火曜日, 7月 07, 2009

「十三夜の月」

今日は7月7日 タナバタですが 生憎の梅雨空で夏の星座は望めません。 
 因みに 今年の旧暦七夕は 8月26日で ずっと先です その夜は 天の川や 織女・牽牛もよく見えるでしょう。


さて7月5日は 旧暦の 閏5月13日でした。
 その日 東京では 梅雨の合間で 雲の所々が切れて 夜は 南の空に 時々「十三夜の月」が覗いて見えました。
 いつも見る「十三夜の月」の印象は まだ明るい夕方の東の空に ポッカリと浮かぶ 円い月です。
 ところが その夜は 縦に長い月で「十三夜の月」らしくありません。 目を凝らして見ると 月の上半分に 小さな薄雲がかかり そのために 月の上半分がずれて伸び 縦長楕円形の月に見えているようです。
 その小さな雲がレンズの様な働きをしているのか? スクリーンの働きをして月を映しているのか? 原理は解りませんが 今まで 見たことの無い不思議な「十三夜の月」でした。
 手元にあった コンパクトデジカメを近くの塀の上に固定して ズームをいっぱいに伸ばして撮ったのが この写真です。
 写真には 肝心の上半分の「幻の月」は鮮明に写らないで 一つの縦長楕円形の月になってしまっています。
 愚息に その話をしたら 或フランスの写真家は ” 写真は 自分のイメージの記録だ ” とか言っているよ と慰められ この写真を残す気になりました。

19 件のコメント:

モンカー さんのコメント...

梅雨が空けませんね?今朝もじめじめして本当に困ったものです。洗濯物が乾かずカミさんもぼやいています。この長雨は作物にどのように影響するのでしょうか・・・
十三夜と言うのがあるのですね。最近は夜空を見上げることがなくなりました。子供の頃、僕の田舎は夜空が綺麗で天の川も綺麗に見えていました。3月まで茨城で夜勤生活をやっていたので夜空は毎夜見ていましたがもうあの生活は忘れてしまいました。お陰様で健全な普通の生活をやっております!ホッ!
畑に作った休憩所は門下庵と名付けましょう。苗を3本にして高度化成肥料を追肥しましたので弦がネットにたくさん絡み付いて良い日陰が出来るのが楽しみです。去年は日射が凄くて畑に行く回数が減り雑草が生い茂りましたが今年は梅雨明けが楽しみになってきました。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカーさん、つまらない写真にコメントを頂き有り難う御座居ます。
 今日も雨になりましたね、気持にまでウドンコ病のカビが生えそうです。
 
 十三夜の月は 夕日が残って 空が明るい時に 東の空にポッカリと円い顔を出すので印象的です。

 ゴーヤの門下(モンカー)庵は、夏のいい憩いの場所になるでしょう。
 1ヶ月後の夕方 門下庵で 十三夜の月見をして下さい。

kimama さんのコメント...

なかなか面白い月が撮れたと思います。
>写真は自分のイメージの記録
この言葉に勇気をいただきました♪

M. Sasagawa さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
M. Sasagawa さんのコメント...

kimama さん、有り難う御座居ます。

 この後 望遠レンズと三脚を取に帰っている間に、月は雲に隠れ、間もなく雨が降り出してしまいました。

 写真の撮り方にも、じっくり構図を決めて 自分のイメージを写し撮ろうとする人や、シャッターをバシバシ切って 多くの写真の中から 選び出す人など、いろんな流儀がありますね。
 古い 仏像撮りでは、入江泰吉と土門拳などです。

waka3 さんのコメント...

相変わらず愚図ついた天気が続いています。
こちらでの七夕の夜の月は残念ながら雲の上でしたが、年に一度の素敵な逢瀬は果たして叶ったのでしょうか。(笑
来週の予報にはお天気マークも見えはじめ、各地での高校野球の予選も始まりますので、梅雨明けを期待したいところです。

天体写真はレリーズも無ければしっかりした三脚もありませんので今迄にほとんど写したことはありませんが、22日の皆既日食の日には何か良い方法を見つけてみようと思っております。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3 さん、こんばんわ。
 今日も一日 蒸し暑くて嫌な天気でした。
 夕方 胡瓜の収穫に 人気の無い農園に行ったら、道端のあちこちに 真赤なトマトを突ついた残骸が転がっていました。 カラスもこの天気に いらいらしているのかも知れませんね。

 天体の写真は デジカメのズームだけでは面白くないですね、それなりの準備が必要でした。
 是非 皆既日食を撮ってみてください。 

TP さんのコメント...

こんばんは。

よいお写真ですね。
実は私は学生時代(10数年位前です。)に、フル・マニュアルのカメラでモノクロの写真、という趣味を持っていまして。

月は、非常に面白い、飽きない景色・天体ですね!

ご家族さまの言葉の関連ですが、フランスの写真家で、アンリ・カルティエ・ブレッソンという方がいました。
いまでは当たり前になった『決定的瞬間』という言葉の発案者です。

今回のお写真も、このタイミングでしか残しえなかった、この瞬間でこそ!のお写真ではないでしょうか?

HISA さんのコメント...

毎年七夕の日は梅雨明け前ということもあり、天の川を観るが難しいですね。この写真のお月さま、神秘的です。日常に空を見上げるゆとりが必要ですね。

菜園ブログさんはいつも菜園での記録が
明確で感心致します。菜園日記のような
ものを付けていらっしゃるのですか?

