開墾地の3つ目の畝には マルチと防虫網のトンネルを張って かねて育ててあった カラシナと カキナの苗を定植しました。
ちりめん葉からし菜は 葉が独得のカール状をしていて 葉にボリューム感があります。
漬物で 2日目ぐらいの浅漬けで戴くのが最高です。 このところ毎冬 この からし菜の漬物は欠かすことがありません。
名前の通り カラシナの風味があり 鷹の爪と一緒に漬けると更にピリッとした食感が生きて来ます。
また 1〜2日の浅漬けは 濃い緑色が際立って 見た目にも 冬の食卓を引き立てます。
もともとは 東北の雪の少ない太平洋側の冬野菜の様ですが 東京でも 真冬の寒波に当たると 葉の色が悪くなるので 例年は9月初めに種を蒔き 11月の後半頃から 順次 大きくなった葉を摘み取って収穫し 12月の寒波がくると 穴空きの防寒フイルムのトンネルを掛けながら 春 花芽が出るまで 葉を摘み取って漬けています。
今回 この開墾地は11月からの使用になりましたので 面倒ですが 10/20にポットに蒔いて時間を稼ぎ 開墾地の土作りが終わった11月の中頃にここに定植したものです。 その後 中耕とボカシ肥での追肥・土寄せをしました。
まだ ご覧の通りの葉 ですから 摘み取るには小さ過ぎます。 もうしばらく お漬物は おあずけです。
カラシナと同じ畝に このカキナを4株植えてあります。
関西育ちの私は こちらに来て 農園で 初めてカキナを知りました。
厳しい冬を耐え忍ぶカキナは 春に咲く花芽を付けようと 寒い時期から脇芽を伸ばしだします。 ですから その脇芽は柔らかく 独得の風味を持っています。 春を呼ぶ食材の一つとして 毎年 作り続けて 我が菜園の 冬野菜の定番になっています。
例年は7月中に種を蒔いて 株を大きく育て 脇芽が付く葉枝の数を増やして年を越すパターンでした。 ところが今年は 11月にならないと植える場所が無いので 12cmのポットで株を育てられる限界を見計らって 9月に入ってそのポットに種を蒔き 株を育てて ここに定植しました。
株が根付いた後 開墾地の土を馴染ませるために 根の周りを中耕して ボカシ肥で追肥をして 土寄せをしました。
スタートは遅れましたが 陽当たりのいい この農園や 比較的暖かい日が多かったことや 防虫網トンネルを掛けてあったこと等の効あって 例年に比べて株は小さいが 脇芽の中には 既に 3~5cm ほどに伸びているのが見えます。
年が明けると 春を呼ぶカキナの風味を味わえる 予感が嬉しいです。
13 件のコメント:
私はザーサイを作っています。ザーサイはカラシナの仲間ですから、葉が凄く辛いです。でも、来年の記事用ですのでブログには載せられません。葉も茎も食べられそうです。
ポタ 様:
ザーサイは作ったことがありません、漬物しか知りませんが、あの辛さは 一度作ってみたい気になります。
来年の新種はまだ決めていません、種はあるが 今年やらなかったのは、フランス土産の白インゲンです。フランス料理では よくお目にかかりますが、ツル有りインゲンは支柱が面倒ですから ついやりそびれます。
私も家庭菜園をするようになって、初めてかき菜を知りました。
こんなに美味しい野菜を知らなかったなんて・・・なんて不幸な人生だったのかと泣
いています(笑)
それにしても、7月に種まきとはこれまた知りませんでした。いつも9月くらいに蒔いて、春の収穫は遅かったです。
今年は蒔くことも忘れていたので、友達から苗を頂きました。
でも、いつものことながらsasagawaさんのほうがずっと元気ですね。
リラ 様:
このカキナの種は、栃木県のご出身の農園仲間の方から沢山頂いたのをいまだに使っています、種が取れる迄カキナを畑に置いておけないので 大事に 何年も使っています。
本当に 春を呼ぶ味覚を感じます、寒さの厳しい地方で作り継がれて来たお陰でしょう。
7月に蒔くと、晩秋に一度 脇芽の収穫が出来ますが、美味しくありません。
カキナは隣の畑の方が毎年作ってらして、
本当に美味しいですね。
春に菜花として食べるのも、他の菜花より美味しい気がします。
といっても、私はいつもお隣さんに頂いているのですが^^;
sasagawaさんは、種をとって大事に使っていらっしゃるのですね!
今度、私もお隣の畑の方から種、分けて頂こうかしら〜
カラシナもカキナも葉揃いが素晴らしいですね。
カキナはとても柔らかいということですが、葉物作りは制限ざれておりますので、羨ましく眺めるだけです。(笑
nananan 様:
スーパーで売っているのと、畑の穫りたてとでは 気持ちのせいか 香りが違う様に思います。 そのために 遠い関西地方迄は、運ばれず 地元の特産野菜として残って来たのかも知れませんね。
種取りは 是非やりたいと思っているのですが、場所に余裕が無いので なかなか出来ません。
waka3 様:
家庭菜園での 取れたての 冬の葉物野菜は、本当に美味しいと思います。
ホウレンソウでも その持っている本来の味をあじわうためには「畑で抜いたら、30分以内に 取り敢えず 茹でておけ」と言われています。
野菜の美味しさとは、そう言うものなんでしょうね。
waka3さんには 申し訳無い気がします。
カキナって髄分と美味しいようですね。今度注意してみようと思います。産直でカラシ菜は見たことがありますが、葉を欠いて浅漬けとは知りませんでした。漬ける前に塩するとか湯に通すとか何か処理をするのですか。
開墾地を精力的に緑に変えていく御姿に脱帽です。
kimama 様:
カキナは 最近 3〜4月頃になると、スーパーでも売られていますが、やはり家庭菜園の穫れたては 味わいが違います。
カラシナは普通、株で収穫して、高菜と同じ様に漬けるのだと思いますが、自家用では 大きくなった葉から、数日毎に30枚程を摘み取って、浅漬けで戴いています。漬けて2〜3日のが好きです。
葉は 漬ける前に、鍋にタップリの湯を沸かし、沸騰寸前の湯温になったら サット 葉を湯に潜らせます。
こうすると、カラシナの香りが強くなりますし、葉がしなやかになって 扱い易くもなります。
2段程並べると、塩と鷹の爪を姿のまま好みの数を並べて 次の段に進みます。 なお 塩の量は 好みも有りますが 減塩を心がけて、葉の重さの3%程で漬けています。
僕の高菜みたいなものですね。塩漬けして食べると美味しいのでしょうね。畑の他の方が作っていました。
これは浅漬けが美味しいのでしょうね。高菜は浅漬けは香りが素晴らしいですが古漬けは辛子高菜にいいです。
冬は美味しい漬物用の野菜が多いですね。でも沢庵は2度作って2度とも塩辛くて途中で捨ててしまいました。今の沢庵は甘いものが多いのでこれに慣れてしまっています。
子供の頃、母が作っていたものは美味しかったですが・・・干して干からびたような沢庵でしたよ。
モンカー様:
高菜は漬物の王様でしょう、葉柄の美味さが違います。
古漬けは あまり食べませんので、浅漬でも美味しいカラシナを植え、場所も無いので 高菜は植えていません。
干涸びた沢庵は、噛むことで旨味が出ましたね。
店で売っている沢庵も 昔は美味しかったように思いますが、最近はあまり買った記憶がありません。
先日 農園仲間が漬けた「ゆず大根」をいただきましたが、香りがよくて美味しかったですよ。
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