記録的な猛暑日が続いた この夏も 9月の声を聞くと 何となくホッとします。
何枚かの夏の写真は ブログ上で日のめを見ること無く過ぎてしまいました。
この時期 畑で目立つのは 真っ赤な「タカノツメ」です。

夏の暑さを経て 土壌水分がカラカラになると トウガラシ類はカプサイシンが蓄積して猛烈に辛くなります。 この タカノツメの隣に植えてある 大型シシトウ「福耳」も辛味が急に増して 今迄は そのまま炒め物にして美味しく戴けたのが 辛くなり 恒例の 甘味を効かせたトウガラシ味噌にして作り貯めしています。
タカノツメは色鮮やかな実を摘み取って陰干しにして 漬物や パスタや 米櫃の虫除け 等々に重宝しています。

隣には 「秋ナス」の柔らかそうな実が 葉の陰のあちこちに見えています。
今年は 気候のせいもあり ナスの強剪定を7月の20日頃に 思い切って早く実施し 追肥もタップリと施しましたので 暑い間中に新芽がどんどんと伸びて ナス色の濃い花を次々と咲かせ 既に 秋ナスの収穫が始まりました。
梅雨の降り方が偏っていて 雨上がりの後の乾燥がひどく 猛烈にハダニ類が発生して ナスの樹勢が衰えたのも 剪定を早めた一因でした。
この夏 昼間の農園は 連日40℃ を越える猛暑日でした。

早くに片付け終えたトマトの跡地は 太陽熱による土壌消毒をしてみました。
トマトの太い根を拾い取った土に 石灰チッソを平米百グラムほど混ぜ込み 水をタップリ撒いて ご覧の透明ポリシートでピッシリとカバーしました 時々 シートを捲って水を撒きました。
土に差し込んだ温度計は昼間 60℃は超えていましたが (80℃以上にはなると かなり消毒効果はあるでしょうが) はたしてこの程度では如何なものでしょうか?
この後 朝夕 少し 過ごし易くなると 元肥を入れて 秋野菜の苗を植えます。