このブログは 小さな家庭菜園での野菜作りを中心に 写真を付けて メモ風に書いています。 平素 ”目肥” 即ち よく観察をして 野菜の要求を悟り 即時に対応するよう心がけています。 さて このブログを通じて 多くの家庭菜園 愛好の方々と お交わりが出来たことに感謝しています。 これからも「菜園ブログ」の軸はぶらさないで 少しづつ 範囲を広げながら 続けて行きたいと思っています。
火曜日, 5月 26, 2009
中学生の植えたトマト
中学の女子生徒さんが 「ライフデザイン ・ 園芸」の授業で 4〜5名のグループを組んで プランターに 合計36本のミニトマトを植えました。
ほとんどの生徒さんは 土を触ったこともありません。 慣れない手つきで 土作りから始めて 苗を植え 仮支柱を立て 水を遣って それぞれのトマトに名札を立てました。
お昼休みになると 生徒さん達は三三五五と連れだって 植えたトマトに水を遣る姿が見られる様になりました。
それから数えて1ヶ月が経ちました。
その甲斐あって 写真でご覧の通り 1本のトマトも欠落なく 36本全てが揃って3段目の花が咲いています。
5段目まで実を生らせるべく 支柱も立て 強い風にも倒れなくなりましたし 追肥もたっぷり施しました。
右の写真でご覧の通り 1段目の実は「アイコ」の名がピッタリの可愛い形になっています。(写真面をクリックすると、可愛い実がよく見えます)
あとは 真っ赤な「アイコ」を皆が 楽しみにしています。
ここは 中野区にある「東京文化中学高等学校」です。(学校名をクリックすると、同校のHPがご覧いただけます)
「武士道」の著者で また 前の5千円札でもおなじみの 新渡戸稲造さんが 昭和3年に初代の校長に就任された東京女子経済専門学校の 現在の中学高校部門です。 なお 平成22年4月より校名が「新渡戸文化学園」に改称しました。
以前 校内の花壇や大型プランターは 園芸業者が 一手に世話をしていました。
中高生のカリキュラムに「ライフデザイン ・ 園芸」を組み込んで 自然に親しむ心を育てようと 生徒さん達の手で 母校の花壇やプランターを飾ることになりました。 その指導のお手伝いをしています。
この1学期は 中学1年生には 各自の名前を書いたポットに マリーゴールドとジニアの種を蒔いて苗を作り 花壇に定植することを。
中学2・3年生には 上記の大型プランターに 土を詰めて ミニトマトの苗を植えて 世話することを。
高校生には 校内にある大小7ヶ所の花壇と 約20個の大小プランターに 購入したいろいろの花を植え 校庭を飾ることが それぞれの課題です。
写真は 高校生が 花を植えた半円形の花壇です。
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14 件のコメント:
笹川さん、お役に立つ仕事をされていますね。笹川さんのご指導だったら素晴らしいトマトが出来るでしょうね。
生徒たちも良い先生に出会いましたね。
モンカーさん:
有り難う御座居ます。
生徒さん達には "大きく育つのは、花やトマト自身で、自然の太陽・土・水のお陰です。 私たちは 彼等が何を望んでいるのか? を見て取って その手助けをするのです。 それを「目肥」と言い 彼らにとっては何よりの肥料なのです。"と 何時もの持論を話しています。
個人差はやむをえませんが、生徒さん達が 花やトマトに目を向ける様になったのは、いいことだと思います。
菜園ブログさんのトマト作りは地元でも有名なんですね!
