土曜日, 10月 31, 2009

早生白菜の収穫


 今年の秋は 比較的天候が安定していたか 順調に育ってきた 早生白菜「無双」を1株収穫しました。
 写真の奥に見えているのは 中生種の「王将」です。 こちらの収穫は 寒くなる来月の終わり頃でしょう。

 記録を見ますと 今年は8/16にポットに種を蒔いています。
 そして 自宅の小さな温室に防虫網を張って苗を育てました。 家での育苗は農園に比べると 目が行き届くのか 苗は早く育って 9月に入ると定植可能なまでになっていました。
 特に 早生の「無双」は 苗の生育も早いようです。
 急いで畑の準備をして 9/6に定植 いつもより10日ほど早く植えています。
 半月後の9/21 に追肥を終え この頃から葉は どんどん大きくなりました。

 カタログによりますと 生育日数は67日とあります。 10月の20日過ぎに 結球を触ってみると 固く締まって いつでも収穫が出来そうでした。 
 台風の後 土の乾くのを待って 10/28に収穫しました。 葉は虫食いがほとんど無く 根もネコブは付いていないで奇麗でした 目方は2.8kg あり 上々の白菜初穫りでした。

火曜日, 10月 27, 2009

学校のブロッコリー


9月14日付けの「学校の秋野菜」(クリックすると開きます)でアップしました 学校のブロッコリーは ご覧のように 葉も大きくなり 全数の半分ほどの頂上花蕾は すぐにでも収穫できそうになっています。

 このブロッコリーは 7/23に短大生が 36個のポットに 早生ブロッコリーの種を蒔いて 苗を育てました。 
 1ヶ月後 8/23に 大型プランター12個に 各3株づつ定植し 防虫網のトンネルを掛けました。
 以来2ヶ月の間 学校の皆さんが 水やり 追肥 虫取りの世話を日々してきました。
 今月末には収穫して 11/4からの学園祭に間に合わせます。


 夏の暑い間は休んでいた 庭の鉢植えオキザリスが咲いています。
 ビローウドの様な感触の 赤紫色の葉が鮮やかです。
 このオキザリスは 畑では厄介者の雑草として 憎まれ者であるカタバミの一種です。 
 カタバミの仲間らしく 我が家では世話らしい世話をほとんどしていませんが 毎年 春と秋には ごらんの元気な姿を見せてくれます。

水曜日, 10月 21, 2009

パソコンの更新・秋野菜たち

 使い慣れたノートパソコンの蓋が外れて ディスプレーの表示が出来なくなりました。
 '02年に購入後 7年経過していますが その間に Macは基本的なOSだけでも 3回替わっています。 Windowsも今度のセブンを加えると 3回替わっています この業界の一つの流れなのでしょう。
 しかし 部品は5年間しか保証されていませんので 蓋が壊れても 正規のルートでは部品が無く メーカーでの修理は出来ません。
 市販のディスプレーを購入して 接続すればまだ使えないことはないのですが この際 新しいパソコンに買い替え 前のパソコンに入っていたデーダーは 総て移し替えて 直ぐに 今まで通り使える様にしました。
 今回のブログ更新は その新しいパソコンでの初仕事になりました。

 農園の秋野菜達も 大きくなり 逞しくなりました。
 はじめの写真は トンネルに頭がつかえるようになったので 防虫網のトンネルが外れて 伸び伸びと葉を広げている茎ブロッコリーとカキ菜です。 蝶の姿も少なくなり 葉がボロボロにされることもないでしょう。
 茎ブロッコリーは 既に頂上花蕾が500円硬貨ほどになっています。 この頂上花蕾を収穫すると 本命の茎ブロッコリーのための脇枝が 次々に伸びて来ます。


 次の写真は いつもの聖護院大根です。
 種を蒔いて約1ヶ月後に 初めて888の化成肥料をパラパラと撒いて 土寄せをしておきました。 それまでは 肥料分はひかえて 根が 自助努力で土の中に深く伸びるのを期待しています。
 もう既に 根元はふっくらと 白く盛り上がって見えます。
 こうして見ますと 今年の大根は めずらしくゆったりと植えられています。 千鳥植えにでもすれば もうすこし数多く植えられたのに もったいないことをしました。


 最後のほうれん草の写真は 昨夕撒いたストウチュウが効いて 今朝は葉の緑が 一際鮮やかに見えます。
 込み合った所の 大きい株を収穫して 株間を広く取ると 残った株は 数日もすると また大きくなって 次々に収穫できます。
 ほうれん草の向う隣の 狭い空き地に蒔いた 第2回目の正月取りほうれん草も 揃って発芽しています。

木曜日, 10月 15, 2009

唐辛子の片付とニンニクの植付け

 使いなれたパソコンが不調のために 古いパソコンを引っ張り出して ブログの更新をしています。
 その様な次第で 写真を添付出来ませんが ご容赦願います。
 
 今年も順調に収穫を続けてきた 唐辛子の「福耳」と「伏見甘長」は 先日の台風を契機に 例年より半月ほど早く 片付けました。
 生っていた「福耳」が一度にドカット取れたので 種を取り フードプロセッサーで細かく刻んで 保存袋に入れて冷凍庫で保存しました。 こうしておくと 唐辛子が痛まないし 冷凍庫の場所もとりません。 そして 唐辛子味噌に使う時は 解凍して炒め 味噌を加えれば 何時でも唐辛子味噌を作ることが出来て便利です。 

 唐辛子を繰上げて片付たのは 唐辛子の跡地に 早くニンニクの植付けをしたかったからです。
 当初 ニンニクは 暖地系ニンニクを植えるつもりでしたが 種ニンニクが入手出来なかったので 寒地系の「ホワイト6片」を20粒ほど植えました。
 ニンニクを植えるのは始めてです 指導書に書いてある通り忠実に植付けをしました この後 どんな芽が出てくるのか楽しみです。
 
