
例年より約半月も遅れて「梅雨明け十日」の安定した気圧配置になりました。
この数日間は高温乾燥の日が続き 干し物には最適の時期です。
貯めておいた完熟のミニトマトの中から 大粒で形の揃ったのを百数十個選び ドライトマトを作りました。
写真はオーブン皿に並べられたミニトマトです 綺麗に並んでいますが これは撮影用で 通常はギュウギュウ詰にしています。
この皿が3枚オーブンに入り 100個強のミニトマトがドライトマトを作る単位になっています。
ミニトマトはそのまま食べるのは限度があります。 貯まったミニトマトを保存する法として 手間はかかりますがドライトマトにしておくと 嵩も低くなりますし いろいろな料理に利用出来るので 毎年数回作って冷凍保存しています。
なお ドライトマトの作り方は 昨年7月28日付けのブログ
「ミニで作るドライトマト」をクリックしてご覧下さい。
この機会に ドライトマトを作る動機になったパスタ料理のレシピを簡単にご紹介します。(なお量は2人分です)
1. まずニンニクチップを作っておきます。ニンニク2かけを薄切りにして(丁寧に作る時は芯を取る) ニンニクが浸る程度のオリーブオイルを入れ 中火でニンニクを色よく揚げ ニンニクだけを取り出し 紙タオルに載せて油を切る。
2. スパゲッティを茹でる準備をしておく。(スパゲッティは太めのものを堅茹でにしています)
3. ソースを作る ドライトマト約40~50個(トマト20~25個分)は トッピング用に形の良いのを数個残してあとは細かくしておく フライパンに大さじ2杯強のオリーブオイルを入れ みじん切りのニンニク小さじ半分ほど 種を除いた鷹の爪3分の1ほどを入れ 弱火にかけニンニクが色づいたら 鷹の爪を取り出し ドライトマトを加えて油が馴染んだら火から下ろしてフライパンを揺すりながらドライトマトの香りを出す スパゲッティの茹で汁大さじ2~3杯を加え(にんいくを焦がさない為とソースの量を増やす為) 塩・胡椒を少し振って味を整える ニンニクとトマトの風味をオリーブオイルに移したソースに仕上げておく。
4. スパゲッティが茹で上がる前にソースを温めて 香りが出たところで茹であがったスパゲッティとルッコラのちぎったのを入れて 茹で汁を適量加えてスパゲッティの乾きを防ぎ EXバージンオイルを廻しかけて和える。
5. 皿に盛り 飾り用のドライトマトと好みの量のにんにくチップを散らす。
ドライトマトの濃縮されたうまみを楽しむパスタ料理です。