このブログは 小さな家庭菜園での野菜作りを中心に 写真を付けて メモ風に書いています。 平素 ”目肥” 即ち よく観察をして 野菜の要求を悟り 即時に対応するよう心がけています。 さて このブログを通じて 多くの家庭菜園 愛好の方々と お交わりが出来たことに感謝しています。 これからも「菜園ブログ」の軸はぶらさないで 少しづつ 範囲を広げながら 続けて行きたいと思っています。
土曜日, 3月 21, 2009
桜に誘われて
春のうららの神田川に 鯉が悠然と泳いでいました。
赤い鯉が2匹 です ご覧になれるでしょうか? 写真面をクリックして 大きくしてご覧下さい。
神田川は 水源池の井の頭公園を出発点として 流れに沿って桜がずっと植えられています。 桜の時期になると 岸辺の遊歩道は 何処も手近な花見の場所になります。 この花のもとでは 農園仲間の花見の宴も 毎年開かれます。
ここから上流の桜は 現在まだ咲いていませんが ここの桜は1分か2分咲きで 気持のいい花です。
連休のなか日 関東地方は移動性の高気圧にスッポリ覆われた格好で カラッとした絶好の お花見日和になりました。
陽気に誘われて 上野の森へ「アーツ&クラフッ展」(副題:ウィリアム・モリスから民芸まで)を見に行きました。
イギリスでは19世紀の後半に入って 大規模 工業化や 無規制な商業活動による弊害が現れてきました。 この時期(明治の始に)既に それらにたいする反省と モノづくりの評価基準に変革が唱えられています。
勤労と手作りによる職人芸を尊び 天然素材の美しさを愛し 都会から田舎に移り質素な暮らしをする 運動が広がり 定着しました。
ひるがえって 日本では 昭和の始め 民芸運動 として一部の人の声に引き継がれましたが すぐに全体主義の荒波におしつぶされました。 そして 終戦後 モノづくりは大量生産の効率優先で大躍進を遂げましたが バブル崩壊後の最近は モノづくりの情熱よりも すぐ売れるもの 利益の上がるものに 基準がシフトしている様に思え 気掛かりです。
展覧会を見て そんなことを感じました。
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17 件のコメント:
おはようございます!
コイはちゃんと見えました。川の縁のほうを泳いでいました。
日本人はホントに桜が好きですね!
北海道は、桜と梅が一緒に咲くので、そんなに桜と言って騒いでいた記憶がないです。
もしかしたら、若かったので桜の開花よりも気持ちがほかに行っていたのかもしれませんね。
私は、緑の中に桜の花が見え隠れするのが好きですが、友達は桜だけが咲き誇っているのが好きだといいます。人それぞれですね・・・。
ちなみに菜園ブログさんはどちらが好きですか?
リラ さん おはようございます。
コイを見つけていただき よかったです。
写真には撮れませんでしたが、この辺りの神田川には カモなどの水鳥も住んでいます。 また 住民や駅前商店街の人達の協力で、小学生にホタルの幼虫を育てさせて、夏が来ると そのホタルを神田川のこの辺りに放つ「ホタル祭」が恒例にもなっている 自然を感じられるゾーンです。
サクラですか? 全山見渡す限りの眺めも素晴らしいし、花単体としては 種類が違うのでしょうが、色の濃い葉桜や真っ白の葉桜もいいですね、もっとも 葉桜は 散った後の掃除が大変ですけど。
サクラは その咲く時期が人の心に感動を与えるのでしょね、この時期は 年度替わりで 人の出会いと別れの時期でもありますし。
桜に鯉とは絵になる光景ですね。
都内を流れる川としては川底の藻までが、今でも綺麗に見える清流なんですね。 晴れた日に近場のこの様なところでの花見の宴はさぞかし爽快なことでしょうね。
今日は朝から愚図ついた小雨まじりの天気となってしまいましたが、こちらでも早くも桜の花が咲き始め、この調子で行くと入学式の頃には桜の花も散り始めてしまうのではと少し心配になります。
waka3 さん こちらも今朝は一転して 風の強い曇り空です、昼過ぎから 小雨の予報です。
神田川は 杉並区を流れている4本の川の中でも 一番奇麗だと思います。
都心部は冲積層で塩分が高く、いい生活水が得られないので、江戸時代の初期は、千代田・港・新宿・渋谷区辺りは神田川の水に頼っていました。
一方 当時の神田川は、井の頭の湧き水と 流域途中からの滲水を加えて、今では想像も出来ない とうとうたる水量だったそうです。 今は 地表のアスファルト化によって、自然水量はゼロです。 ポンプで水を汲み上げて、時間数百トンの水を流して川を維持している現状です。
また 神田川水系は比較的 下水の分流化が進んでいますので、大雨の時以外は 汚水の流れ込みはありません。従って 平時の水質はいいですし、川底の有機物も少なく 生物も住める様になってきています。
花見の宴 ですが、桜と酒は揃いましたが、何時もの場所が工事中で使えません、場所探しの状況です。まず中止になる心配はしていませんが。
waka3 さん:
先に私が書きましたコメントの中で、「ポンプで水を汲み上げて、時間数百トンの水」とおおよその書き方になっていました。
現在は深井戸揚水量は日量3,500トンです。
従って 時間当りは約150トンになります。
追記させていただきます。
イギリスの産業革命によって私の愛するハーブも化学製品におされ衰退する時期がありました。「自然に帰れ~」運動はアメリカから起こりました。それからがハーブの新しい歴史が始まったとも言えます。
何事も周期をもつというのが真理なら今後は期待していいのでしょうか、それとも?
