今年の4月・5月は 温度のアップダウンが激しく 昼間の気温が30℃を越える日があると思うと 一転して 桜が咲く前の様な寒い日が数日続きました。
5月の初旬に 胡瓜は盛んにヒゲ蔓を出して 保温トンネルの中では窮屈そうに見えていたので 急いでトンネルから出して ネットを立てました。 すると途端に 低温のサイクルにぶつかり それまで勢いの良かった葉の張りも無くなり 蔓の伸びも衰えて 少々心配した時期がありました。 その後 気温も上昇し 潅水チューブを使って 薄い液肥を施し また 天気のいい日の夕方にはストウチュウを散布しているうちに 次第に調子が戻ってきました。
ただ今の姿は 写真でご覧の通り 本来の胡瓜らしくなってきました。
正面真中の 高い蔓が1番蔓で この蔓からは 既に実が穫れつつあります。 右端に覗いている葉は 2番蔓の葉です 株元には実が生っています。 左の方に伸びているのが3番蔓です これにも いい実花が付いています。
今年も 胡瓜がタップリと根を張れる余地を設けて その土壌には堆肥を充分鋤き込んであります。 暑くなればマルチフィルムの上に分厚くワラを敷き 乾燥すればチューブで液肥を施して根の活動を保って この3本仕立ての蔓を充分サポートさせます。 また 梅雨の合間にはストウチュウを度々散布して 葉からの栄養補給と 葉のベト病 ウドンコ病の予防を兼ねます。
なお 梅雨明け頃の3本仕立て胡瓜の様子については ’05年7月17日付けブログ「元気になった胡瓜」をクリックして ご参照下さい。