このブログは 小さな家庭菜園での野菜作りを中心に 写真を付けて メモ風に書いています。 平素 ”目肥” 即ち よく観察をして 野菜の要求を悟り 即時に対応するよう心がけています。 さて このブログを通じて 多くの家庭菜園 愛好の方々と お交わりが出来たことに感謝しています。 これからも「菜園ブログ」の軸はぶらさないで 少しづつ 範囲を広げながら 続けて行きたいと思っています。
水曜日, 12月 10, 2008
開墾地での種蒔き
交通の便が悪いために 今まで残っていたキゥイー畑が撤去され 建売住宅に姿を変えました。
そこに隣接する場所が 11月から農園として 借りられることになりました。
陽当たりは 申し分ありませんが 地中には石に混じって 種々の廃材が埋まっています。 耕そうと思っても ショベルが地中に入らないぐらい固く わずか10平方メートル程の土地を掘り起こすのに4日もかかりました。 更に ここを 菜園に転換させるには 大変な労力と資材が必要でした。
取り敢えず 気温がまだ高い11月上旬に 小松菜やホウレンソウの種を蒔く1畝を準備するのに 苦土石灰に バーク堆肥を10kg 腐葉土を2袋 肥料成分も全て有機物(醗酵鶏糞・油粕・骨粉・草木灰)をたっぷりと土に混和し 合計3回土を耕しました。
それでも まだ写真でご覧の通り 石ころやこちこちに固まった土の塊がゴロゴロしています。 中には 篩い分けしている人もいました。
11月の初めは 比較的暖かい日が続いたので 4〜5日で発芽しました。
ところが その後が大変でした 雑草が小松菜よりも勢いよく芽を出し 小松菜は残して 雑草を取るのに苦労しました。 更に 土が固く せっかく発芽した小松菜やホウレンソウは 根を土の中へ伸ばせないで 浮き上がった様になりました。 土を細かく潰しながら根が隠れるように両側から根元に土寄せしてやりました。
1ヶ月も経つと 本葉もしっかりしてきたので 筋蒔きの両側にショベルを差し込んで 株が動くほどの かなり強い中耕で土を砕き 空気を入れました。 ボカシ肥で追肥をして 株元に土を寄せ 筋の間に潅水もしました。
写真は それから3日ほど経って 落ち着いた状態です。
3メートルちょっとの畝に 手前から 小松菜 ベンリ菜 ホウレンソウ の3種類を蒔いてあります。
収穫は 暦の春が来てからでしょう また その頃が 葉物野菜の最も美味しい時期でもあります。
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15 件のコメント:
また頑張っていますね。僕達田舎の菜園でやっている者は恵まれていますね。
でも写真を見ると良く育っていますね。さすが笹川さんだからでしょうか・・・
今日、水炊きをやりましたが太ネギが甘くて太くて家族が大喜びしました。
鶏も1時間煮たのでホロホロで美味しかったです。
ソラマメの間に植えた葉ものが寒冷紗の中で育ってきました。
モンカー 様:
おはよう御座居ます、相変わらず お早い と言おうか 遅いと言おうか。 こちらも頑張っています。
やっと小松菜とホウレンソウと雑草の区別がつく様になりましたので、写真を撮りました。
ネギは美味くなりましたね、数日中に西洋ネギも初穫り出来ると思っています。
この小松菜の隣の畝にソラマメを植えてありますが、その周りはガランと空いて もったいないのですが、11月中旬になって やっと土作りが出来たのでは 何も植える物はありません。
大変でしたね。なんとなく私のリラ園を見ているような気持ちになりました。
私はそんなに力がないので?sasagawaさんのように何度も掘り返したりしないので、いまだに硬いままのところも数多くあります。土は悪くても粘土質ではないのですね?
<1ヶ月も経つと 本葉もしっかりしてきたので 筋蒔きの両側にショベルを差し込んで 株が動くほどの かなり強い中耕で土を砕き 空気を入れました>
これは参考になりました。最低そのくらいのことはしてやらなくては、野菜も怒ってしまいますよね。葉物が苦手なんて言ってもただ手をかけないだけの話ではね・・・・。反省しています。収穫は暦の春が来てからと言うことなんですね。お正月では早いということですか?
