「霜が降りて 里芋の葉が枯れてきたら掘ればいい」と聞いていましたので 試しに2株の里芋を掘りました。
初めての里芋堀ですから まず どのような形でイモが付いているのか? を見ておくために 周りの土を少しずつ テレビで見る古墳発掘紛いの手付きで 慎重に取り除きました。
ほぼ全体像が現れた段階で写真を撮りました。 曇り空の夕方でしたし 土まみれの冴えない被写体ですからすっきりした写真にはなりませんでした。 里芋作りの私の先生である農園仲間からは「初めてにしては 上出来だよ」とお褒めの言葉を貰いました。
持ち帰って 土を落として ばらしてみると ゴルフボール以上のイモが1株当り 30~40個 付いていて 目方は 3kg 前後でした。
今年の経験で 里芋作りについて本には書いて無い二つのことを学びました。
一つは 台風シーズンに入る前に 大きくなったイモの葉が強風で倒れない様に手を入れること。 もう一つは 土寄せの際に空洞が出来ない様 しっかりと土寄せすることです。 当然の事乍ら空洞の所にはイモは出来ませんから。
今年の春3月過ぎてから陽当たりの悪い区画が当選し 里芋を植えてみることにしました。 その為 種イモの調達にあちこち探して回り 結局10個の種イモを植えるのに なんと4種類もの異種類の種イモを混植することになりました。
余談ですが 今回掘ったイモの種芋は近くのスーパーで2袋 500円で買った袋の中から取り出したものです。 里芋を買う時にスーパーの店長に「このイモを植えてみようかなー?」と言うと 店長は「芽が出るかなー?」と首を傾げていたことを思い出して 収穫の報告をしましたら さすがは商売人「40分の1とは言わないが 安く卸してもらえませんか?」との答えに大笑いしました。