土曜日, 10月 10, 2009

葉物のプランター蒔き・国立天文台(2)


 秋の葉物野菜の第2弾は 写真でご覧の通り 庭のプランターに 少しづつ種を蒔きました。
 手前の左はカブで 右はカラシナです。 奥は左が小松菜で 右は春菊です。
 農園には このタイミングで種を蒔く 適当な場所が無かったのでプランターに蒔きました。
 プランターを新設するにあたっては 今後 夏野菜のナス科やウリ科の野菜も植えられる 深型であること 更に 土を入れた時に 自分一人で持ち運びが出来る大きさで 且つ 合わせてトンネル掛けが出来る様に 同じ角型に揃えました。サイズは50cm×30cm×25cmです。
 種は筋蒔きにして 防虫網のトンネルを掛けました。
 本葉が出てきたので ぼちぼち2回目の間引き 土寄せのタイミングです。
 移植可能な春菊・カラシナ・小松菜は 間引き苗を数株づつ他のプランターに移植して 株数を増やします。 

 さて 前回に引き続いて 国立天文台の2回目です。
 国立天文台は その本部を ここ三鷹に置いていますが 観測施設は その研究目的に応じて 野辺山宇宙電波観測所など 国内の3ヶ所と 海外には すばる望遠鏡でお馴染みのハワイ観測所と 南米チリに建設中の80台の電波望遠鏡群 等があります。
  また それら施設の他に 筑波宇宙センターと併せて 日本のみならず世界の 宇宙観測と研究の最先端を行く 頭脳と技能があります。 

 左の写真は「4次元デジタル宇宙シアター」で写し出された 土星をデジカメで撮りました。暗いシアター内撮影で 手振れが起こっています ご容赦願います。
 地球上から 土星をこの角度で見ることは出来ませんし 子供の頃に よく見に行ったプラネタリウムでも見たことのない土星の姿です。
 この4次元デジタル宇宙シアターは 高性能な望遠鏡で観測したデーターを元に 最新のコンピューターシュミレーションを科学的に忠実に映像化した 迫力ある立体ムービーです。
 天体を空間3次元と 時間1次元の4次元で可視化した 優れた実験システムです。
 円天井に映し出される画像で 約40分間 解説を聞きながら 宇宙の端まで また数億年昔の宇宙まで 案内してもらいました。
 解説の中で語られた言葉「ダークマター dark matter」が印象に残りました。
 今 最先端の宇宙科学の世界では 目に見える物 とは別に 大きな質量を持った暗黒物質 ダークマターの存在を認めないと 宇宙構造の説明がつかないとのことです。
 18世紀の言い古された言葉「見えざる手」を連想させます。

12 件のコメント:

モンカー さんのコメント...

ニュースで土星の外に更に大きな輪が見つかったそうですね。
植え替えすれば上手く育つ野菜は作りやすいですね。僕も高菜やキャベツはその特性を生かして作っています。今日は夏野菜の整理や芋掘りをしようと思っています。ナス、トマトは流石にもう真っ黒に変化しました。今日は忙しそうです。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカー さん、こんばんわ。
 土星の そのニュースは聞いていませんが、あの輪は 大小無数の 土星の惑星が群がって回っているもので、外側の惑星は極めて小さな惑星が猛スピードで回っているのだそうです。

 夏蒔きのキャベツやブロッコリー等は、少々根を切って 植え替えた方が いいと言われています。

 私のトマトは8月に片付けましたが、農園では今まで残っていた ナスやトマトも先日の台風で さすがは駄目になりましたね。

waka3 さんのコメント...

プランター栽培の葉物が良い具合に勢揃いしたようですね。
私はこの種の作物は栽培しておりませんが、近くの畑では先日の台風の塩害でやっと芽が出て育ち始めた同じくらいの大きさの作物は大半が葉が痛んでしまったり枯れたりしてかなりの被害となっております。
我家の人参も3cmくらいに伸びていましたが、40株程のうち4本は完全に再起不能で、数本が何とか持ち直すかどうかというところで、残りのものも葉の先端部分などが枯れたような状態となっています。
茄子は完全に葉が枯死してしまい秋茄子は諦めました。
キャベツや白菜は多少大きくなっていたことと防虫ネットが幸いしたのか何とか軽い被害ですみました。

土星の写真は今迄の記憶の中では回りの環がオレンジ色がかっていて、更にもっと土星の中央よりで麦藁帽子のようなものと思っておりましたが、大変珍しいものを見せていただきました。

リラ さんのコメント...

