この時期になると テレビで報道されている「東京の朝の温度」に比べて この辺りでは 同じ都内でも3℃ から 4℃も低くなります。 東京を出て 真西に進む中央線の駅名に高円寺 ⇒吉祥寺⇒国分寺⇒八王子 と 寺(ジ)が並んでいます。 以前から「冬は 一寺 毎に 気温が1℃下がる」と言われていましたが 気象庁の百葉箱のある大手町辺りは 最近高層ビルが林立して 空気が溜る為に温度が下がらず 更に1℃以上も 差が付くようになりました。
冬晴で 地表の放射冷却が多い日は 氷点下の朝が続き 農園の冬野菜は 穴空きポリフィルムのトンネルの中で じっくりと土の養分を吸い込みながら 時間をかけて育っています。
右の写真は 11月に入って この秋の最終回に蒔いた小松菜とホウレンソウの近況で 奥の やや小振りな4列がホウレンソウです。
種蒔き後 一ヶ月経った 12月の初旬に 中耕 追肥 土寄せ を終えてあります。 年が明けて 2月になると 繊維が柔らかくなって 甘味の乗った冬の葉物が たっぷりと戴けます。
つぎは 秋蒔きのエンドウマメです。
11月にポット蒔きして 本葉が4〜5枚の頃に ここに定植しました。 手前の 4穴は キヌサヤで 1穴に2本建てにしています。 奥の 3穴はスナップエンドウです。
あまり 株を大きくすると 厳冬期に痛んで 春になっての花付が遅れますので 地上部の茎葉は このぐらいのままで冬を越してくれるといいのですが つい 過保護になって ツルが伸びてくると 支柱建てや 保温の強化 などで 手間がかかってしまいます。
8月の暑い盛りに 定植した 早生種のカリフラワーは 12月になって霜が降り始めると 花蕾が 柔らかく 美味しくなります。
ソフトボール程に 花蕾が見えてくると 大きな外葉で花蕾を包み 直射日光が当らない様にしています。 花蕾の色が 真白のままで穫れ 花蕾の表面が コワクなるのを防ぐためです。
中生種で 花蕾が黄色の オレンジブーケは まだ握り拳ほどで 収穫は年明け後になります。
いよいよ今年も おしせまってまいりました どうぞ 佳いお年をお迎え下さい。
このブログは 小さな家庭菜園での野菜作りを中心に 写真を付けて メモ風に書いています。 平素 ”目肥” 即ち よく観察をして 野菜の要求を悟り 即時に対応するよう心がけています。 さて このブログを通じて 多くの家庭菜園 愛好の方々と お交わりが出来たことに感謝しています。 これからも「菜園ブログ」の軸はぶらさないで 少しづつ 範囲を広げながら 続けて行きたいと思っています。
月曜日, 12月 30, 2013
火曜日, 12月 10, 2013
収穫期 その ⑵
ここ30日ほどは ほとんど雨が降っていません 今日の午前中に おしめり程度ですが雨が降り 農園の土も 少し落着いた感じになりました。
このところの好天続きで 秋野菜も 目に見える様な早さで成長しています。
毎年 正月前になると お馴染みの 白菜のポンチョ姿です。
この場所の前作のトマトに一部モザイク病が発生していたので その残滓を丁寧に取り除き バーク堆肥と一緒に石灰チッソを混和して 水をタップリ撒き透明マルチを張り8月の太陽で 一ヶ月程 土壌の太陽熱消毒をしました。土の中に10cm程の深さに差し込んだ温度計の記録では 60℃そこそこで 目標の80℃には届きませんでした。
さいわい 今年の秋は 気温が高かったことや 石灰チッソの効き目もあってか 白菜は 順調な生育を続け 定植から90日も経たないで収穫期を迎え ポンチョを纏うことになりました。
聖護院大根も 前作のオクラのネコブセンチュウが激しかったので オクラを抜き取った後 薬剤(ネマモール)を散布して 10日間程土壌消毒をしました その分 種蒔きが遅れました。
この写真は 早生種の丸大根ですが 白い根が現れて 日に日に太くなってきました。 この調子で行くと 早生種は正月に間に合い 晩生の方も 厳冬期の鍋に 使えそうです。
煮物の大根としては やはり聖護院は美味しいし 土壌の固い ここでは 土を深く掘ることから逃れられるのは 有り難いことです。
このところの好天続きで 秋野菜も 目に見える様な早さで成長しています。
毎年 正月前になると お馴染みの 白菜のポンチョ姿です。
