金曜日, 12月 15, 2006

ちりめん葉のカラシ菜


 宮城県の採種場が種を販売しているカラシ菜です。
 去年の秋に始めて種を手に入れて播き 今年が2年目です。
 ご覧の通りこのカラシ菜の葉は色が鮮やかで パセリのようにちりめん状に縮む丸葉です。 葉は大きくて葉肉は厚く 柔らかで適度のから味があって 独特の風味は漬物に最適です。

 9月の中頃に3筋播き 2回ほど間引きと軽く中耕・土寄せをし 追肥は1回だけ化成肥料をほんの少しパラパラと撒きました。
 播種後1ヶ月ほど経って 本葉が20~30cmになった頃から葉の摘み取りを始め 1週間間隔で次々と大きくなる葉を収穫しています。
 持ちかえったカラシ菜の葉は 沸騰前のお湯にサット潜らせます。 そうすることで 折れ易い葉がしんなりとして扱い易くなり 熱を加えることによってカラシ菜独特の香が引き立ちます。 冷まして 水気を切り 葉の重さの3%程の塩と 種を取った鷹の爪を好みの数だけ挟み 重石をします。
 半日ほどで水が上がって来たら 重石を減らし 2日後には 歯切れと香のいいカラシ菜の浅漬けが戴けます。

 このカラシ菜は葉が柔らかいためか 意外と寒さに弱く霜に当ると色が悪くなります これからは霜除けの保温トンネルに入れてやります。
 このカラシ菜は来秋以降も 冬野菜としてずっと播き続けるでしょう。

8 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私も『ちりめん葉からし菜』愛用しています。私は9月27日にタネを蒔いて、今十分過ぎるほどに育っています。しかし、採種用に残しておいた株の周りからこぼれ種が発芽し、今では巨大な葉になり、蕾も見えてきました。浅漬けを今度試してみます。

M. Sasagawa さんのコメント...

福岡のtocchann様:
 おはよう御座います。今日は京野菜ではありませんが、このカラシ菜は寒さにそう強くはないが、寒くなると味が格段に良くなると言う、その地その地の気候に応じて作りこむ「地場野菜」の貴重さを持っているように思います。
 畑の利用回転優先の為に、次々と新たに植えますので、関心は強いのですが種取りをする余裕がありません、残念乍どうも刹那主義の貧乏農法です。

匿名 さんのコメント...

グリーン鮮やかなからし菜ですね。虫もつかず完璧な作品ですね。
とても美味しそうです。

M. Sasagawa さんのコメント...

ポタ様:
 カラシ菜もいろいろな種類があるんですね。たまたま出合ったこのカラシ菜は、秋から冬にかけての漬物として我家では大変重宝にしています。漬け上がっても色がよく、しゃきしゃきしていてご飯がすすみます。

匿名 さんのコメント...

あまり広くないという農園のようですが、次々にいろいろなものが収穫されていますね。
我家ではあまり漬け物を作るということがありませんので、カラシ菜は作ったことがありませんが、どうやら焼肉を挟んで食べても美味しそうですね。

匿名 さんのコメント...

からし菜のお漬物頂いた事がありますが、
こんなに綺麗な葉なので目の保養です♪
何かと慌ただしい年の瀬、お風邪を召されませぬように
お気をつけてください。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3様:
 狭い用地で、腰を下ろして作業が出来ないほどに畝巾を広く確保し、かつ回転最優先でつぎつぎといろんな野菜を作れるように苦労しています。 
 このカラシ菜は生ではちょっとクセがあるので、サンチュの様にはいかないのではないでしょうか?

M. Sasagawa さんのコメント...

temari様:
 有難う御座います。
 このカラシ菜はtemariさんの地方が原産の様です。 誇るべき地場野菜だと思います、お蔭様で美味しいお漬物を毎日戴いています。
 ノロウイルスとか変なのも出て来ました、何かと慌しい時期ですからお互いに気を付けましょう。