水曜日, 5月 25, 2011

着々と進む園芸授業

 学校の園芸も順調です。
 昨年は4月の異常寒気で 学校のトマトはダメージを受けたので 今年は定植時期を遅らせて ゴールデンウイーク明けに植えました。
 ご覧の大型プランター12個に ミニトマト「アイコ」の苗を3本づつ 合計36本 植えてあります。
 中学2年生と3年生が プランター単位でグループを組んで作業をし それぞれのグループ名を書いた名札を立て その後 毎日 観察と水遣りなどの世話をしています。
 今年は 気象もまともで 今のところ 順調に生育しています。
 一回目の追肥も終えました。
 ビル風が強いので しっかりした支柱建てをします。 
 間もなく 可愛い形の 赤と黄色のミニトマトが収穫できます。
 収穫したトマトは学校の給食に付けられて 皆で戴きます。

 中学1年生は 夏の間 学校の花壇や芝生のグランドの周りに植える花の苗作りをしています。 
 種が大きくて 比較的発芽率の高い「マリーゴールド」 と「ジニア」の種を 250個ほどのポットに蒔いて 育てています。
 右の写真は 種を蒔いた人の名札を差したポットに 水遣りをしているところです。
 6月の上旬には この「マリーゴールド」 「ジニア」の他の花も 苗で購入して 全てを高校生が 構内の花壇に植えます。
 こうして 生徒達の手で育てられ 植えられた花々は 秋の学園祭の前までは 学校のあちこちを彩ります。

 一方 昨年からオープンした 相模原にある「新渡戸農園」も 春先から着々と進められてきました。
 左の写真は 先週末に小学校の父兄を交えた皆さんの手で 300本以上のサツマイモの苗が植えられた サツマイモ畑です。
 10月になると サツマイモは太り 芋掘会が開かれます。
 その日は一日中 小学生の楽しそうな声が 農園中に響きます。
 上の写真にも見えますが 左隣にはジャガイモが 通路を隔てた迎えの区画には芽の出始めたサトイモと 一畝のナスが 又 その端に 白いトンネルの掛かっている畝はカボチャ 等々が植えられています。
 以上 今回のサツマイモ畑をもって 約170㎡の相模原の農園は満杯になりました。
 間もなく ナス・カボチャ・ジャガイモの順に収穫が始まります。

11 件のコメント:

waka3 さんのコメント...

今年もお孫さん年代の学生さん達のお相手で楽しみながらお手伝いのできる菜園教室が展開されているようですね。

相模原にある「新渡戸農園」まではかなりの距離となってしまうのでしょうか?
遠くに生長したジャガイモも見えますが、あまり遠い場所となると管理面からは根菜類が主体となってしまうのでしょうか。
カボチャも植えられているようですが、受粉はどうされているのでしょう、ちょっと気になりました。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3 さん、
 生徒さん達を相手にとまどっております。 最近は家事をしないお子さん達がおられるのでしょうか、例えば トマトを支柱に結束するのに ユニークな紐の結び方をされて その紐を解く時は苦労します。

 相模原へは 車で1時間以上かかります。 先生がたは 週1回通っておられますが、私は何回かに一回行き あとはご相談に応じています。
 
 週一回ですから、作る作物にも制限があります。
 カボチャの受粉はほとんど 虫に頼っています。 農園の周りは芝生が広がっていますので、カボチャはそちらに伸びる様に植えています。
 それでも 昨年の実績からみて200個以上のカボチャが穫れるとふんでいます、学校の食堂で使うには充分な数です。
 また 食堂で使う食材としては タマネギやニンジンが重宝がられていますので、おいおいに作付けサイクルの中に入れて行く計画にしています。

匿名 さんのコメント...

大型のプランターがこれだけ並びますと壮観ですね。ビル風に負けず今年も立派にアイコの赤い実がみられるようになるでしょう。それに花を種から育てるのもステキ。名前を付けていると生徒も管理に、より責任感が湧くでしょうし素晴らしいことですね。
農園は、これまた収穫の楽しみが次々とあって大人も子供も土に触れる機会が多いというのは何にも勝る大事な時間と思います。

kimama さんのコメント...

