このブログは 小さな家庭菜園での野菜作りを中心に 写真を付けて メモ風に書いています。 平素 ”目肥” 即ち よく観察をして 野菜の要求を悟り 即時に対応するよう心がけています。 さて このブログを通じて 多くの家庭菜園 愛好の方々と お交わりが出来たことに感謝しています。 これからも「菜園ブログ」の軸はぶらさないで 少しづつ 範囲を広げながら 続けて行きたいと思っています。
金曜日, 10月 21, 2005
美味しい ほうれん草
9月26日 1~2回の収穫分に と思って菜園の空いている所に 筋蒔きした ほうれん草です。 あと半月もすると 美味しいほうれん草になります。
私はほうれん草や小松菜など葉物野菜の種蒔きは 筋播にしています。発芽を出来るだけ揃わせ また 発芽後の間引き・中耕・土寄せ・収穫などの一連の作業も容易だからです。
発芽を揃わせるためには 種を蒔く土の表面を平らにして土の湿り具合を揃え 種の上に被せる土の厚みを出来るだけ一定にしています。
まず 播く畝に石灰と元肥を施して 土の表面を板切れで水平に均します。 15cm 程の間隔に板の長辺の角を押し付けて 深さ7~8mm のV字型の溝を直線状に付けておきます。 その溝に種を1cm程の間隔で落とし込んでいきます。 溝の周りの土を 種が隠れるように被せ 溝に沿って軽く押さえます。 細かい目のジョロで畝全面に均一に散水します。 防虫兼防鳥ネットのトンネルと その上に播き溝がカバーされる程度の雨除けフイルムを張り 種蒔きを終えます。
ほうれん草はこの時期 5日も経てば一斉に発芽します。 間隔を持たせて丁寧に種を播いているので 双葉の段階での面倒な間引きはしていません。 ほうれん草は 本葉が3枚になる頃迄は「立枯れ病」等に罹り易いので 雨除けトンネルを外さないでいます。 本葉が3枚ぐらいになると かなり混み合った所も出てきます 元気な株は残し 間引く株は生え際をハサミで切って慎重に取り除き 株間を4~5cmに空けます。 その後 播き筋の間を軽く中耕して ほんのわずかの化成肥料をパラパラと播き 株元に土寄せします。 雨除けのフイルムも外します。
その後は 天気の良い温かい日の夕方に 7月のブログに掲載しました「ストウチュウ」(葉面散布液)を2~3回撒いて 収穫の時を待つだけです。
ほうれん草の葉は ベタベタとひっつき易いので 筋蒔きにしておくと収穫も容易で 姿のいいほうれん草が持ち帰れます。 帰って30分以内に サット茹でたほうれん草の美味さこそ本物です。
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