月曜日, 11月 17, 2008

西洋ネギと聖護院

しばらく振りで畑に出てみました。
西洋ネギ(リーキ)と聖護院大根が目に留まり 写真に撮りました。

 西洋ネギは 今年の春 フランス土産に種を頂きましたが 今まで育てた経験は皆無でした。 ネット検索の知識で まずはトライしてみることにしました。
 春の彼岸に 九条ネギと同時に種を蒔き 7月に苗を仮植えして 9月に定植しました。
 西洋ネギは 葉の出方に方向性が有るので 定植の時に葉の出る方向が 畝の方向と直角になる様に植えました。 それ 以外は 従来の九条ネギと全く同じようにして育てて来ました。
 追肥 土寄せも九条ネギと同様に行いましたが 九条ネギは 追肥 土寄せの都度 生長の手応えが感じるのに 西洋ネギの方は あまり変わり映えのしない 何となく 物足りない感じがして づっと初心の不安に付き纏われていました。
 今回 見て 葉の幅が広くなり 根元の色が柔らかみを帯びて 西洋ネギの白くて太い 柔らかな茎が 土の中で育ちつつあるイメージが浮かぶ様になっています。
 霜が降りて 九条ネギを収穫する頃には 初の西洋ネギも? との期待が持てます。  

 その 西洋ネギに比べると 生長の早い聖護院大根は 9月に入ってからの種蒔きでしたが もうご覧の通りです。
 種蒔き後は ひもじい思いをさせて 根を深く伸ばさせました。 種蒔き後 一ヶ月待たせて 追肥をやると ぐいぐいと葉は大きくなりました。 蝶の飛ぶ数も少なくなった頃に トンネルをはずすと 葉は一回り大きくなり 今日見ると 根も太く 聖護院大根らしくなっていました。
 12月に入り 西風が冷たく吹くと まるまると太った聖護院大根が穫れ 寒い日に 温かい大根の煮物が待たれます。
 また 聖護院は 青首大根に比べると葉のボリュームも多いようです。 大根の葉は 柔らかく 栄養価も高いので 無駄にはなりません。 大根は 生育も早く 病害虫にも強く 捨てるところもありません 長年 冬野菜の王座に君臨しているのも当然でしょう。  

16 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんは。
西洋ネギ、あまり馴染みのない野菜です。
以前、料理教室でほんのぽっちり使ったことがあるかも・・・。
写真を拝見するに、葉っぱは平たいのでしょうか?
お料理に使うとすると、根元の白いところをポトフなどにするのでしょうか?
聖護院大根、立派ですね。
柔らかくて、煮物にすると美味しいですよね。
我が家では、もちろん作ってないので(作れないので)知人の畑のを頂くんですけど。

奈良と大阪へ来られてたのですね。
あいにくの雨だったようで、残念でしたが。
この時期になると、そう毎日野菜の手入れをしなくても大丈夫なので、出かけやすいですね。

M. Sasagawa さんのコメント...

睦月 様:
 こんばんわ。
 葉は平で、ニラの葉を大きくした形です、ニラほど強い香りはしません。
 お料理は、ポトフやスープに入れると、柔らかく甘みもあって美味しいです。今回は、グラタンにして パルメジャーノを摺下ろしたのをたっぷり掛けて 食べてみたいと楽しみにしています。

 大根の煮物は 絶対に聖護院だと思っています。柔らかで かつ煮崩れしないので 味がよく染み込み美味しいです。

 昔、奈良に行く時に 持って歩いた文庫本の「亀井勝一郎:大和古寺風物誌」を数十年振りで 本棚から探し出してみました。 なんと定価は たったの70圓ですよ。

匿名 さんのコメント...

西洋ネギは4年程前に渡航した友人から種を頂いて植えたことがありましたが、確か中東地域回っていた時に購入されたということで、種袋に採種時期や使用期限も入っておらず、ネギ類の種はどちらかというと短命なことから、このためではなかったかと思いますが、全く発芽することもなく葉の面白い形を見ることもないまま失敗してしまいました。
結果、食べたことがありませんが、食した感じは普通のネギと同じようなものなのでしょうか。

匿名 さんのコメント...

リーキは私も苗作りまでしたのですが、そのまま放置してあります。葉の出方が日本のネギと全く違いますね。味も劣っているので普及していないそうですがどうなんでしょう。

匿名 さんのコメント...