あらら、名前を忘れました。上記の慌てん坊は私です。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimamaさん、
 有り難う御座います。
 確かに 小さい時に体験したことは 頭ではなく 体に憶え込まれて ずっと後に出てきますね。 都会生まれの私も 菜園のルーツをたどってみますと、空襲に備えて町内の空き地に防空壕を掘った土で、皆さんと一緒に野菜作りをしたことにあります。 その時 上手く出来なかったトマトを何とか作ってみたい との思いが 今のトマト作りの活力源になっているのかも知れませんね。

 今年のアイコは去年の様なことは無いと思います。
 植える時期が去年よりも半月ばかり遅いので、夏休みに入ってもまだ収穫が出来ているでしょう。

モンカー さんのコメント...

今年も子供達の園芸授業をやっておられるのですね。綺麗な野菜が出来るので子供達も大喜びですね。
僕は今年はさつまいもの苗作りをするのに芋から苗を取ることを試しているのですが今日現在まだ芽が出ていません。苗取りは難しいですね。万一に備え、市販の苗を1本買って畑で苗を取る準備をしているので出ない場合はそれから苗を取りましょう。

HISA さんのコメント...

菜園ブログさん、こんばんは!
よく降りますね。でも今回の台風、風はあまり強くなくて子供たちの菜園のお野菜も大丈夫でしょう~

梅雨の間は少し畑もお休みして東京に滞在していますがそのあと神戸に帰ってからはきっと戦争でしょうね。ジャングルのようになった畑や庭が怖いです。(笑)

nagamasa_156 さんのコメント...

ご無沙汰しています。
相模原の農園は順調なようですね、以前は畑だった場所ですか?
子供達の収穫の喜びを見ていると、やる気が出てきますよね。
また、食材として喜ばれるものを中心にローテイションを組むのも
楽しみですね。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカーさん、
 コメント有り難う御座いました。
 子供達は自分で育てた野菜は 給食で出されると全部食べます。
 最近東京の学校では 江戸東京野菜を校内で育てるのが増えているそうです。
 例えば 亀戸大根とか寺島ナス 等々です。
 寺島ナスを栽培している小学校の子供達に「このナスは美味しい?」と聞くと全員が「美味しい!」と答えるそうです。

 相模原は 八王子に近い気候ですが 去年はサツマイモを 5月の終りに植えました しかし 満足出来る収穫ですた。
 モンカーさんの所では 今からでも いいのが穫れるでしょう。

M. Sasagawa さんのコメント...

HISAさん、こんばんわ。
 一日遅れで失礼しました。
 昨夜は ひどい雨風でしたね。
 学校のトマトが一本 その風で折れました。 折れたトマトを植えた子供達は 一本少なくなるのでかわいそうです。
 おくればせながら 急遽 学校に駆付けて 支柱立てをしてきました。 先週 立てておけば良かったのにと悔やんでいます。
 神戸の方は どうだったのでしょう?
 気になりますね。
 いずれにしましてもこの時期は トマトでも一週間見ないと 脇芽が茂り見違える姿になっているでしょうし 胡瓜などは50㎝位蔓が伸びているのでは?。
 お帰りになられたら まさに戦争ですね お察し致します。
 
  

M. Sasagawa さんのコメント...

nagamasaさん、
 コメント有り難う御座いました。
 相模原農園は 女子美の相模原キャンパス内にあります。
 その前は畑だったのでしょうね。 相模原は植木の植え溜めも多く 土がいい所で有名です。
 昨年農園を開くに際して ユンボで1メートルほど掘り キャンパス内の落葉が何年分も積み上げられて いい腐葉土になっていたのを石灰と同時に混和して タップリ入れました。 土壌は文句無しです。

 学校の食堂で 要求の多いのは ジャガイモ キャベツ です。
 昨年 大きな冬瓜が出来て 持ち込みましたが 何時までも飾りにされていました。