲き出しました。
 季節のシンボルの様に注目される花もありますが 名も知らず何時どんな経緯で植えられたのか判らない花も この時期にはあちこちで咲いています。
 今日 写真でアップしましたのもこの一つで 毎年この場所で変わらない姿を見せます 草丈は40cmほどですが 清々しい色の花を下から上へ順番に開いて十日以上も楽しめます。

 一方 農園の春野菜も日増しに大きくなり 少し油断をすると 雑草とも競い合って様子が変わってしまいます。
 3月の新区画になってから 土作りの終わった畝に 何時もの通り少しづついろんな春野菜を播きました。 今日はそのうちのカブとホウレン草と小松菜の世話をしました。 
 カブは白い根が既に4~5mmほどにふくらんでいます 除草しながら 株間を4cm程に間引きし 中耕して追肥をパラパラと撒いて土寄せをしました。 間引き菜はさっと茹でて汁の具にして戴きました もう ほんのりとカブの香りがします。
 ホウレン草と小松菜も同様に 除草・中耕追肥・土寄せをしました。
 近いうちに 大葉春菊・サラダ菜2種類・スイスチャードウ それからネギ2種類の世話もしなければなりません。  

木曜日, 4月 05, 2007

トマトの定植


 4月の東京に雪を降らせた寒気も抜け 移動性の高気圧に覆われて暖かい日差が戻って来ました。
 暖かくなって 大勢の人々が農園に見えています 聞くところによると 近くの大型園芸店で早くも 茄子 胡瓜 トマトの苗を売り出し始めたとのことでした。
 うちの温室の中でも トマトは1段花房のトマトーン付けは終えて ミニは既に2段目の花も咲き出して ゲートの開くのを待っている状態です。 一方畑の準備も 元肥入れは既に3月の下旬には終え 4月に入ればすぐに定植できる態勢が整っていました。 しかし4月に入ってからのこの寒さで定植を見合わせていました。

 今日は昼前から農園に出て トマトの定植に取りかかりました。
 畝にはずっと黒マルチをピッチリと張ってありましたので マルチを切って植穴を掘ると中の土はホカホカのいい感じになっています。 植穴にタップリ水を張って水分を与えて 水温が温かくなる時間を置いて午後3時頃から苗を植えました。 例年の通り背の高い徒長気味の苗ですから 苗の半分は土に埋める寝かせ植えです。この方が土の中の茎からも根が出て 夏まで生育するに必要な根量が得られると思っています。
 また 苗を植えた後は土に馴染む様に押さえるだけで 今日は水をやりません 午前中にやった水分で賄い 折角暖めた土の温度を出来るだけ下げ無い方が良いと思っています。 その代わり 明日以降3〜4日 苗が活着するまで 暖かい時間帯にコップ2杯程の薄い液肥をやります。
 今年は 普通トマト8本を1.2m巾の畝に株間50cmの2条植に。 ミニトマト2本を80cm巾の畝に株間50cmの1条植で植えました。
 防虫と保温のために タフベルと穴空きフイルムを二重掛けにして定植を終えました。

 冬の間は午後5時に鳴っていた時報のサイレンが 4月からサマータイム?で1時間遅い6時に変わっていました。 5時のサイレンが鳴らないので夢中になって作業をしていましたが 見上げると夕日はもう櫟林の向こうに沈むところでした。 今日一日輝き続けた 大きな太陽を撮りました。    

月曜日, 4月 02, 2007

ソラマメの追肥


 スミレは多くの種類があって 関東地方だけでも5〜60種類もあるそうです。
 我家の庭にも 白い花 スミレ色の濃い花 丸い葉 長い葉など 数種類のスミレが咲いています。 植えた記憶が薄いので ほとんどは自生のスミレでしょう。
 花が咲いていると踏みつけることはありませんが 小さくて目立たない草花ですから 平素は全くのノーケアーです。 しかし 年々あちこちで種類も数も増えていますし とりわけ今年は暖冬のせいか? 庭の隅っこにもたくさんの花が咲きました。

 さて 農園の方も 3月の新区画になってから種蒔きをした葉もの野菜の成長が早まり カブや小松菜・ホーレン草の類は間引きに追われる様になっています。
 また ソラマメも脇枝が伸びてそれぞれに花が咲き始めました。
 追肥のために株元のマルチフィルムを少し開いて株周りの硬くなった土を軽く掻き 化成肥料を2つまみ程ぱらぱらと撒きましました。 その後 周りの土を株元に集めて 5〜6本出ている脇枝がくっつき合わない様に土を寄せました。
 これから気温が上がってくると 羽根の付いたアブラムシが大発生しますので 防虫ネットを殊更しっかりと被せておきました。
 なお 3月4日のブログ「花が咲いたソラマメ」のあの花は 仲間が苗作りをした生育の早い方のソラマメです。 こちらの方は既に花が散った後 1cm程の実が見えるていますが 気温が低いためか 実は空の方を向ていません はたしてまともな実に成長するでしょうか?