こんにちは。うちはたった1年荒れた畑だったのですが、一度荒らしてしまうと、こんなに大変なのかというくらい、周りの畑より雑草の種が多くて苦労しています。でも、sasagawaさんの新しい畑は、さらに石や廃材が埋まっているのはもっと大変ですね。ひたすら取り除くしかないでしょうから。。。
それでも、こんなにキレイにしちゃうなんて、流石ですね!
リラ 様:
ショベルの深さまで一応 耕しました。
本来の土は関東ローンで、そう悪くはないと思いますが、他から持って来て 埋め立てた土が粘土質で、これにまいりました。
葉物 特にホウレンソウの場合は根が深く張るので、この中耕 追肥 土寄せ は効果があります。(この作業をし易くする為に、筋蒔きにしています)
この作業をするタイミングは、ホウレンソウの場合 本葉が3〜4枚になると立枯病の恐れも無くなりますので、その頃が結果は良いようです。
杉並界隈で、お正月に間に合わせる為には、ホウレンソウの種蒔きは10月15日より前に終える必要があります。
小松菜もほぼ同じです、夏場は一ヶ月弱で穫れますが、11月蒔きでは三ヶ月かかります。
nananan 様:
まずショベルが差らないのです。何所か一カ所に穴を掘って、そこから横に 埋まっている物を取り除いて行きました。掘り出した物が、畑の横に積み上がっています。
こつこつと土を良くしておくと、次第に 野菜の生長に現れてきます。 はっきりと結果が出るので、それが励みになります。
新しい畑はお住まいのお近くなんでしょうか。
期限付きの貸し農園で土作りをされて、期限が来ると明け渡しをされ、私のように恵まれているものからは、その後苦労が計り知れませんが、今度の畑はある程度長期間お借りできるのでしょうか。
同じ場所で美味しい野菜作りがいつまでもお出来になるとよろしいですね。
文面から土作りの御苦労がありありと思い浮かびます。が、写真は石や廃材が埋まっていたとは思えないほどの畝で、さすが!!と感じ入ります。ホーレンソウまでもが青々と育っているのですから(@_@)/これからは豊饒な畑に変身していくばかりでしょう。ずっと利用できるといいですね。
こんにちは^^
石が入ってると大変ですよね。ご苦労がよくわかります。
根菜とかではなく、地上に生る野菜を食べる分には地表だけなんとかなれば結構普通に野菜は出来る気がします。
自分の山でも竹の根が入ったままのところにトウモロコシの種を穴を開けて入れただけで立派なのができましたし・・・
大変でしょうがお体壊さないように頑張ってくださいね!
waka3 様:
直線距離はたいしたことはありませんが、神田川の上り下りがありますので、自転車では結構いい運動になります。
借りられる期間は2年半の契約です。
最近は、近くで長期間借用可能な土地は無くなりました。ちょっとした庭の芝生を剥ぎ取ったり、周りの庭木を低く剪定したりして、文字通りの家庭菜園をする方が増えてきています。
明日、お兄さんの「庚申懇話会」の例会「義士行列と義士祭の泉岳寺」に参加します、朝から雨の予報ですが。
kimama 様:
有り難う御座います。
東京の真ん中で、野菜作りが出来るのですから、それだけのことをしなければ、と割り切って 受けとめています。
野菜作りを通じて、いろんな経歴の方々とお知り合いになれることも、このような農園での意義だと思います。
livestrong 様:
作物の生命力は すごいものですね。
昔 ギニア(アフリカ)の山奥で、焼き畑農業を見ました。
あの赤道直下の過酷な自然環境の中で、ほとんど 世話らしい世話をしなくても、収穫出来るのですから 作物と言われるものの持っている 本来の逞しさは 我々の想像を絶するものがあるのでしょう。
腰の方は大丈夫でしたか。
石ころと土との闘い、私も硬い土に悩まされていますので大変さがよく分かります。
ポタ様:
ツルハシなど、腰に負担のかかる姿勢は一切採らずに、終始ショベル1本の牛歩戦術でやりました。
従って 日数がかかりました。
Some of the content is very worthy of my drawing, I like your information!
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