聖護院大根を先日、産直で手にいれました。甘くて美味しくて蕪のように思いましたが冬野菜の王様といのも頷けます。しかも葉まで美味しく収穫できるのは自家栽培ならではの楽しみですね。
西洋ネギの葉も興味を引きますが果たしてどんなネギなのでしょう。形も味も気になります。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3 様:
 西洋ネギは暑い間、全く元気がなく どうなるのか と不安でした。 気温が下がると、急に太くなりました、やはり乾いた気温の低い所の植物なのでしょうか?
 日本のネギの様な ヤク味的なところは少ないようです、それだけに そのものだけでも食べ易いですね。
 無事収穫が出来ましたら、食味レポートをします。

M. Sasagawa さんのコメント...

ポタ 様:
 葉の形は 小さい間はそう思わなかったのですが、最近株が大きくなって、植え方の意味が判って来ました。
 味は、ネギの白根とは全く違う感覚ですね。取れたら、いろいろ調理して 食べてみます。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimama 様:
 完全無農薬で作っていますので、葉も100%安心です。
 
 スーパーの店頭では、長大根に比べて 丸大根は売り場面積を取るし、輸送経費も段ボール箱に入る量が長大根に比べて極端に少ないので、高くつきます。 従って 丸大根はスーパーでは少なくなりました。 自家栽培に最適だと思います、私は丸大根だけを作っています。

 西洋ネギが取れましたら、食味テストの結果をご報告します。

匿名 さんのコメント...

聖護院大根は作ったことがありません。と言うか種をまいても芽が出てこなかったかのような記憶があります。
種をまくだけではなく、しばらくはひもじい思いをさせて根をはらせるなど、工夫が必要なのですね。
出来あがったら、ぜひ写真で見せてくださいな!
楽しみにしています。その結果によっては来年は作るかもしれません。

M. Sasagawa さんのコメント...

リラ 様:
 聖護院大根は、青首大根と同じ様に種を蒔けばOKですよ。 
また、「ひもじい思い」と言いましても、特別の工夫をしているわけではありません。
 前作の夏野菜の跡、土をよく耕すだけで、堆肥や元肥を 特別に入れないで種を蒔き、1ヶ月ほど経って追肥をやることです。
 来年は、青首と同時に蒔いてみて下さい。
 写真の聖護院が穫れたら、写真を撮っておきます。

匿名 さんのコメント...

西洋ネギって初めて見ます。どんな味なんでしょうか?西洋でもネギを料理するのでしょうか?
聖護院は深く掘らなくていいのですね?漬物が美味しそうですね。僕は今年は青首と三浦を植えました。青首は収穫して埋めて保存します。三浦は大晦日に収穫して正月用のお雑煮の種になります。

匿名 さんのコメント...

西洋ネギ大きくなってきましたね、こちらも同じくらいです。
以前にタキイさんのモニターの件お話しましたが12月号の12ページに掲載されます。
まもなく届くと思いますがご覧になってください。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカー 様:
 日本ネギよりも、薬味的なところが少ないです。スープの具にして食べています。

 聖護院は、腰痛持ちには助かります。
 うちは ほとんど煮物にして食べています。荷崩れがしなく、味がよくしみ込みます。

M. Sasagawa さんのコメント...

nagamasa 様:
 御陰様で、西洋ネギは、ものになりそうです。

 モニターの件 すごいですね、まだ 12月号が来ていません、楽しみです。

匿名 さんのコメント...

菜園ブログさん、すぐ近くの奈良まで
いらっしたのですね。今年は早めに
寒波が訪れ 寒さの弱い私は震えています。

リーキは熱を加えるとやわらかくオードブル
などに利用すれば食欲のわく素材です。
聖護院ダイコンも塩もみすればすぐいただけますし、冬野菜は瑞々しく大好きです。

うちでは水菜を毎回サラダに入れています。

M. Sasagawa さんのコメント...

hisa 様:
 朝晩は寒さがしみます。 昼間 学校の花壇に、チューリップの球根を130粒植えた時は 風もなく快調でしたが、夕方 畑にソラマメの苗を植えた時は 寒さで震えあがるほどでした。

 最近の水菜は 筋が無くなり 特有のクセも弱くなって、サラダ野菜として定着しましたね。 やさいのグローバル化のいい見本です。

 久し振りに天平仏を見に奈良に行きました。奈良は狭い所に集中して安置されているので、廻り易くていいですね。