月曜日, 7月 20, 2009

梅雨明けのトマト・胡瓜

関東甲信地方の梅雨は明けましたが 西の方には前線が残り 例年の様に 梅雨明け十日のカラッとした夏の青空ではありません。
 雲が多く 時々 通り雨のある 不安定な日が続いています。 

 例年 桜の花が散る頃に 一段花房が開花している苗を定植すると 梅雨明けの頃に 9段から10段の実が赤くなります。
 雨除け日除けの設備をしていないと 梅雨の雨と その後の強い日照による水分の急激な変化で 熟しかけたトマトの実が裂果します。
 今年は 2本仕立の 主枝側は11段迄 脇枝側は8段で芯を止めました。
 写真のこちら側が主枝で 向こう側が脇枝です。 ご覧の通り 11段目の実は 支柱の高さを越えて重くなり 茎は曲がっています。 止むなく 背の高いカラス除けネットの支柱を借て支えていますが これらの実は裂果する確率が高いでしょう。
 いずれにしましても 節分に種を蒔いて以来 半年近くお付合いをしてきたトマトとも 間もなくお別れになります。


 同じく 春に定植した胡瓜も 1ヶ月以上 毎日 いい実を生らせてきました。
 梅雨明けの頃になると 株も老化して 胡瓜は懸命に雌花を咲かせますが 実は曲がり尻すぼみが多くなります。
 次の 写真は その胡瓜の後継者として苗作りをして 隣の畝に定植した若苗胡瓜です。
 取り敢えずは 日除けトンネルの中で育て 根付いて 蔓が伸びて来るとトンネルを外して 隣のセコハン胡瓜ネットに誘引するつもりです。
 今迄の実績では この厳しい時期に 共同農園の汚れた土壌で 自根の胡瓜が順調に生育するのは至難です。
 この胡瓜は 秋野菜を植え付ける迄の ほんの1ヶ月間のショートリリーフなのですが この夏は如何でしょうか?

14 件のコメント:

waka3 さんのコメント...

10段前後まで収穫出来るとは素晴らしいですね。
私は今年からトンネルハウスを設置しましたので、風通しが悪くなると病気や虫害のことも考え草丈を1.6mほどに留め、6段房で全て芯止めをしました。
6月1日より収穫を始めた中玉スタピストマトは昨日収穫を終え取りあえず全て根は抜いておきました。
第2弾もそろそろ収穫が始まりましたのでちょうど頃合いはぴったりでした。

胡瓜は9日前に最初のものが終わって既に撤去済みですが、こちらも2回目に播種したものが合わせたように収穫が始まりました。
ちなみに収穫数は多かったもので56本と菜園ブログさんに比べ足元にもおよばない収量でした。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3 さん、
 場所がたっぷりあると、waka3の様に 今頃バトンタッチをする 継投策を採った方がいいと思います。 うちの場合は先発に無理を強いて 引張り過ぎです。

 来年は、狭いながらの作付け計画と 継木の設備を 再検討したいと思っています。

kimama さんのコメント...

種からのトマトは半年ものお付き合いで終焉を迎えるというのは何だか感慨深いですね。埼玉に居る時に菜園で作ったトマトは屋根なしで割れが入りましたが完熟で美味しかったのを思い出します。
我が家は芯止めも適当なやり方でしたが、梅雨との関係で何段花までと論理的なのに、もう感心するばかりです。
自根苗は丈夫で粘り強いらしく、買う際にはそればかりを選ぶ夫ですが、ずらして栽培すると収穫量に悩まなくて助かりますね。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimama さん、
 そうですね センチな言い方をしますと、幼い頃は 寝起きを共にした仲ですからね、トマトを片付ける時は辛いです。
 茎を切ると 切り口から涙を出している様に見えて、作業する手が鈍ります。

 私は生のトマトを食べるのは、このトマトだけです。 色は赤くても、お店で買ったのは別物です。

 胡瓜も継木は味が変わります、出来れば自根の方がいいのですが。
 

モンカー さんのコメント...