HISA さん こんいちわ。
五感の中でも嗅覚は解っていない所が多く、音や色の様に分析をして 数値化し難い 感覚ですから、それを人工的に化学合成するのは大変なことだと思います。 しかし ハーブの長い歴史の中では そのような時代が現にあったのですね? この道は 2度と通らないと思いますが。
それと ハーブのレゾンデートルからしても、匂えばいいと言うものではありませんし。
19世紀末の アーツ&クラフッ運動で主唱された、人の手によるものの尊さは、グローバル化と同時に個性化が進む中では、今後も真理であると 信じたいです。
もう咲き始めましたね。
今日も風が強かったですが、寒くないですね。このまま春本番になりそうです。
神田川の鯉よく見えます。結構大きいようですね。水も澄んでいるのが分かります。
川に掛かる桜のショットは見応えがあります。これから本番ですね。井の頭公園からの流れとは知りませんでした。
上野の森の展覧会の民芸品はどんなものがあったのでしょうか。手作り品は何でも温もりが感じられるのではないかと思います。
ポタ さん こんにちわ。
春本番ですね、特に朝の気温が高いです。
南風が吹きまくって、折角 ネットを張ったエンドウが 強風で振り落とされています。
今週は 花見の予定がびっしりと入って、農園の作業が気になります。
kimama さん こんにちわ。
コイを見て頂けて良かったです。 そうなんです、ここのコイは大きいのです、左側を泳いでいるコイは体長80cm以上ありますし、胴回りは 三浦大根よりも太いです。 写真では見えませんが、黒色をした主のようなコイもいます、後期高齢者の有資格でしょう。
杉並区を流れている、あと2本の川も 杉並区に在る善福寺池と妙正寺池の湧き水が 本来の水源地です。 この湧き水の近くの小高い丘に、縄文以前の遺跡が 連なって残っています。
展覧会の展示物の一部は、アップしました写真の看板に絵が 書かれています。(大きくしてご覧下さい)
椅子や タンスや 鍋や 置時計や 壁紙etc です。
日本の民芸品の一つに 当時建てられた「三國荘」の和室がそのまま 展示されていました。
娘がウイリアムモリスが好きでカーテン、ベッドカバー、ウオールペーパなどモリスのパターンで部屋を飾っていたのを思い出します。
自然界の花、植物、樹木等をモチーフにした絵柄の美しさは、何時の時代でも人気がありそうですね。
nagamasa さん こんにちわ。
ウィリアム・モリスの作品は20数点出展されていました。
同じ世紀末でも、フランスのアール ヌーボーとは違って 自然な感じがするので、長く身近で見ていても飽きが来ないように思います。 それと英国独得の 気品がありますね。
モリスのパターンで部屋を飾られると、落ち着いた雰囲気の部屋になったでしょうね。
自然のものを使っても、モリスの作品には 機能的と言うのでしょうか? そんな意識が感じられます。
ご無沙汰しております!
すっかり桜も咲き始めてますね。
神田川…ツーリングの帰りに道に迷い、
川に沿って走っていれば、見覚えのある場所に辿りつけるだろうと思っていたら裏目に出て、よけいに迷った思い出が蘇りました。川が分かれていたせいでした。
私は和田堀公園でよくお花見してました!
アーツ&クラフツ展、今の時代背景の中で見るのは興味深いと思いました。
nananan さん こんばんわ。
ここ2日程は寒い日が続いていますが、桜は勢いで 次々と開いています。この辺りでは、今週末が見頃では?と素人予報をしています。
神田川の流域は、井の頭線の軌道が通り、宅地化が急速に進みましたので、昔の井の頭弁財天参道は寸断されて、私でも道を迷います。
和田堀公園は今日バスで通りましたが、屋台の準備がされていました。
アーツ・クラフッ展は、なかなか面白かったですよ。
明日、花見ですがどうも花よりだんごになりそうです。囲炉裏を囲んだ席なのでちょっと安心ですが会社OB等との宴会、僕も遂に4月でそのお仲間に入ります。
ヨーロッパは日本と違って古いものを大事にするところと言うことがよーく判りました。
コンビニもないし自販機もないけどそれでも皆さんしっかり生きていました。
でも我国の便利の良さや治安の良さに慣れ改めて日本は素晴らしい国と海外に行って再認識してしまいました。
日本人って野球でも証明されましたが本当に優秀な国民ですね。
4月後半にフィレンツェと姉妹都市の京都に4泊5日で観光してきます。
モンカーさん:
新しい生活パターンに入られますね、同時に新しく 人との出会いがあり、今後長い付き合いになる可能性があるので、大事にしたいですね。
今までと違うのは、時間に制限が無いことだとも思います。 人間関係の構築や修正も、じっくりやれることに慣れられるでしょう。
イタリア旅行のお話を、楽しみにして 拝見しています。
ヨーロッパは歴史を大事にしますよね。最近の日本は、特に 流行の新モノに無定見に飛びつく格好がモテるのは困ったものです。
京都は何処に行かれるのでしょう?日程がゆっくりしていますから、嵯峨野の界隈や洛北辺りを、のんびりと歩かれると、この時期は特にいいでしょうね。
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