金曜日, 10月 23, 2015

秋の日の 収穫

 10月も下旬になると朝と昼間との温度差が大きくなり 空気も澄んで 過ごし易くなてきました。 野菜たちも 心なしか 気持よさそうに 落着いて見えます。
 秋野菜の農作業も 一段落した此の頃は 農園の人影も 少なくなりました。
  

 今日の農園での収穫です 今がラストスパートのナスとシシトウ類です。
 暑い時期には 収穫に追われるほど 成長の早かった これらの野菜も じっくりと生熟して 我々が欲しい時まで待ってくれます。
 そのうえ ナスにしても シシトウ類にしても 皮が柔らかく あまり手をかけない調理で 素朴な美味しさが 戴けます。 この美味しさも 10月一杯でおしまいになるので 名残惜しい気もします。

 一緒に収穫してきた このネギは 九条系の葉ネギです あまり大きくはなりませんが これから霜に当ると香りが増して 一株抜いて帰ると 薬味に大変ちょうほうです。

木曜日, 10月 08, 2015

10月に入って

 今年の夏は晴れれば記録的な猛暑日が続き 降れば何日もの間全く日が照らない日が続く 異常気象でした。 まだ あまり無理ができない体調にも配慮して 秋野菜の作業は 9月に入り 少しは過ごし易くなってから始めました。

 例年の白菜は 8月の中頃にポットに種を蒔いて 苗作り始めていましたが 今年は大幅に遅れ 更に来年早々には 農園の契約期限が切れる事情のあり 毎年作っている大株白菜は諦めて  最近 流行のミニ白菜を作ることにしました。
 写真の この一畝には 大株白菜ならば 一列でせいぜい5株を植える所ですが ミニ白菜では2列で10株植えて 更に奥には 大根を2列に 6穴蒔いてあります。


この畝にはホウレンソウ・小松菜・カブを筋蒔きしています。
 例年 ホウレンソウと小松菜は 9月の中頃から期間を空けて 3〜4回に分けて種蒔きをし 早秋から寒穫りまで それぞれに 旬の美味しさを味わっていましたが 今年は 先に述べた事情もあり この様なかたちになっています。
 まだ やっと発芽したところで これから順次 間引き 土寄せ 追肥の諸作業が続くところです。

 先回のブログにも登場した 秋ナスのその後です。
 秋の長雨の間は 花芽の着きも芳しく無かったのですが ここに来て 天候が回復して 秋の太陽を浴びて 花が次々に咲いています。この調子ですと 10月いっぱいは 皮が柔らかく 美味しいナスが穫れるでしょう。
 前年までの 千両系のナスとは違い 定植後は 不慣れなために 少々戸惑いましたが ここに来て この品種にも慣れてきました。 食味がいいので 来年以降も 植えてみたい種類です。
 先日 最後の追肥も施しました。


 春以来 生り続けてきました 万願寺トウガラシです。
背も高くなって 隣に植えてあるサトイモの葉を越える勢いです。
万願寺は辛みが全く無く 肉厚で美味しく フライパンで焼いてさっと醤油と酒を回し掛けするだけの簡単調理で戴けるトウガラシです。 
 また 実が生ってから 収穫までの期間がピーマン等と比べて短く オオタバコガの幼虫が実の中に入り込んで 大きくなっていて   調理の時に 嫌な気分にならないのもいいところです。

万願寺と同時に種を蒔いた ピーマンも 春以来 生り続けてきて 最近は後期高齢者の仲間入りをしたのでしょう 花芽が株の先端部に着くようになりました。
 秋の 澄み切った青空を背景に ピーマン独特のシワのある肌合いを写真に撮りました。