この場所の前作のトマトに一部モザイク病が発生していたので その残滓を丁寧に取り除き バーク堆肥と一緒に石灰チッソを混和して 水をタップリ撒き透明マルチを張り8月の太陽で 一ヶ月程 土壌の太陽熱消毒をしました。土の中に10cm程の深さに差し込んだ温度計の記録では 60℃そこそこで 目標の80℃には届きませんでした。
さいわい 今年の秋は 気温が高かったことや 石灰チッソの効き目もあってか 白菜は 順調な生育を続け 定植から90日も経たないで収穫期を迎え ポンチョを纏うことになりました。
聖護院大根も 前作のオクラのネコブセンチュウが激しかったので オクラを抜き取った後 薬剤(ネマモール)を散布して 10日間程土壌消毒をしました その分 種蒔きが遅れました。
この写真は 早生種の丸大根ですが 白い根が現れて 日に日に太くなってきました。 この調子で行くと 早生種は正月に間に合い 晩生の方も 厳冬期の鍋に 使えそうです。
煮物の大根としては やはり聖護院は美味しいし 土壌の固い ここでは 土を深く掘ることから逃れられるのは 有り難いことです。
火曜日, 12月 03, 2013
収穫期になりました
12月に入り このところ 昼間は比較的暖かく 風も無く過ごし易い日が続いています。
9月に種を蒔いた秋野菜は収穫期になっています。
この大葉春菊は 一回目の摘み取りの時に 残した脇芽が成長して ご覧の通り2回目の収穫時期になりました。
香りがよくて 茎も柔らかくて美味しいので 寒い時の鍋物には 欠かすことができませんし また 新ゴマをタップリと炒って すり鉢でよく擂り サット茹でた春菊を混ぜたゴマ和えも最高の秋の味覚です。
この春菊は 寒さに弱いので 今回の摘みとりが最後です。
9月に種を蒔いた 第一回目のホウレンソウも 葉が厚くなり 色が濃くなってテリが出てきました。
筋蒔きの端の部分を少々 掘り出してみました。 根はいい色で ホウレンソウらしくなっています。
早速茹でて ポン酢だけをつけていただきました。 まだ 本当の寒さに会っていないので 真冬穫りのホウレンソウに比べると 甘味は今一でした。
カブも大きく太ったものから順取りしていますが 成長が早くて 取り遅れ気味です。 もう小カブと言うよりも 中カブの分類に入るほどになっています。
根菜類では おなじみの 聖護院大根もやっと丸い根が見えてきました 今年は 前作のオクラの根に付いたネコブセンチュウの消毒の為に 10日間程 種蒔きが遅れ 収穫は お正月に何とか間に合うペースです。
また 写真は撮っていませんが サトイモは既に掘りました 例年と同じ 大野芋です。 この芋は 親芋が結構ネバリがあって美味しいので 先ず 親芋から戴いています。 子芋は正月まで 畑の隅に穴を掘ってイケてあります。
9月に種を蒔いた秋野菜は収穫期になっています。
この大葉春菊は 一回目の摘み取りの時に 残した脇芽が成長して ご覧の通り2回目の収穫時期になりました。
香りがよくて 茎も柔らかくて美味しいので 寒い時の鍋物には 欠かすことができませんし また 新ゴマをタップリと炒って すり鉢でよく擂り サット茹でた春菊を混ぜたゴマ和えも最高の秋の味覚です。
この春菊は 寒さに弱いので 今回の摘みとりが最後です。
9月に種を蒔いた 第一回目のホウレンソウも 葉が厚くなり 色が濃くなってテリが出てきました。
筋蒔きの端の部分を少々 掘り出してみました。 根はいい色で ホウレンソウらしくなっています。
早速茹でて ポン酢だけをつけていただきました。 まだ 本当の寒さに会っていないので 真冬穫りのホウレンソウに比べると 甘味は今一でした。
カブも大きく太ったものから順取りしていますが 成長が早くて 取り遅れ気味です。 もう小カブと言うよりも 中カブの分類に入るほどになっています。
根菜類では おなじみの 聖護院大根もやっと丸い根が見えてきました 今年は 前作のオクラの根に付いたネコブセンチュウの消毒の為に 10日間程 種蒔きが遅れ 収穫は お正月に何とか間に合うペースです。
また 写真は撮っていませんが サトイモは既に掘りました 例年と同じ 大野芋です。 この芋は 親芋が結構ネバリがあって美味しいので 先ず 親芋から戴いています。 子芋は正月まで 畑の隅に穴を掘ってイケてあります。
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