日曜日, 12月 12, 2010

やっと収穫期を迎えました

 今年の夏の異常気象は 秋野菜の収穫時期に大きく影響しました。
 12月に入って早生白菜の「無双」がやっと収穫にこぎつけたのです。
 8月の気温が高いために 例年はお盆が明けるとポットに種を蒔いていましたが 今年は 月末ぎりぎりになりました。
 更に 9月に入っても連日 夏日の暑さが続き ポット苗は徒長して しっかりした苗にならず 結局 定植したのは9月の26日になってしまいました。
 これは例年に比べると半月の遅れで 収穫は1ヶ月近くの遅れになりました。
 収穫した「無双」は ご覧の通り 虫食いも少なく 巻きはしっかりしていて 目方は3キロ以上あり まずまずでした。

 次のカリフラワーも早生種の「スノークラウン」です。
 これも収穫は20日以上遅くなっています。
 関東の夏は 通常 昼間の日照で焼けた土も 夕立による打水効果で 夜は温度が下がり 過ごし易くなるのですが 今年は8月の初めから1ヶ月間 夕立も何も 1滴の雨も降らない熱帯夜が続きました。
 従いまして8月初めにポットに蒔いた種が 発芽はしたが順調な生育はせず 特に根の伸びが充分に進まず 土の生え際が細くなって枯れるポットが続出しました。
 農園の誰もが 慌て出して 近くの農家に駆け込みましたが 農家も「自分の畑に植える苗も育たないよ、分ける余裕なんて無い!」と断られるしまつでした。
 結局 9月になって なんとか植えられそうな苗を定植することになってしまったのです。

 スティック セニョオールは ブロッコリーと中国野菜の混成種のために ひ弱な体質なのか? カリフラワー以上に 苗作りに難渋しました。
 10ポットに種を蒔きましたが 半分は枯れしまいました 秋野菜の苗作りでこんなことは始めてでした。
 何とか 定植までこぎ着けたものの 例年に比べると 脇枝の出方が少ない様に思われます。
 例年は2月 3月まで 収穫があるのですが 今年はどうなるのでしょうか。

土曜日, 11月 27, 2010

江戸東京博物館 友の会 『東京新百景』写真展

 最後の夏野菜 ナスやシシトウ類も片付け終えて 冬野菜の収穫までの間 菜園の写真は端境期になりました。

 今回は 去る9月27日付けブログ「写真展をすすめる」の続編として 以下 江戸東京博物館友の会「東京新百景」写真展について掲載します。
 写真展は「JR両国駅」の3番線ホーム通路を借用して開催されました。 
 右上写真の3番線ホームは 国鉄時代に ここ両国発で運行されていた房総線の始発駅として使われていた懐かしい建物です。
 ご覧の通り現在はレトロな雰囲気に化粧されて 修学旅行などの団体列車の始発ホームとして 時々使われているようです。
 このホームへ通じる通路の両側の壁面に、50枚ずつ計100枚の写真が展示されました。
 駅の改札口を入ると 真正面 目の付き易い好位置に この通路があります。
 週日は通勤・通学の人々が 土日には家族連れや 外出の道すがらの人々が立ち寄られました。
 多い日には1日で400人以上の方が入場されて 6日間で 合計2千人以上の入場者数を記録しました。
 会期中は入場者に配るチラシが無くなり 慌てて増刷に走ることもありました。
 公共の場所を借りた為に 壁面への写真のセット方法や 会場の標示ポスターなどで制約もありましたが 両国駅のご協力を得たお陰で 多くの方々にご覧いただけて 成功でした。

 写真は A4の光沢紙で募集をしました。
 うち入選した百枚の写真は 簡単な額に入れられて 撮影者名の順に展示されました。
 右の写真は 私の入選した写真4枚が展示されているコーナーです。
 4枚のうち 右端の1枚はおもいもかけない金賞を受賞した写真です。
 なお 入選が果たせなかった写真も含めて 私が応募した全写真はPicasaアルバムにのせています。
 アルバムの URLは 下記の通りです。(クリックするとご覧いただけます)
 http://picasaweb.google.com/ssgw.mi

 今回の写真展は 友の会 の創立10周年記念事業として企画されましたので 百景の全写真を収録した図録(左の写真)も作成し 全会員に配布されました。
 百枚の写真には タイトルと簡単なキャプション 及び 撮影場所の所在地と撮影者名が付けられて 残したくなるほどの図録に仕上がっています。
 会員の方々でも 行ったことのない所の写真があり ガイドブックにもなると好評でした。