中学生の時に、土に触って花でも野菜でも育てると、大人になったときに役に立つと思います。
私は、若い時に土に触った記憶がないので基本的なことが分かっていないといつも思っています。
それにしても、この中学生たちは羨ましいです。私も生徒の一員になりたい気持ちです(笑)
リラさん おはよう御座居ます。
同校と縁があり、昨春から お手伝いをしています。
想い返しますと、私の土に触れるルーツも子供の頃にあります。
大阪のド真ん中に生まれ育ちましたが、戦時の空襲に備えて防空壕を掘った土で胡瓜・ナス・トマトを植えたのが土に触れた最初でした。
その時 胡瓜・ナスは生りましたが、トマトは生りませんでした。”来年は真っ赤なトマトを”と意気込んでいましたら空襲で焼け野が原になり、以後うん十年間 土に触れる機会は全くありませんでした。
ここの生徒さん達も、この体験は きっと これからの人生で 自然に対する親しみの心が持たれる動機になると信じています。
こちらの女子中学・高校生は、よきアドバイザーに巡り合えてラッキーでしたね~
土に触れて自分たちで育てたものを食べるのは食育にもなるでょうし・・・自らの手で学園を花で飾る体験と共に素晴らしい実践教育だと思います。
とても有意義なお手伝いですね。美味しいアイコが色づいて並ぶのも壮観でしょう。
kimama さん、こんばんわ。
自分で育てたものを食べるのは いい食育になりますね。 それから、木の上で熟した 本当のトマトの味を知る絶好のチャンスです。
店頭で並んでいるトマトは、色は赤いが 本物の熟した赤さでは無いことを、身を以て知ることは すばらしいことですね。
学校では、はたらく頭(Head).いそしむ双手(Hands).ひろき心(Heart) の頭文字3H を校是として、校章にも使われています。
いい教材になると思っています。
いつも野菜に対する愛情が伝わってきます。
日本の今のシーズンでもビニールで土を保温するのですか?トロントはマイナスにはならないのですが、えんどう豆が少し伸びてきて花をつけてくれました。最近は冷え込みますので、野菜が伸びていきません。保温も考えたほうがいいようですね。ところで、本当に図々しいのですが、リンクを貼らせていただきたいのですがいかがでしょうか?宜しくお願いいたします。
子供達に野菜や草花を育てる指導をされておられるとは素晴らしいことです。 よき指導者に恵まれて、さぞかし心の芽もすくすくと伸びていくことでしょう。
きっとsasagawaさんも子供達からたくさんの元気を貰っておられることでしょうね。(笑
我家のトマトもそろそろ収穫時期を迎えます。
ogasanさん、こんにちわ。
そちらは寒い様ですね。
日本は 桜が咲き出すと、大陸の気候から 急に 海洋の気候に変化しますので 考えられないことです。
黒マルチフィルムの効果は、4月中は、大陸と海洋が行ったり来たりしますので、保温の効果もありますが、現在は過乾燥の防止・雑草の防除・肥料成分の流失防止etcが目的です。
これからは 直射太陽熱による フィルム内の温度上昇は好ましくありませんので、フィルムの上に麦藁等を並べて 陰を作って 涼しさを与えています。
waka3 さん、
おっしゃる通り、私の方が 元気を頂いています。
うちには 中高生の年頃の孫が居りませんので 慣れていません、ハット 気が付くことが度々あり、勉強になります。
いよいよトマトは収穫開始ですね。
最近は 子育てのカラスが農園にきて、トマトでも胡瓜でも、ぶら下がっているのを見ると突ついて困ります。取り敢えず 地上からの侵入には胡瓜ネットを張って防衛はしました。
学校のミニトマトは、排水孔ネットでも被せようか、と相談しています。
sasagawaさんのご指導のもとにミニトマトが露地もの以上に育っていますね。
私の知り合いの近所で、やはり大型プランターでトマト、ナスピーマン等夏野菜を露地ものに負けないほどの物を作っている方がいますが、冬の間、土作りをしているそうです(土の作り方は秘密だそうです)。
土作りと、追肥のやり方によっては路地に負けないものが作れる事を思い出しました。
nagamasaさん、有り難う御座居ます。
自宅のプランターでも今年はフルティカを2本植えています、6段目で芯止めをしましたが、農園に負けないいい実が着いています。 既に 一つ食べてみましたが お味の方もグーでした。
昨年豊作でしたゴーヤを、今年も1本植えています。これも楽しみです。
庭の植木を刈り込んで、プランター菜園を増設する計画です。
学校のプランタートマトも順調です、かなりなことが出来ると思っています。
ただし ナス科の野菜を作る時は、土の入れ替えが大変で、これが問題ですね。
こんにちは。お久しぶりです。
プランターで育てる「アイコ」。
すごく立派に育ってますね。
生徒さん達、楽しみにしてるでしょうね。
早い段階で、土に触れる楽しさを知っておくのはいいことですね。
楽しみ方の引出は多いほどいいですから。
しかし・・・うらやましい!!
今年は育苗が遅れ、まだ花芽がつきはじめたところです。
ご自宅のプランター栽培でフルティカも植えてらっしゃるのですね。
もう、収穫出来てるなんて・・・。
ナス科の野菜は連作出来ないのが困りますが。トマトは毎回新品の土を使用してます。
撤収する頃には、結構土が目減りしてしまいます。堆肥などを足して、再利用しますが別の科のものなら特に問題はないようです。
睦月さん、こんにちわ。
学校のアイコは、その後も順調です。
1.2mの支柱をオバーしそうな勢いです。明日学校にいって、予定の5段花房が開花したら、芯止め作業を勧めるつもりです。
そして夏休み前には、収穫を終える予定です。
我家のプランターに植えたフルティカは、2本立ての主枝は 6段で芯止めをし、脇枝は3段で止めました。
主枝の一番果を食べましたが、すごく甘味がのって、好評でした。
プランター用土は、その処理を含めて問題ですね。
学校のプランターは、昨年ナスとトマトを植えましたので、今年は全取り替えをし、古い土は腐葉土を加えて 花壇に入れました。
狭い我家では、土の移し場所を確保しておく必要がありますね。
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