木曜日, 5月 27, 2010

メタポ気味のトマトとニンニク

 5月も下旬に入ると 夏野菜の生長は急になります。
 初めの写真は 普通トマト「ファイト」の近況です。
 写真では隣の実が透けて見えていますが 1段目は4個に摘果しています。
 その左上に伸びている枝が 2本仕立ての主枝で 3段目の実が見えています。 写真には写っていませんが その先に4段目の花が咲いています。
 右の2番枝は1段目の実が見えて その上に2段目の花が咲いています。
 トマトの幹の太さは 人差し指の太さが理想と言われています。 毎度のことですが 今年も 親指ほどの太さがあり チッソ分過剰の メタポ気味です。

 次の写真は 中玉トマト「フルティカ」の1段果実です。
 「フルティカ」は苗の段階から生長が早く「ファイト」に比べて 1週間ほど早く1段花が咲き すぐに定植をしました。 定植の翌日 4月の異常気象に遭い トンネルに雪が積もりました。
 その寒さにも負けず 既に 5段から6段の花が咲いています。
 こちらの幹の太さも 支柱の青竹と変わらない程に太っています。

 教科書には 1段目の実がゴルフ球程になり 3段目の花が咲き出したら 1回目の追肥を遣ると書いてありますが この段階まで遅らせて やっと 追肥を遣りました。

 隣のニンニクもメタポ症候が出ました。
 5月の初めに 1株のニンニクが 突然 茎に裂け目が出来て そこから複数の芽が ひょろひょろと出てきました。
 数日の間に その芽はどんどんと伸び 左の写真の様になりました。
 始めてニンニクを植えるについて 参考にしたのは このホワイト6片の出庄である青森の ニンニク農家の記事でした。
 それによりますと 「追肥は 11月に芽が大きく育った頃 3月上旬と 4月から5月にかけて生育に応じて再度追肥をヤル」と書いてあります。
 それに習って11月の終わり頃と 年が明けて3月の上旬と 4月の中頃に追肥をヤリました。
 青森と東京では 寒さや 積雪量が全く違います。
 原因は肥料のヤリ過ぎ 特に 追肥の時期を間違えた様です。
 念のために この種ニンニクを買った「サカタのたね」の記事を見ますと「追肥は秋と春の2回」と明記されていました。
 どのような形で この芽が出ているのか? 掘り上げてみました 左がその写真です。
 もちろん このニンニクは 柔らかい新芽も含めて 全部 美味しく戴きました。

14 件のコメント:

nagamasa さんのコメント...

トマトはすごいですね、我が家は2段目の花が咲きつつある段階です。
ニンニクもサビ病にかかり枯れてきたので先日、すべて収穫しました。
玉の大きさに少し不満があります。

kimama さんのコメント...

トマトもニンニクも立派に育っていて収穫の笑顔がこぼれること間違いないでしょう。ギリギリの肥料で育てるのが良いとよく聞きますが、その匙加減は難しいものですね。
長年実の付きが悪かった我が家のプルーンの根元に灰をたっぷり撒いたら、ビックリするほど実が成ったことを思い出します。

M. Sasagawa さんのコメント...

nagamasa さん:
 トマトはなんとか平年並みに追いついて来た様です。
 今年の春は こちらでも風が強く吹き、農園でも あちこちでトマトの枝が折れる被害が出ています。 寒さのために枝が脆くなっているのでしょうか? うちのトマトは親指の太さで、折れる心配はありませんが。

 ニンニクはもったいないことになりましたね、サビ病は 肥料分が足りないと罹り易いと言うことを聞きましたが、如何でしょうか?

ポタ さんのコメント...