木曜日, 11月 04, 2010

夏野菜の終楽章

  農園で聞く 夕方の時報は「夕焼け小焼け」ですが 「お寺のかね」の音ではなく 警報放送用のトランペットスピーカーが鳴ります。
 夏は このメロディーを聞きながら のんびりと農作業をつづけておれますが 11月になると 手もとが すぐに薄暗くなって 人影もなく うら寂しくなります。
 「福耳」の 白い 小さい花が 1輪 ポツンと咲いているのが印象的です。
 異常な猛暑を乗り越えて 奮闘してきた 夏野菜も 最終楽章を迎えました。
 10月の中程に 最後の追肥を遣った シシトウ類と ナスも みかけは大柄ですが なんとなく生気がなくなっています。
 「福耳」は 7月に 収穫が始まって以来 ずっと生り続け 夏頃からは 花が 房状になって咲きます。
 実の肥大も早く 1週間ほど経つと 左の写真のように 実が 鈴生りに着きます。
 3株も植えておくと 3~4日毎に 40~50個も収穫してきましたが もうこの鈴生りの姿も見納めでしょう。

 ナスは 9月の初めから 柔らかい剪定ナスが穫れ始め 以降 欠かさずに穫れてきましたが ここにきて めっきりと花が少なくなりました。
 花をたまに見つけても 夏の威張ったような花と違って 俯きかげんで 遠慮がちに見えます。
 また 実の肥大が遅く その分 実が固くなりました。
 
 終楽章もフィナーレに入り 宵闇に消てゆきそうです。 
 

金曜日, 10月 29, 2010

小学生のイモ掘り

 秋の1日 大型バス3台に分乗して 小学校1年生と2年生の生徒さんと お母さん方 及び 引率の先生方 合わせて150人が イモ掘りにやって来ました。
 場所は 相模原に この春 新しく開いた 学校の農園です。
 この辺りは 庭木の植え貯めも多く 土壌は野菜作りに合っている所ですが 畝立ての前に機械で1mほど掘り 大きな石は取り除き 石灰と 周りに積み上げてあった落葉がいい天然堆肥になっていたので それをタップリと混ぜ込み 土を仕上げました。

 広さは約200㎡あり そこを4区劃に分けて その内の2区劃にサツマイモを 1区劃にはサトイモを 残りの1区劃には ラッカセイ・カボチャ・エダマメなど 夏野菜にしては 手間のかからないものを数畝植え 1畝には 試しに ナスも植えてみました。
 開園以来 週1回 先生方が替わり番にやって来て世話をしました。 陽当たりもよく 風通しもいいので 始めてにしては これらの夏野菜も満足のゆく出来ばえでした。
 収穫した夏野菜は 学校にもって帰って 食堂の材料として生徒さん達の口に入りました。
 サツマイモは 子供一人当たり1株半ずつありましたので 子供達は軍手をつけた手で キヤッキャ言いながら掘りました。 大きなイモを掘りあげると その都度 あちこちで勝鬨が上がりました。
 掘り上げたサツマイモは 大きなイモを数個ずつ子供達が持ち帰り 残りは 食堂に持ち帰りました。
 1区劃のサトイモは もう少し置いて 子イモを太らせたいのですが 止むなく今日 サツマイモと同時に掘りあげました。
 子供達がサツマイモを掘っている間 お母さん方がサトイモを掘りました。
 イモは 一部はお母さん達のお土産に 残りは これも食堂に持ち帰りました。
 作業が終わった後 全員が 芝生の上に腰をおろしてお弁当を戴きました。
 子供達は 食事の後 広い芝生を走り回り 自然とふれあった満足感一杯で 嬉しそうに帰途につきました。 

日曜日, 10月 17, 2010

白菜とカリフラワー

 時間の使い方がヘタになったのか 動作がグズくなったのか 年々 時間の過ぎるのが早くなりました。
 最近は 一週間があっという間に過ぎてしまいます。
 ブログの更新が滞っている間も 農園の野菜は休むことなく生長していました。
 右の写真は 白菜の近況です。
 手前3株は 早生種『無双』 奥の6株は『王将』 お馴染みの品種です。 
 今年は 8月の中頃から 9月の前半にかけての異常気象で 特に東京地方は 夕立がまったく無いために 夜の温度が下がらない日が続き 秋野菜の植え付けや 種蒔き作業が狂ってしまいました。
 この白菜も例年よりも10日以上遅く種を蒔きましたが この異常気象のために ポット苗は徒長が激しく 置き場所変えて 陽当たりや風通しに気をつかい 水遣りにも工夫しましたが ヒョロヒョロ苗は避けられませんでした。
 白菜は 例年 堆肥がしっかりと入っている 胡瓜の跡地に植えることにしていますが 今年の春に胡瓜を植えた場所は 建築廃材などが捨てられていた所を開拓した 農地としては実績のない所でしたので 胡瓜の生育を心配していましたが 結果は予定以上に満足出来る実績でしたので その胡瓜の跡に白菜を植えました。
 定植は9月26日にマルチに穴を明け 苗のクビモトまで土を寄せて植えました。
 10日ほど経って 葉も大きく広がって来たので その葉を持ち上げて 888化成肥料をその葉の先のあたりに追肥しました。
 これからは ヨトウムシ等の 虫との戦いです 当分は防虫トンネルは外さないつもりです。

