このブログは 小さな家庭菜園での野菜作りを中心に 写真を付けて メモ風に書いています。 平素 ”目肥” 即ち よく観察をして 野菜の要求を悟り 即時に対応するよう心がけています。 さて このブログを通じて 多くの家庭菜園 愛好の方々と お交わりが出来たことに感謝しています。 これからも「菜園ブログ」の軸はぶらさないで 少しづつ 範囲を広げながら 続けて行きたいと思っています。
日曜日, 10月 21, 2007
葉物野菜の間引
大陸からの乾いた高気圧に覆われて 秋晴れの快適な日が続くようになりました。
10月に入ってから種を蒔いたホウレン草や小松菜も本葉が出て お互いに触れ合うほどに生長しましたので 種蒔き後初めて 間引きと除草をしました。
葉物野菜の種蒔きは 20cm間隔程の筋蒔きにして ホウレン草の場合は1cm強おきに 小松菜は1cm弱おきに一粒づつ種を置くように丁寧に蒔きます。 農園仲間からは「ピンセットの種蒔き」とひやかされますが 発芽した後 双葉の段階での間引きが苦手ですので 種を蒔く時に間引きの手間も一緒にかけているつもりです。
この後 本葉が4〜5枚になると もう一度間引きをします。 その時には 株が動くほどの強めの中耕と 追肥・土寄せも行います。 収穫までの間 数回のストウチュウ散布をして ずっと防虫網のトンネルの中で育てます。
(そのあたりの詳細につきましては「美味しいホウレン草」をクリックしてご覧下さい。)
秋の日はつるべ落とし 屈んだ腰を伸ばすと 稲荷神社の森の向こうに夕日が沈む瞬間でした。
稲荷神社は 古く江戸時代からこの辺りの鎮守の神として崇められ 当時の村人達の日常生活を伺い知れる庚申塔やその他の石塔 更には さまざまな興味ある伝説も語り継がれています。
先日は二日にわたっての秋祭で 神楽が奉納され 神輿が町中を練り歩き 多くの人出で賑わいました。
境内には 年代を経た欅、楠木、赤松などの巨木が所狭しと生えています。
その一抱えもある欅の幹が陽の光で輝いている様でした。 秋晴れの空高くかかった絹層雲が夕日に映えている様も また えも言われぬ眺めでした。 その一端でも残せたらとシャッターを切りました。
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14 件のコメント:
僕の葉ものの栽培はかなりいい加減ですね。バラ撒きして間引きして食べながら大きくしています。
でも今年は寒冷紗をしないで育てたらホウレンソウの出来が悪いです。囲った方が出来が良いようです。
水菜と小松菜は丈夫で放置しておいても育っています。
確かに間引きは大変です。
しかも思い切って間引くのがもったいなくてつい控え目にやってしまいます。
種まき時には最初はきちんと並べていくのですが最終的にはバラ蒔きと変わらない状態になってしまいます。
ですので、レタスもほうれん草も、いつも密集小振りの出来具合になってしまっています。
境内の巨木というのはそこで暮らした人々の情念が伝わってきそうでつい見入ってしまいます。特に夕暮れ時は声まで聞こえてきそうですね。
モンカー様:
私も始めだけは几帳面にやりますが、後はほったらかしの様なものです、かってに育ってくれます。
小松菜や水菜に比べますと、ホウレン草は本葉が出るまでは立枯れで消えてしまいますが、そこさえ超えれば、アクが強いせいか青虫は付き難いので、その点奇麗に育ってくれます。
先日小松菜「楽天」のペレット種を蒔いてみましたが、粒が大きくて揃っているので、蒔き易く1cm間隔で奇麗に、ほぼ100% 発芽しました。
せんめい様:
間引きは、目がだんだん悪くなるので苦痛になってきました。
この稲荷神社は神田川辺から急な坂を上がった所にあります。 近くには縄文時代の石器等も発見されています、川沿いには大昔から人が住んで居たのでしょう。 少々大袈裟ですが、区の保護樹木になっている境内の巨木達はいろいろなものを見て来たろうと思います。
日が暮れて、人気の無い境内に立っていると、そんな話を聞けそうです。
幻想的な夕暮れですね。
空が何とも言えない色で・・・。
ほうれん草、Sasagawaさんはすごく考えて、丁寧に種蒔きしてらっしゃるんですね!