M. Sasagawa さんのコメント...

HISAさん こんばんわ。
 コメントを頂き乍ら、ご返事が遅くなり 失礼しました。

 今日も 蒸し暑い嫌な一日でした。 
 六本木のの新美術館で、友人の書を観に行きましたが、ちょっと歩くと汗びっしょりになりました。

 菜園日誌と言う程立派なものではありませんが、家庭菜園を始めた時から、大学ノートの見開きを一日分として、そのページを開くと 10年分のその日のデーターがわかる様にしています。
 その中に、菜園のことと 気象・温度・太陽 月の位置・新旧暦etcを書き込んであります。

Koji さんのコメント...

お久しぶりです。
星空は見えなくても
七夕らしくすっごいロマンチックな感じな写真ですね。コンパクトデジカメでこんなにきれいにとれるなんてすごいです。
それに比べて僕は一眼レフ使いながらきれいな写真が撮れません。でも感動は心の中にもとって置けますからね。(かっこつけるなー)

M. Sasagawa さんのコメント...

Koji さん、こんばんわ。
 有り難う御座居ます。
 望遠レンズでも着けて、撮るともう少しハッキリ見えたと思います。
 折角のチャンスを残念です。

匿名 さんのコメント...

はじめまして
お聞きしたいのですが2005年のブログにかかれていますがドライトマトの作りかたなのですが、オーブンの100度の機能がない場合は7月でも直接干しても大丈夫でしょうか。。。腐りますか  それとズッキーニの保存方法ですが、たくさんとれた場合どのように保存されていますか。。。教えてください

M. Sasagawa さんのコメント...

TP さん、ご返事を お出ししたつもりでいました。 大変 失礼しました。

 TPさんの写真をいつも拝見し乍ら 感心していました。 やはり そう言うご経験をお持ちだったのですね、納得しました。
 
 家庭菜園を始めて、野菜や花の写真を撮るのは慣れてきましたが、天体はハード面でも 充分ではありません、せめて四季の雲でも撮りたいと思っています。

M. Sasagawa さんのコメント...

匿名さん、
「菜園ブログ」をご覧頂き有り難う御座居ます。
 ご質問の 第1点:ミニトマトを使ったドライトマトの予備乾燥につきましては、直接天日乾燥をしたことはありませんが、梅雨明け十日の安定した晴天の頃ならば、3日も干すとかなり乾くと思います。(昼夜同じ戸外で干しておく時は、鳥などのいたずらにご注意) 乾燥後 冷蔵庫に入れておきますと大丈夫でしょう。
 より長期間 保存する時は、冷凍して下さい。

 ズッキーニの保存につきましては、どれくらいの大きさで収穫するか?にもよりますが、私は開花後1週間ほど太らせて穫りますので、冷蔵庫の野菜室はすぐ満杯になります。それで スチロールの箱を2個、ズッキーニや胡瓜の最盛期用に準備して、冷媒を朝晩取り替えながら、野菜は保存袋に日付けを書いて そこに入れています。
 冷媒のキャパシティーにもよりますが、1週間程は保っています。

匿名 さんのコメント...

ありがとうございました
一度ドライトマトを作ってみます
それと菜園初心者で先輩の方に色々質問したいことがあるのですが、教えていただいてよろしいでしょうか
①夏の残さなどは捨てられるのですか。雑草も含めて今から頭が痛いのですが。。。どうされているのですか。
②ご自分で堆肥を作っておられるとありましたが、どのような分量で作っておられるのですか
③ストチュウを作っておられるようですが分量を教えていただけませんか。又これはなにに効くのでしょうか
④これから秋もの野菜を作る時期ですが、クロマルチはされているのですか。寒冷紗や防虫ネット(サイズは何ミリですか)は使われていますか。できるだけ農薬を使いたくないので一番いい方法がないかと思っています。野菜作りは深いですね。
⑤参考にされている本やサイトがあれば教えていただけませんか

こちらのブログを拝見してとても参考になりました。これからもお邪魔します

匿名 さんのコメント...

つづき
もうひとつお聞きしようと思っていたことを忘れていました。。。。寒冷紗や防虫ネットをしようされているようですが、この場合のトンネルは巾と高さは何センチの支柱をしようされているのですか。私は先日100均で少しかいましたが、これでも大丈夫でしょうか たとえばソラマメなどの場合高さがでてくると思うのですが、その場合でもネットの中にいれてゴキブリ退治されているようでしたので。。。。すこしおききしたかったのです

本当に上手にネットなどをうまく使って野菜を作っておられるのですね 感心します

M. Sasagawa さんのコメント...

匿名さん: 順にお答えします。
① 区民農園での発生屑は、全て家に持ち帰り,ゴミとして出すことに決められています。
② 堆肥作りについては、H2O-12-29付けをご覧下さい。URLは次の通りです。http://saien.blogspot.com/2008_12_01_archive.html
③ ストウチュウについては、H-18-5-2付けをご覧下さい。URLは次の通りです。http://saien.blogspot.com/2006/05/blog-post.html
④ 黒マルチは原則的に 使える場合は必ず使います。
 防虫ネットは1ミリ目以下の細かい目のもので、巾は1.8~2.0mのものです。支柱はどの様な形にも使えるフレキシブルなバーがいいです、お近くの農協やホームセンターで売っています。
⑤ タキイやサカタからの雑誌、ブログにコメント頂いている皆様からの情報です。
(つづき)トンネルの大きさは、中で育てる野菜に合わせて建てます。
 例えば ソラマメの場合は、2枚のネットを合わせて建てています。

匿名 さんのコメント...

ありがとうございます