『謹賀新年』
今年の元旦も穏やかな天気で 近くの春日神社に参りました。
江戸時代この辺りは 神田川と善福寺川の間の台地で 茅などが生え茂った野原だったようです。
将軍家光の頃の鷹狩りの記録に「猪を16頭捕獲した」とあり 鷹場の一つでした。 その後 万治年間に五日市街道沿いの土地を開発し 大宮前新田を開くことになり その開墾の成功を祈願して創建された神社が この春日神社だとのことです。
写真の拝殿は明治に入ってから 建て直されたものです。
ここに残っている文化財の一つに「力石」があります。
正面鳥居の左脇に ご覧のように 卵形の大きな石が十数個置いてあります。
担ぎ石と言われるこの石の起源は 石占いの一種で この石を担ぎ上げることで その年の豊作・凶作を占ったと伝えられています。
米俵を担ぎ慣れていた当時の若者たちは 石を担いで競い合い 神社の祭行事の一つにもなっていたようです。
この石の中で最も重いのは73貫目(約274kg) 軽いものでも30貫目(約113kg)です。 当時の若者達の力持ちには驚くばかりです。
もう一つの文化財は「板絵着色雷神図」狩野洞月詮信筆が 保存されています。
年を越して 畑に残っている野菜を少しづつ収穫しています。
まずは 白菜です。 早生の「無双」は既に収穫し終わって 今日は大型の「王将」を収穫しました。
寒い空っ風で 葉が捲れて 枯れ込まないように 大きな外葉で白菜を包み込むように巻いています。
日没時間がだんだんと遅くなり 日照時間が長くなります。 白菜が花芽の準備に入り 結球が割れ出す前に収穫せねば と思っています。
早生種の聖護院大根です。
マルチを引き千切って 太っています。 引き抜いて見たら 異常に大きな大根で 二つの大根が合わさった様な変形大根でした。 葉が青々として シッカリ立ち上がっていたので 収穫せずに置いてあったものです。
煮物で戴きましたが さすがは聖護院大根 青首とは雲泥の差でした。
奥に見えるのは中生種で 「すしらず聖護院」と言う名前ですので もうしばらく置いておけるでしょう。
10月に ブログにも載せましたが コガネムシの幼虫に痛めつけられたカブも残り少なくなりました。
殺虫剤の薬効成分は一ヶ月半もすれば 分解消滅するので 11月の下旬頃から 順次太ったカブを間引き穫りをしてきました。
ごらんのように 葉が青々として奇麗なので 葉も一緒に食べています。
8 件のコメント:
菜園ブログさん、今年もよろしく!です。
元日から東京なので前もって白菜、大根、ニンジン、カブなど宅急便で東京に送っていますのでこちらでの新年会などで大活躍です。
で、明日も友人が遊びに来ますのでカブのパスタを考えています。
大崎からはこのところの冷たい空気のせいか、富士山がよく見えます。
新年早々から素晴らしいスタートですね。日脚もだいぶ伸びてきましたから大きな白菜の収穫は急がれることでしょうし、聖護院大根の美味しそうな煮物を想像させられます。
スカイツリーは武蔵を見渡せるということから高さを634mにしたのだとか。江戸の文化には驚かされることが沢山ありますが力石は初めて知りました。今より体つきが小振りの若者でしょうに凄いですね。
遅ればせながら明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
白菜や聖護院大根など寒さにも負けずにしっかりと育ったようですね。
昨年は台風で大根の蒔き直しを余儀なくされましたが、トーホク交配の「秋祭」という青首大根を蒔いたところ聖護院大根に負けず劣らないほど軟らかな大根でした。
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年は御無沙汰してしまい、すみません。
ひさびさにお邪魔しましたが、変わらずお見事ですね!
紐で縛ってある白菜、近所でも見かけますが、そういう意味だったんですねー。
HISAさん、
伊豆の山荘に出かけていましたので、ご挨拶が遅れて失礼しました。
東京の3が日は 穏やかな天気で いいお正月でした。
今夜の十六夜の月も 空気が澄んでいてくっきりと見えています。
自家製の野菜で、新年を祝うとは 東京では超贅沢ですね。
吉祥寺や荻窪駅の辺りを歩くと、オセチの商戦が、異常な激しさです。
小田厚道路から見える富士山もくっきりと よく見えました。
例年よりは 雪が少ない様な気がしました。
今年も宜しくお願いします。
kimamaさん、
ご挨拶が遅れて失礼しました。
今年も宜しくお願いします。
暮れのうちは いろいろとヤボ用に追われましたので、収穫にも行けず 実は ハズカシクて写真も撮れない オバケホウレンソウや メタポ気味に下膨れしたミズナなど 他にたくさんあるんです。
江戸からは学ぶべきことが多々ありますね。
先進国の間で唱えられている「健康で 持続可能なライフスタイル(LOHAS)」のヒントは江戸とキューバから学ぶ との本を読みました。
江戸時代はエネルギーも食料も ほとんど輸入をせずに、日本の中で完全リサイクルによって、持続型社会を維持し続けて来た。
江戸からは これから学ぶべきことがありますね。
waka3 さん、
ご挨拶が遅れて申し訳ありません。
こちらこそ 宜しくお願い申し上げます。
寒いなかでも 順調に生育している野菜には、まともに収穫にもいかず 放置して申し訳ないきもちです。
「秋祭」と言う青首大根はまだ市場には出回っていませんね。
こちらの店頭では 聖護院大根は全く見ることが無くなりました、昨日 伊豆のスーパーでは、小振りですが売っていました。1個158円でした。
睦月さん、
こちらこそ 遅くなり失礼しました。
変わりませずよろしくお願い申し上げます。
昨年から 睦月さんに倣ってプランター菜園を始めています。
目下のところ、植っているのはイチゴです。 ブログにも書きましたが、ルーツは 迷い込んで来た 1本のランナーから増やしている イチゴです。
これから いろいろと参考にさせていただきます、よろしくお願いします。
コメントを投稿