ニンニクはりん片から芽が出てしまったのですね。
他のニンニクが普通に育っていることから見ると、追肥の時期や量ではないと思います。
量が多いと枯れてしまうことが多いようです。
トマトは絶好調ですね。
私のトマトは1段目の花が咲き始めたところです。
冷夏だったら、秋までとれるかも知れません(笑)

M. Sasagawa さんのコメント...

kimamaさん:
 有り難う御座います。
 トマトは元肥をひかえめにしていますが、それでも トマトの苗が活着して、暖かくなり 根の働きが活発になると、茎が太くなり、先端部の葉が内側の巻く症状はさけられません。 

 ニンニクの場合は 始めてなので、この経験はいい勉強になりました。
 追肥の時期と遣り方は、経験がものを言いますね。

M. Sasagawa さんのコメント...

ポタさん:
 追肥の問題ではありませんか。
 秋に植えた時に出るべき芽が 今出ている感じです。
 バラしてみると、1cmほどの小さな鱗片がいっぱい着いていました。
 他の 株からは、この症状は出ていません。
 もう暫くで収穫しますので、他の様子も観察出来ます。
 いろいろと お教えいただき有り難う御座います。

waka2 さんのコメント...

今年もトマトの2本仕立てが順調に推移しているようですね。
仰られるとおりトマトの茎はあまり太らせるなといわれておりますが、我が家の大玉トマトも同様に親指となっており、かなり葉も繁っておりますが、まったく同様に育てている中玉トマトはこれとは違って理想的な状態に育っております。
この様なちぐはぐな状態が数年来続いており、それなりの収穫が出来ておりますので、最近はあまり難しく考えないことにしております。(笑

私はニンニクの育て方は元肥をたっぷり、追肥は程ほど(効果があまりない)にということで教わってきましたが、どうやら説は色々あるようですね。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3 さん:
 トマトのメタポ気味は、私もあまり気にしてはいません、初めの頃は ある程度栄養過剰にした方が 株の持ちはいいと思って育てています。
 waka3さんの中玉トマトは もう収穫されているようですが、このトマトはおもしろそうですね。

 ニンニクは始めてですので、何事も試行錯誤でやっています。
 この奇形ニンニクは、掘りたてを食べましたが、やはり採れたてはおいしいですね、しばらくは 楽しめそうです。

TP さんのコメント...

ご無沙汰しておりました。

トマトの写真、拝見しました。
昨年と同じく立派な成育、管理ですね!

メタボということですが、長く楽しむには少々くらいは栄養成長気味でよいのだと思います。
華奢な樹を太らせるのはなかなか難しいですが、元気な樹はあとから調整できます。

咲いている花も元気ですね。

ニンニクのことは…すみません、分かりませんが、私もそもそも食道楽でこそ楽しく農業、と思っておりますので、勉強します!

また拝見します。

M. Sasagawa さんのコメント...

TPさん、コメント有り難う御座います。
 プロにお褒めをいただいて、嬉しいです。

 梅雨明けまでの短い期間が、我々路地栽培のトマト作りです。 この期間に、如何に良果を多く収穫するか?が励みの目標になります。 2本仕立てもその為の一策です。

睦月 さんのコメント...

お久しぶりです。
フルティカはもう5・6段目の花が咲いてるのですね!
今年も早いし、お見事です。
ウチのフルティカはやっと1段目が咲き始めたところです。
今年3年目ですが、過去2年も8月中旬まで育てて最終4・5段だったと記憶しています。
やっぱり、きちんと育てると違うものですね。

M. Sasagawa さんのコメント...

睦月さん:こんばんわ。
 フルティカは1段目が色着いてきました、間もなく初物が戴けそうです。
 ことしは トマトを定植した後で、寒い日が続き 雪が積もることがありました。それでもトマトは丈夫で、花芽の着き方も普通でした。
 去年は プランターにもフルティカを2本植えましたが、今年はソラマメが植えてあったので場所を取られてしまいました。

モンカー さんのコメント...

また今年も笹川さんのトマトが出来ていますね。僕は今年は桃太朗を2本、ミニを1本植えています。
苗を買って植えたのが5月下旬だったのでまだ苗が小さいです。今年もじゃがいもからの病気が心配ですが感染したらまた切って我慢しましょう。2年続けて再生して実が着きました。
これも雑草のように逞しい野菜のひとつです。
仕事が出来るようになり、また充実した日が過ごせるようになってきています。本当にありがたいです。朝は電車で一駅乗って、帰りは健康のため歩いて帰っています。自信がつきましたよ。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカーさん:
 お近くの お勤めでいいですね。 運動にもなるし、生活にリズムのできるのが何よりです。
 週末には、菜園に出られるのでしょね、ぼちぼちと おやり下さい。

 例年の くろまめはもう蒔かれましたか?