
1月15日付けで写真を掲載しました「プランターのソラマメ」は 右の写真でご覧の通り 春の装いになりました。
例年の畑での栽培と同様に 3月になって 追肥と土寄せ 及び 脇枝の剪定をしました。
脇枝の剪定は 一つのプランターに2株植えた株の脇枝は4本に 一つのプランターに1株植えたのは 脇枝を6本にしました。
ここにきて 気温が上がり 早い脇枝は6段花房まで 遅い脇枝でも4段花房まで 花が咲いています。
今迄のところは アブラムシの気配も無く 畑での栽培にひけをとらない順調なペースで推移していますが この満開の花のうち どれほどの数の花が まともな実を付けてくれるのでしょうか? 限られた土の量の中で 根は どれ程の実を養えるまで張っているのでしょか?
せめて葉への陽当たりだけは と考え 支柱の数を増やして 出来るだけ各枝に万遍無く陽が当たるように配慮をしました。

もう一つ残る問題は 難問中の難問 アブラムシ対策です。
農園に比べると 庭のプランターの方が 目はよく行き届きますが アブラムシに害される環境には変わりなく 何らかの対策が必要です。
農園では 土に深く支柱を建てて 防虫網をピッシリと張ることが出来ますが プランターでは ソラマメの背丈に応じた高いトンネルを支える 支柱を埋めるには 土の深さが足りません。 その為に一工夫を要しました。
プランターに固定して支柱を建て しっかりした剛性の高いトンネルを張ると これから吹く青嵐では プランターもろとも転倒の恐れがあります。 従って 支柱の基礎はしっかりと木枠に固定しながらも 上部の構造は麻紐で結ぶ軟構造のトンネルにしました。
防虫網は 農園で使っている 0.8m/m目で 2m巾の4.5m長さの防虫網でぐるりと周りを取り囲みました。 支柱や棒の部材も 普段のトンネル材料を使いました。
出来上がった ソラマメのトンネルは 写真の様になりました。 はたして これでアブラムシをどこまでシャットアウト出来るでしょうか?

暖かい日差しに誘われて 芝 増上寺の枝垂桜を見て来ました。
右の写真は 3本あるうち 大梵鐘の前にある1本の枝垂桜です。 垂れ下がった枝の先で ちらほらと花が咲いています。
春霞なのか 黄砂なのか 本殿の後ろにある東京タワーは 霞んでいます。
大梵鐘の案内板には『今鳴るは 芝か 上野か 浅草か の川柳に詠まれ 江戸庶民に親しまれた鐘』と あります。
当時は テレビの音も エアコンの音も 車の音も無く 人々は あちこちのお寺で鳴る鐘の音を聞き分けられる環境の中 エコで 心豊かな春を楽しんでいたのでしょう。