なーんにも考えずに、無造作に蒔いてしまいました・・・。
防虫網、使ってませんし、芽が出そうだなーと思ったら消えてたりします。
何か病気でしょうか?
それとも、ほうれん草の種って、鳥に食べられることがあるんでしょうか?最近、すずめがよく庭に遊びに来てるんですよ。
鎮守の森の夕焼けの写真はノスタルジックですね。
私は草取りと間引きが嫌いです。ですから、ニンジンは暑いときですのですじ蒔きにしましたが、葉物は一定間隔にマルチに穴を開けて蒔いています。蒔く粒も数粒になるように丁寧に蒔きます。そうすれば後が楽ですね。私の手抜き農法です。
睦月様:
この夕焼け写真を撮っている時、周りに6人の人が居て、携帯のカメラで写していました。 私の写真では、あまり良く撮れていませんが、通りかかった人が見上げるほどに奇麗な夕焼けでした。 空の青さと雲の薄さと太陽の角度が作った、瞬間の美しさだったと思います。
農園でも鳥が芽の出た所を食べているのは見ます。ホウレン草は芽が出た時に、子葉の先に種の殻を付けていますから、狙われるのでは? 私は、種を蒔いた後は、必ず不織布のベタ掛けをします。芽が出揃うとベタ掛けを外して防虫網のトンネルを掛けています。
ポタ様:
冬時間になって、夕方の時報サイレン「夕焼け小焼け」は午後5時に鳴りますが、その時は既に太陽は沈んだ後でした。急に日が短くなりました。
穴空きのマルチがあるといいのですが。
大根などはその方式で欠落も無く、間引きも楽で上手くいってますね。
ようやく秋らしくなり気温も下がり虫も少なくなって来ましたが、まだ蝶が飛んでいるので注意が必要ですね。
私の方も昨日、小松菜を間引いてきました、これからは秋野菜も順次収穫され楽しみですね。
ところで、ストチュウーの件ですが小松菜、ホウレン草以外に散布されてるものがあれば教えてください。
nagamasa様:
気温が下がった途端に、軽い風邪をひき、3日ほど農園にご無沙汰していました。 その間にも、秋野菜は逞しくなっています。
この時期のストウチュウは、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーと白菜は除いて、その他の葉物に散布しています。 しかし散布回数は夏野菜に比べるとうんと少なく、月2〜3回ぐらいです。とりわけ収穫の2〜3日前に散布してやると、葉の色がぐんと良くなり、厚みも増して品質が向上します。
写真の夕景は素晴らしいの一言に尽きますね。
どうも我家の周りから見る夕日は電信柱と家並みに沈む夕日で風情などあまり感じられませんね。
皆さん種蒔きの仕方は夫々に色々な工夫をされているようで中々興味深いですね。
私もどちらかというと後からの間引きのことを考えて、出来るだけ手間の入らない方法にしておりますが、ほうれん草などは時には蒔き散らすような横着なこともしておりました。(笑
waka3様:
お褒めを頂きまして有り難う御座居ます。
この辺りには、まだ幾分か自然の景観が残っていますが、これも後何年持つことでしょう?
我々の時代では無いかも知れませんが、可哀想なことだと思います。
カブや小松菜等、種の小さいモノの種蒔きはだんだん嫌になって来ました。 最近流行の、粒の大きいペレット種(価格は高いですが)が売り出されている種類だけを蒔くことになるだろうなー、と最近思う様になりました。
ケヤキに囲まれて育った私には、とても懐かしい夕景です。
ホーレンソウの蒔き方は、もう唖然とするばかりです。でも間引きの苦心を思えば、堅実な方法ですよね。几帳面さに感心するばかりです。
kimama様:
国木田独歩の住んで居た頃を伺わせる欅が聳えて、区の指定保護樹木になっています。 落葉は貴重な堆肥の材料です。
種蒔きも、バカの付く丁寧さと、筋が通っていれば守る愚直さだけです。
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