このブログは 小さな家庭菜園での野菜作りを中心に 写真を付けて メモ風に書いています。 平素 ”目肥” 即ち よく観察をして 野菜の要求を悟り 即時に対応するよう心がけています。 さて このブログを通じて 多くの家庭菜園 愛好の方々と お交わりが出来たことに感謝しています。 これからも「菜園ブログ」の軸はぶらさないで 少しづつ 範囲を広げながら 続けて行きたいと思っています。
日曜日, 10月 22, 2006
日をずらせて種を播く
ほうれん草は食べる分だけ収穫して 30分以内にサット茹でるのが「ほうれん草の本当の味」と言われています。
ほうれん草が一度にドカット取れないように 播く日をずらせて種を播いています。
例年 秋作ほうれん草は 9月の中頃から10月の中頃までの間に 10日程づつずらせ 3~4回に分けて種播きをしています。
同じ畝に播く理由は あぶら菜科の野菜に比べると ほうれん草は有機質がタップリ入っていて アルカリ性の土壌を好むこと。 更に 土壌汚染の広がっている農園では 発芽後本葉が3枚になる頃迄の間 土壌の湿度が高いと2種類のタチガレ病菌が増えて 所謂「ほうれん草が消える」のを避けるために雨除けのフイルムを掛けておいた方が安心であること などから 同じ畝に種播きの日をずらせて 同じ品種のほうれん草を播くことにしています。
今年は 前作の終了がずれ込んだために 第1回目の種播きが遅れて9月末になり 第2回目は10月10日過ぎになりました。
その ほうれん草の今の様子を写真に撮りました。
この写真を撮った後 第1回目のほうれん草は混み合った所を間引き かるく中耕・土寄せ・追肥をやりました。
後は 週1回位の割合でストウチュウの撒布をしてやります。
なお 10月11日のブログに書きましたシシトウは このほうれん草と同じ畝にあって今も毎日30本前後のいい実を着けています。 そのシシトウを片付けてほうれん草の種を播くのはかわいそうで 他に適当な場所も無いことから 今年はほうれん草の第3回目以降をあきらめることにしました。
あと1ヶ月も経って西風が寒くなり霜も降りる頃から正月にかけてこのほうれん草の収穫期になります その頃は 葉も厚くて柔らかくなり また根も赤く色付いて甘味を持つようになります。
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9 件のコメント:
順番に、ほうれん草の収穫楽しみですね。
画像からも甘み、栄養も伝わりました♪
ホウレンソウ蒔いて見たいと思いますが、
気温の問題でこちらでは難しそうです(^^)
temari様:
ほうれん草は葉物野菜の王様と言われます。春蒔きもいいですが、9月に入ってから播くのが育て易いでしょう。ほうれん草の種は皮が硬く発芽の揃いが悪いので、硬い皮をムキ取った種を播くと揃ってきれいに発芽します。私はタキイの「オーライN」(Nはネーキッド即ち裸にしたの略号)をずっと播いています。
見事にずれて育っていますね。sasagawaさまは、きめ細かい神経の持ち主と推察いたしました。
ポタ様:
昨日までの雨風にもかかわらず、ほうれん草は大した被害も無く育っています。 きめ細かい神経ではございませんで、馬鹿の付く丁寧だけです。
最近は緑色の濃い葉物野菜を家内の関係で極端に減らしましたので、皆さんの写真を指をくわえてながら拝見させて頂いております。(笑
お陰で種の使用量が少ないために。随分翌年以降への持ち越しが多くなってきております。
waka3様:
奥様が早く青物野菜を召し上がられます様にお祈り致します。
MOOKでも拝見しましたが、交配種から採種した種は何年かをかけて選別されているので、種の保存・管理は大変なご努力を要しますでしょう。
種の保存につきましては、特に短命なものを除いては少し大きめな煎餅や海苔等の空き缶に、小型封筒またはチャック付きのビニール袋等を使用して、ありきたりな管理をしています。
後は乾燥剤と稀に虫がつく場合がありますので僅かに無臭の防虫剤を入れる程度です。
殆どを単年で処理していますので、購入した種だけが複数年にまたがることがありますが、以外とこんなずぼらな管理方法でも翌年発芽はしてくれています。(笑
waka3様:
いつもご丁寧なご説明を頂き有り難う御座います。今までは、買った種袋のまま冷蔵庫で保管していますが、年々増える傾向がありますので、今後の為にも、おおいにご参考にさせて頂きます。
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