 ブロッコリー カリフラワーの類いは 例年よりも20日以上遅い 8月の20日過ぎにポットに種蒔きをしました。
 暑さのために 苗が一本も残らないポットがでるなど 今までに無い経験をしました。
 左の写真は 9月19日に定植をして 倒れないように支柱建てをしてある早生種カリフラワー「スノークラウン」です。
 苗が活着して 一週間ほど後に 888化成で追肥を終えています。
 この畝も カリフラワーが大きくなって 頭が天井に支えるまで 防虫網トンネルは外さないつもです。 

月曜日, 9月 27, 2010

写真展をすすめる

 今年 10周年を迎えた江戸東京博物館友の会が その記念事業の一つとして「広重 名所江戸百景」に因んで『会員が選ぶ東京新百景』なる写真展を企画しました。  
 写真展は 広く会員から写真を募集し その中から 会員が 「東京新百景」にふさわしい写真を選ぼうとの企画です。
 3月に作品募集を始めて 7月末迄の間に 約560枚もの写真が応募されるほどの関心をあつめました。 お陰様で 主催者側の関係者一同は 暑かったこの夏のあいだ中 写真の整理と 百枚の写真を選ぶ審査会の準備に追われました。
 まず 1枚1枚の写真の裏には 受付番号(投票番号)とタイトルのみを記入し 撮影者名は別台帳に整理して 審査 投票の公平を期しました。
 A4版の写真は 縦撮り横撮りがありますが 互いに重なり合わないように並べて それぞれの写真には 審査員が見やすい投票番号とタイトルを付ける必要があります。 そのために 80×110cmの厚手の模造紙に 写真を8〜10枚づつフォトコーナーで留め それぞれの写真には ラベルシールに印刷した投票番号とタイトルを貼り付けた 合計63枚の模造紙を床に並べることにしました。
 右上の写真はその全容を写したものです。
 また 百景と称するいじょうは 同じ場所や景観を撮った写真ばかりが選ばれたのでは百景になりません。
従いまして 左の写真でご覧の通り 例えば 旧東京都庁舎跡に10年ほど前に建った 総ガラス貼りのモダンな建物「東京国際フォーラム」を写した写真は10枚ほどありますが それらは 1枚の模造紙に纏めて貼付けて 一ヶ所で見比べて選んでもらえるような展示の方法が必要となります。
 そのために まず写真を地区別に分けて その中から同じ被写体の写真をまとめ 模造紙1枚に写真が見やすいようにレイアウトをし 写真1枚づつに 番号とタイトルを貼り付けてゆく 手間のかかる作業を繰返しました。(写真面をクリックすると 7番の模造紙に貼られた「東京国際フォーラム」グループの写真が大きくご覧になれます)

 この 友の会会員の投票による第1次審査会の後 江戸東京博物館関係者を審査員とする第2次審査会を経て 100枚の「東京新百景」を選びます。
 選ばれた写真は 11月2日〜7日の間 JR「両国駅」の構内で一般公開されることになっています。

火曜日, 9月 07, 2010

真夏の 唐辛子と茄子

 新聞 テレビ でも報道されていますが この夏の暑さは異常です。
 この辺り 東京23区の西部地方では 8月の10日頃から雨らしい雨は全く降っていません。 従って 昼間の日照で加熱された地面の温度は 夕立で冷やされることが無いまま また翌日の日照で蓄熱され その繰返しが1ヶ月も続いています。
 さらに 長年の間 武蔵野台地の地下水の水位は下がり続け その少なくなった地下水の温度は 上昇しているために 所謂ヒートアイランド現象が起こり 畑の土の温度はとてつもない高温になっているようです。
 朝 農園の水道水の蛇口を開くと シャワーが浴びられそうな温水が出てくる始末です。
 9月に入ってからも 最低気温の平均は27.8℃ と高く 平年に比べても5℃以上 昨年比では6.8℃も高い状態が続いています。 
 その様な異常ななかで 8月の後半に種を蒔いた秋野菜の苗は まともな生長が出来ず 神頼みと 近くの農家に苗を求めに走っても 農家は「自分の畑に植える苗も出来ていないのに」と当惑顔の状況です。
 この辺りでは 今年の秋野菜は 例年とは勝手の違うことになりそうです。
 さて 上の写真は 朝から 雲一つない夏空の下 猛暑の中でも生り続けている「福耳」です。 
 辛味を少しでも和らげようと 水遣りは絶やしていません。
 お陰で 人の背丈程に大きくなって 次々に 花も咲いています。

 次の写真は 「福耳」と同じ畝に植えてある剪定茄子です。
 今年は 8月に入ってから枝の強剪定と 根の更新をしました。
 畝の両側にはタップリと肥料を施し 水遣りを続けてきましたので この猛暑の夏を越して 収穫期に入ってきました。
 異常な暑さの夏を 生き生きと乗り越える姿を見ますと 茄子は“本当に暑さに強い野菜だ” と 今更乍ら感心させられます。
 これから 10月いっぱい 柔らかな秋茄子が戴けそうです。