月曜日, 11月 28, 2005

堆肥作り:落葉拾い


 毎年12月が近づくと堆肥作りの準備に入ります。
落葉拾いは 気象条件や公園の清掃日など 外部要因による制約を受けるので 早めに行動を起こして チャンスを逃がさないように下調べをします。
 今日は ケヤキの落葉拾いをする 近くの公園へ行って 落ち葉の貯まり具合を見に行きました。 ケヤキの葉は 色が8割がた黄色から赤茶色に変っていました。 次に木枯しが吹くと その葉は一気に散り落ちるでしょう。 その時が 落葉拾いのチャンスだと思いました。
  おりから 朝の光が ケヤキの色付いた葉を綺麗に照らしたので 写真に撮りました。
 もう1ヶ所 農園の近くにある公園へも下見に行きます。 そちらの公園はクヌギの大木だけが植えられているので クヌギの落ち葉を集めるのために毎年行く場所です。
 堆肥の材料は 主体は落ち葉と麦藁です。 発酵養分・肥料成分としては鶏糞と米糠 それに発酵促進剤を加えています。 もちろん 空気と水を得て発酵させます。
 最も嵩が高いのは落葉で ケヤキとクヌギの葉を6:4で混ぜ合わせるのが一番良いようです。 ケヤキだけだと ケヤキの葉は薄くて小さいので ベタベタくっ付き合って空気の流通が良くないし 一方 クヌギの葉はしっかりしていて大きく硬いので スカスカして水分のホールドが良くないようです。 幸いにも 近くに ケヤキとクヌギそれぞれを集め易い公園(さらに 桜・イチョウ等堆肥発酵に好ましくない葉の混入が無い好条件)に恵まれているので 毎年このやり方を続けています。
  

土曜日, 11月 26, 2005

小松菜や からし菜

 からし菜(写真左)や小松菜(写真右)など葉物の野菜は 気温が下がってくると 葉の色も良くなり 柔らかく味も良くなります。
 野菜の世話も 虫や病気をほとんど気にすることはなく  追肥をやっても 根の吸収力が低下して あまり効果もないので することがありません。
 その上に 収穫に追われることもありません。 少々採り遅れても品質的に問題が起こらないからです。
 まったく 手の掛からない作物達です。
小松菜は 胡麻油で手早く炒めて 油揚げを切って入れ フライパンが熱いうちに醤油を廻し掛けると その香ばしいかおりが合います。 また からし菜は サットお湯に通して香りを出し 鷹の爪を加えて塩漬けにし 翌日には頂いています。 
 

木曜日, 11月 24, 2005

木守柿


 庭の柿は色付いたものから順に採ってきて もう 木に残る実は数えるほどに 少なくなりました。 葉も散り落ちて 梢にポツンと残る赤い柿の実は 澄んだ冬空に映えて ひときは目にとまります。
  そのような柿の実 数個は 「木守柿」として木に残すことにしています。 やがて 小鳥たちが毎朝やってきて 実を綺麗に食べてしまいます。そして 最後に柿の種だけが 庭に落ちてきます。
 「木守柿」の言葉には長い年月をかけて培われてきた 人の知恵が感じられます。 思い上った人間が 自然を全て採り尽してしまう事への 意味深い警告だと受け止めています。 

月曜日, 11月 21, 2005

収穫を待つカリフラワー


 朝の最低気温が7℃になって 今年は遅れていた 公園の欅の紅葉も目に付く様になりました。
 寒くなると 菜園に出かける回数はめっきり減って 収穫の為に行くだけとなります。
  カリフラワーは  葉は 小さい子供が乗る橇ほど大きくなり 通路にも入れないくらいに茂ってますが 同じ時に種蒔をしたブロッコリーは1ヶ月近く前に収穫しているのに比べると かんじんの花蕾がなかなか見えて来ないので やきもきしていました。
 今日 大きな葉を掻き分けて 覗いて見ると 底の方に真白い花蕾を見つけ  ほっとして 早速カメラに収めました。
 花蕾はその白さと柔らかさを保ったままで大きくさせるために 周りの大きな葉を集めて結束し 日が当るのを防ぎます。 そしてあと数日の初収の日を待ちます。

火曜日, 11月 15, 2005

農園の菊


 毎年この時期になると 農園は菊の花で彩られます。
農園の方々の中には 自分の区画全部を菊畑にされている方も居られますが 多くの方は それぞれ自慢の菊の苗を持ってきて 区画の片隅に数本植えれおられます。
 菊は 夏野菜の茂みの陰や 通路際の土が硬い所など 年中 目立たないで我慢しています。 そして この時期に 一斉に おもいおもいの花を点けて 存在をアッピールするのです。
 穏やかな小春日和の日に 農園の菊の花をカメラにおさめました。 こちらをクリックするとその「写真アルバム」がご覧頂けます。

日曜日, 11月 13, 2005

木枯し1号が吹く


 昨日は 東京にも 木枯し1号が吹き 農園の様子も 変わってきました。
コオロギやバッタの姿は めっきりと見られなくなり チョウチョも 低い所をよたよたと飛んでいます。 そして 通路ぎわの菊の花が おもいおもいの彩りで 華やかな雰囲気をつくっています。
 秋野菜は 葉の色が鮮やかになり 姿も逞しくなってきました。 写真に写っている白菜も 結球が大きくなり 固くなりつつあります。
 収穫の秋が深まっています。 

土曜日, 11月 05, 2005

ほうれん草の収穫


立冬が近づくと 朝の最低気温は10℃そこそこになります。 
 秋野菜がぐっと美味しくなる季節です。 
菜園のほうれん草も ここにきて根もとの赤みも増して 葉っぱもぶ厚くなってきました。 ここ2~3日の中に収穫出来そうです。 持って帰って すぐに茹でたほうれん草こそが 本当のほうれん草の美味しさだと思います。
 家庭菜園ならではの贅沢です。