いつもながら綺麗な野菜の苗がそろっていますね。
やっぱりこのくらい手をかけなければ、葉物は難しいのでしょうか?
菜園ブログさんは、ほうれん草の最後の種まきはいつ頃にする予定ですか?
私も、もう一度蒔いてみようかな?

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3さん、遅くなって失礼しました。
 塩害は大変ですね。 海水を被って そのまま乾いたので濃度が高くなったのでしょうね。
 片付けるか?残すか?の判断も、経験が必要でしょう。

 土星の環は面白いですね、これから望遠鏡が大きくなると、新たなことが判ってきますね。
 子供の頃は、冥王星は惑星の仲間と習っていましたが、宇宙の話題は変化が大きいです。

M. Sasagawa さんのコメント...

リラさん、おはようございます。
 種蒔きは 無から有が生じる様で 面白いので 楽しみながらやっています。
 揃って一斉に発芽させるために、種に被せる土の量を一定にすることを心がけています。 それと蒔いた後 種と土が密着するように 押さえることも発芽を揃えさせますので注意なさって下さい。

 ほうれん草の種蒔きは、この辺りでは10月中ごろ蒔いて 正月収穫と言われています。
 私は 10月の末近くに蒔いて、ベタ掛けとトンネルで、保温を強化して発芽させ、後は 普通に育て 2月の寒い時期に収穫するほうれん草が最高に美味しいので、これを最後の種蒔きにしています。

kimama さんのコメント...

プランターの深さが25㎝もあるのですね。4っも並べると何だかチョットした菜園のコーナーのようです。いつもながら、目肥が行き届きますね。
この土星の写真は、とても眼を引きました。ビッグバンとかブラックボックスとか宇宙には、ワクワクさせられるばかりですがダークマターとは・・・益々分かったような分からないような夢中にさせられる世界です。
岩手にも隣の市内に、確か天文台の一部をみたように思います。

Koji さんのコメント...

プランターでもしっかり管理をしていればおいしい野菜を育てることが出来ますね。
プランターの場合も防虫網は必需品ですね。
惑星もこうして見てみるといろいろと感じさせられますね。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimamaさん コメント有難う御座います。
 庭のプランターは 毎日目肥が行き届きます。
 大変なのは水遣りです。 畑の場合は よほどの日照り続きでないと、根が着いてさえいれば 水遣りの必要はありませんが、プランターの場合は25cmの深型でも すぐに水分が無くなってしまいます。
 これから、おいおいプランターの数を増やしていきたいと思っていますが 生産性の悪い菜園です。

 kimamaさんの所では 空気が澄んでいるので、夜空の星は良く見えるでしょう。 ちょっとしたプラネタリウムよりもいいと思います。 寒くてそんな気にはならないかも知れませんが、冬の星座は印象的ですね。 

M. Sasagawa さんのコメント...

kojiさん、
 プランターでは ゴボウや大根等の根菜を除けば、ほとんどの野菜は栽培できます。
 手間がかかる点が問題ですが。
 折角ですから、プランター栽培は無農薬にしたいので、防虫網は掛けたほうがいいですね。

 宇宙はまだ判らない事が多いですね、今頃「目に見えない物質」なんて表現をしなければならないのですから。

HISA さんのコメント...

葉物野菜の楽しめる季節で嬉しいです。
ホーレンソウや小松菜などのオリーブオイル炒めが大好きなもので・・・

東京在住の時はよく神代植物園へは行きましたが、近くに国立天文台があるとは知りませんでした。野辺山で思い出すのは近くに夫が関係するリゾートホテルがあり良く出かけたのですが、天井が電動で開くバーラウンジがあり満天の星空を眺めたことです。
このあたりは本当に空気が澄んでいました。

M. Sasagawa さんのコメント...

HISAさん、いい気候になり あちこちと 幅広くご活躍の季節になりました。

 葉物野菜はこれから日に日に美味しくなるので 食いしん坊には 種播きと生育を眺めるのが楽しみです。

 神代植物園から天文台の辺り、野川の流域にかけては、昔は 道路事情も悪く あまり行くことが無かったのですが、最近は区画整理も進んで良くなりました。
 野辺山の星空はきれいでしょうね、あの辺で見る夜空は神秘的ですらあります。