農園に行く街路端のあちこちで見かける花々も この明るい日差しと 響く様な空気の中で 気持ち良さそうです。
その花々の いくつかの写真をアップします。
まず 始めの写真は 夏の間中 咲いていた ルリマツリです。
ルリマツリは白花とブルー花がありますが このルリマツリはブルーの花です。
春から どんどんと枝を伸ばして 夏を越すと 背丈よりも高くなり 生垣の上にまで花を咲かせています。
下から花を見上げると 秋の空も 今日は ルリマツリの保護色で広がっています。
何時も 通る道に板塀の庭があります。 右の写真は その板塀の裾から顔を覗かせて 一列に並んで咲いているタマスダレです。
づっと以前から咲いていたのでしょうが 見過ごしていました。 彼岸も過ぎて 太陽の位置が傾き 道路沿いのタマスダレに陽が当たるようになり 今日は 真っ白な花が連なって咲いているのに目を奪われました。
タマスダレは彼岸花と同様球根ですから ここのタマスダレも 長年の間に株が増えて 道路沿いにビッシリと敷き詰めたような 見事な花壇になったのでしょう。 真っ白な花の群れと 焦茶色の板塀の取り合わせは 和風の趣です。
左の写真は 駐車場のコンクリートの僅かな継ぎ目に 根を下ろして広がっているヒメツルソバです。
さすがの強靭なヒメツルソバも 夏の間中 直射日光を受け また 焼け付いたコンクリートに挟まれて さぞかしダメージを受けたことでしょう。
しばらく花を見なかったヒメツルソバも ここに来て 秋の風が吹き出すと ぽつぽつと 花を付け始めました。
これから涼しくなると 空いているコンクリート一の表面を ピンクの厚いカバーで覆うようになります。
建物の陰に 一輪の彼岸花が咲いているのを見付けました。
丁度 陽の光が 彼岸花をスポットライトでライトアップしているようで 暗い背景の中に 一輪の彼岸花が浮かび上がって見えました。
近づいて見ると 彼岸花の細いヒゲが メタリックな輝きで 四方にピンと広がっています その感じをデジカメで撮りました。
たまたま 今日は 一輪の花で 注目を引きましたが 年が経る間には この街路端で 仲間を増やし 秋の彼岸には多くの花を咲かせて 人の目を引いているかも知れません。