このブログは 小さな家庭菜園での野菜作りを中心に 写真を付けて メモ風に書いています。 平素 ”目肥” 即ち よく観察をして 野菜の要求を悟り 即時に対応するよう心がけています。 さて このブログを通じて 多くの家庭菜園 愛好の方々と お交わりが出来たことに感謝しています。 これからも「菜園ブログ」の軸はぶらさないで 少しづつ 範囲を広げながら 続けて行きたいと思っています。
土曜日, 5月 24, 2008
夏日が続いて
ここ数日は 関東地方も晴天が続き 昼間は汗ばむほどの夏日です いよいよ夏野菜の季節になりました。
夏野菜で一番早く定植した トマトは5段花房が開花し 2回目の追肥をしました。
次に定植した 胡瓜は 3本仕立ての各蔓がネットを自力で這い上がり 子蔓の花芽も見えています。
トマトに比べて 約1月遅れで 定植した ナスやシシトウも 花を咲かせ始めました。 その花を 写真に撮ってきました。
ナスの1番花が咲いたのは 冷たい雨が降り続いた日で 花も貧相なものでした。 それでも1番果は着果して 写真でも その実が覗いて見えます。
写真の花は 夏日の日に咲いた2番花です。いまいち ナスの紫色はもの足りませんが 1番花に比べると立派な花になっています。
3本仕立ての各枝も 逞しくなり 花芽も次々に見えています。 その枝先が防虫網のトンネルに支える様になったので トンネルを外しました。
頭を抑えられていた覆いが取れたナスは これから日に日に大きくなり 1番花から下の大きな葉は下45°に伸び 3本仕立ての上の枝葉は上45°に伸びて あたかも 大地に足を踏ん張って立ち 諸手を太陽に向かって拡げている様な 継木ナス独特の姿が 間もなく見られることでしょう。
次の写真は 今年始めて種を蒔いた シシトウ『福耳』の1番花です。
続いて2番花 3番花の蕾も 白く色づいて見えます。
シシトウの類は 花の咲く所から2本の枝が出ます 以降 花芽が付くと枝の数が 倍々ゲーム式に増えます。
このシシトウの1番花から上の枝を どの様に仕立てていくのか?について いろいろな説があります。
「1本仕立て」「2本仕立て」「放任」等々です。
昨年迄は 「放任」に近い形で 確たる理屈も裏付けも無く 混み合った所の枝を除くだけでした。
それでも ほどほどの成果を得ますが 今年は 『タカの爪』を除いて 『福耳』と『伏見甘長』は「1本仕立て」に近い形で仕立ててみようと思っています。
とは申しましても 絵に描いた様にスッキリとはまいりません 多分 現場の状況に応じた その場その場の仕立てになるでしょうが。
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10 件のコメント:
茄子の可愛い一番果も、二番花の色も鮮やかな紫紺で力強く見えます。
上下45度の枝葉とは、面白い見方ですね。今年は、茄子のそんなところにも関心が起きそうです。
バックの洒落た都会の屋根が茄子の居場所をユニークに引き立たせていて何ともいえません。
シシトウの花も真っ白ではなくて、やさしい色合いですね。放任が多い我が家ですが、整枝の効果はいかに??夏野菜の菜園の醍醐味でしょうか。
kimama 様
この写真はちょっと変ですよね。 実は この時は 太陽が照りつけて、ナスの花は 日陰で暗い中にあったので、フラッシュを使ったのです。 普通ならば、街の家々は白く飛んでしまうと思っていましたので、家が傾いたままでシャッターを切りました。結果的には、この家の屋根が面白いのでそのまま ここにアップしました。
シシトウの花も 種類によっていろんな色がありますね。もう一つの『伏見甘長』はつや消しの白と言う感じですが、この『福耳』はベージュがかった色です。
果菜類は、剪定・整枝の役割は大きいと思います。何年か 同じものを作らないと、どうするのがいいのか 決めかねますが。
どうやら先日は楽しかったツーリングも少し度を過ぎたものとなってしまったようで、帰宅2日後から調子を崩してしまい、やっとここに来て回復してきました。
少し見ない間に夏野菜の成長も著しいようですね。
トマトはそろそろ色づいてくる頃でしょうか。
我家の中玉のスタピストマトは既に6段花房の半分ほどが開花をしていますが、下の方の葉がやや丸まりはじめたものも見られますので、2回目の追肥を少し控えております。
シシトウについては、私もどちらかといいますと放任状態で途中込み合ったところの枝を少し払っただけでしたので、今年は菜園ブログさんの方法でやってみようと思います。
waka3 様:
お疲れ様でした、それにしましても、その体力気力共に素晴しいです、羨ましい限りです。
気温が高くなり、生長が急になってきました。
しかし 今の段階で、スタビストマトとファイトを比べますと、開花で1段分、実が赤くなるのでは 2週間位の差がありそうです。
一方 追肥の方は、昨日2回目を終えました。茎は支柱の青竹よりも太くなっていますが、かまわずに どんどんと追い込んでいます。今のところ、4段目の実付も良さそうですし、5段目の花も変わらず咲いていますので この調子で梅雨に入りたいと思っています。
シシトウの仕立てにつきましては、まだ試行錯誤です。その節はご意見をお伺いします、宜しくお願い致します。
シシトウの花、今までじっくりと見たことがなくて、真っ白だと思ってました。
実際は、黄色っぽい色味なんですね。
以前、種を蒔いて育苗なさったものですか?
成長が早いですね。
シシトウやトウガラシにも仕立て方があるとは!昨年、放任にしていてほとんど採れずだったので、参考にさせて下さいね。
睦月 様:
シシトウの花は真白が多いのですが、この花は少しベージュ系です。
どんどん穫れだすと、青唐辛子味噌を作ります。残念ながら、肝心の味覚では お届け出来ませんが、言葉でお届けしたいと思っております。
仕立て方は、懐によく陽を入れることだと思っています、それぞれの野菜のクセと合わせて、よりよい方向に行けば良いのですが。
プランターの場合は、株自体大きくなりませんから、あまり仕立てで いじらないで、初期から 花芽を多く付く様に持って行かれたらいいのでは、と思います。
ナスの花が綺麗に咲きましたね。
私はピーマン類も3本仕立てです。トウガラシも同じように整枝しています。実験の結果を楽しみにしています。
ポタ 様:
ナスの花は 下から フラッシュを焚いて撮りました。外の風景が、望外な効果を出しました。
トウガラシは側枝の数が多いので、あまり失敗は判らないと思います。 8月の収穫を、どれほど上げられるか、がポイントの様に思います。
これから夏野菜の花々の競演がはじまりますね。可憐な野菜の花は観賞するだけでも楽しいのにちゃんと美味しい食べものを供給してくれます。
最近はガーデニングの世界でも人気のあるのがキッチンガーデンであることもわかりますね。
hisa 様:
胡瓜やズッキーニなど 瓜類は未熟果を収穫するので、花が咲くと 間もなく収穫が始まっています。 ナス科はじっくり熟させるのが多いので、これからです。 トマトが真っ赤に熟して 食べられる頃が、夏野菜のクライマックスですね。
私立学校の 校庭の花壇にも、1部のプランターには夏野菜の苗を植えました。生徒達にも、ミニトマトの可愛い実や ナスの濃い紫と黄色の花は、目を惹く様です。
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