トマト、胡瓜やはり今年も良い出来ですね。
もう良く出来る手順がお解かりなので当たり前のような行動なのでしょう。僕もネギやブロッコリー、キャベツ等自信のあるものはそのような行動が自然に出てしまいます。
しれに比べトマトはまだねずみが道を探すようにまだおどおどした行動を取っています。
それでもやっと1個完熟しました。やった!と言う感じですね。
胡瓜はもう「ずらし栽培」が僕の十八番になってきました。さてこれから畑に行ってきます。
秋胡瓜の芽が出てきました。これは8月に入ってからの収穫になると思います。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカー さん、
 過分のお言葉を頂戴して、おろおろしています。
 モンカーさんの ブロッコリーやネギは、安定しているのが素晴らしいです。

 家庭菜園は、本来 欲しい野菜を その都度ゲット出来るのが正道ですから「ずらし栽培」こそが理想でしょう。
 野菜作りの方に重点をかけるのは、趣味と実益の 趣味の方が強すぎるのでしょうね。

HISA さんのコメント...

トマトはまだ実り続けていますが、いずれ終わってしまいます。菜園をしていてトマトの季節が終わるのが一番淋しいですが、それが自然の巡りですね。

今年は梅雨明けが遅く雨で雑草が伸びに伸びていますしトマトが水っぽくなっています。蝉は鳴き始めていますのに~ 変な夏のはじまりです。

そちらは雨の被害はないですか?

M. Sasagawa さんのコメント...

HISAさん、おはようございます。
 こちらも この夏の天候はおかしいです。
 確かに、トマト 特に大玉トマトは 水っぽい気がしますね。 
 梅雨明けの安定した夏空が来ないので、ミニトマトのドライトマトが出来ず、野菜庫がいっぱいになってきました。

 庭の蝉は まだ鳴いたいません。今年は、春も蜂が少なく、梅のみが生りません、天候の異変が影響しているのでは?と思います。
 今のところ、豪雨の被害はありません。

Koji さんのコメント...

家のきゅうりももう限界そうですがまだ頑張って実をつけてます。
第2弾を時間が無くて苗入手できてなかったので急ぎたいと思います。
(トマトってやっぱり雨よけがいるんですかね?)

リラ さんのコメント...

こんにちは!
トマトは半年間素晴らしい成長と活躍を見せてくれましたね。
感激ですよ。
私のも遅ればせながら、毎日食べきれないくらい採れています。
ただ、来年の課題としては、もう少し早くに食べられるように考えたいと思います。
キュウリも、第二弾のキュウリと、初めのキュウリと両方採れはじめて、二度目の種まきの時期をもう少し、遅くしなければと反省しています。
出たとこ勝負でやってますからね(笑)

M. Sasagawa さんのコメント...

koji さん:
 胡瓜もトマトも ここまで頑張ってきたので 表彰ものですね。

 胡瓜の第2弾は 継木がいいのですが、タイミング良く継木苗が手に入るとは限らないので、次善の策で我慢せざるを得ません。

 トマトの春夏栽培では、雨除けは あった方がいいです。

M. Sasagawa さんのコメント...

リラ さん:
 美味しそうな いいトマトがたくさん穫れ出して良かったですね。
 来年からは、また 楽しみが増えて 嬉しいことです。

 リラさんは 広い場所をお持ちですから、出たとこ勝負でやれるので それでよろしいのでは。
 場所を持た無い者は、ぎりぎり計画を建てておかないと廻っていきませんが。

ポタ さんのコメント...

いつも、sasagawaさんの出来のよい野菜を見せていただくたびに、私の出来の悪さを反省しています。
しかし、反省があとに生きません。
猿並みです(笑)
ところで、関東の梅雨明け宣言は気象庁のミステイクだと思うのですが、いかがですか。梅雨明け宣言の翌日から前線が発生していました。1週間後なら梅雨の戻りという弁解もできますが、こんな陽気で梅雨が明けているなんて考えられません。梅雨末期の豪雨被害も起きていますね。素直に訂正すべきだと考えています。

M. Sasagawa さんのコメント...

ポタ さん:
 お師匠さんから お褒めの言葉を頂き光栄です。

 「梅雨明け宣言」は、ちょっとフライングでしたね。 梅雨前線がアルプスを境にして切れて、前線が立ったので 早ガッテンしたのでしょうか?
 今日の天気などは 正真正銘の梅雨空ですからね。