 他に 農園仲間の方に「ジャンボ ニンニク」を2球頂きました これも植える場所が無かったので 10月始めにコンテナに植付けました。
 今朝 見ると 小さな芽が出始めていました。
 「ジャンボ ニンニク」は来春になって 大きくて 目立つ花の咲くのが 楽しみです。 
 

土曜日, 10月 10, 2009

葉物のプランター蒔き・国立天文台(2)


 秋の葉物野菜の第2弾は 写真でご覧の通り 庭のプランターに 少しづつ種を蒔きました。
 手前の左はカブで 右はカラシナです。 奥は左が小松菜で 右は春菊です。
 農園には このタイミングで種を蒔く 適当な場所が無かったのでプランターに蒔きました。
 プランターを新設するにあたっては 今後 夏野菜のナス科やウリ科の野菜も植えられる 深型であること 更に 土を入れた時に 自分一人で持ち運びが出来る大きさで 且つ 合わせてトンネル掛けが出来る様に 同じ角型に揃えました。サイズは50cm×30cm×25cmです。
 種は筋蒔きにして 防虫網のトンネルを掛けました。
 本葉が出てきたので ぼちぼち2回目の間引き 土寄せのタイミングです。
 移植可能な春菊・カラシナ・小松菜は 間引き苗を数株づつ他のプランターに移植して 株数を増やします。 

 さて 前回に引き続いて 国立天文台の2回目です。
 国立天文台は その本部を ここ三鷹に置いていますが 観測施設は その研究目的に応じて 野辺山宇宙電波観測所など 国内の3ヶ所と 海外には すばる望遠鏡でお馴染みのハワイ観測所と 南米チリに建設中の80台の電波望遠鏡群 等があります。
  また それら施設の他に 筑波宇宙センターと併せて 日本のみならず世界の 宇宙観測と研究の最先端を行く 頭脳と技能があります。 

 左の写真は「4次元デジタル宇宙シアター」で写し出された 土星をデジカメで撮りました。暗いシアター内撮影で 手振れが起こっています ご容赦願います。
 地球上から 土星をこの角度で見ることは出来ませんし 子供の頃に よく見に行ったプラネタリウムでも見たことのない土星の姿です。
 この4次元デジタル宇宙シアターは 高性能な望遠鏡で観測したデーターを元に 最新のコンピューターシュミレーションを科学的に忠実に映像化した 迫力ある立体ムービーです。
 天体を空間3次元と 時間1次元の4次元で可視化した 優れた実験システムです。
 円天井に映し出される画像で 約40分間 解説を聞きながら 宇宙の端まで また数億年昔の宇宙まで 案内してもらいました。
 解説の中で語られた言葉「ダークマター dark matter」が印象に残りました。
 今 最先端の宇宙科学の世界では 目に見える物 とは別に 大きな質量を持った暗黒物質 ダークマターの存在を認めないと 宇宙構造の説明がつかないとのことです。
 18世紀の言い古された言葉「見えざる手」を連想させます。

火曜日, 10月 06, 2009

9月蒔きホウレンソウ・国立天文台(1)


ホウレンソウや小松菜など これから美味しくなる葉物野菜は 9月中旬から10月いっぱいの間に 3〜4回に分けて種を蒔いています。
 右の写真は 9月の中ごろ 小さな空いた場所が出来たので この秋の葉物第一号として蒔いたホウレンソウです。
 種は1.5cmほどの間隔で あらく筋蒔きしているので 発芽後 双葉の段階での間引きはしません。 また  本葉が3枚になる迄は 立枯れ病やベト病にも罹り易いので 透明フィルムの雨除けトンネルを掛けて 乾かし気味に育てています。
 本葉が出揃って 混み合ってきたので ご覧の間隔に間引きをし 888の化成肥料をパラパラと撒き 固くなった土を軽く中耕・土寄せして 潅水をしました。
 この後 混み合ったところは もう一度 間引きをして 収穫前に ストウチュウを1~2回葉面散布します。


武蔵野台地の南縁に 三鷹市から調布市にかけて 野川の河岸段丘が続いています。 その崖線のことを昔から ハケと呼んでいます。
 ハケの上には高い樹木が茂って 昔の武蔵野を偲ばせる風景が残っています。
 昨秋 掲載した神代植物園もこのゾーンにあって その西側に 国立天文台のキャンパスが広がっています。
 国立天文台は大正時代に 元あった 麻布が市街地化して 街灯りが天体観測に支障をきたすようになったので 三鷹市のここに移転して来ました。
 
 この写真は 鬱蒼とした樹々の中に建っている 高さ18.6mの「アインシュタイン塔」です。 建物全体が望遠鏡の筒の役割を果たして 太陽の黒点磁場の観測 太陽光スペクトルの研究などに使われました。
 この建物は昭和5年に東京帝国大学営繕課の設計で 単純な直線の建物ですが ひさしやバルコニーに曲線がとりいれられていて 当時流行のアールデコの影響が見られます。(写真をクリックしてご覧下さい)
 國の登録有形文化財に指定されている建物です。
 この他にも ドーム型の屋根を持った古い建物などが キャンパス内に建っています。

木曜日, 10月 01, 2009

秋のトウガラシ


「福耳」と「伏見甘長」は10月に入っても ご覧の通り元気です。
 6月から ずっと休み無しで実を着けて 背丈も2メートルの支柱いっぱいに伸びました。
 夏の暑い時期は 枝がどんどん先行して伸び そこに花が次々と咲きますが この時期になると 枝の伸びが鈍化して 実は先端に近い所で生っています やはり 生り疲れでしょう。 
 枝の仕立は 原則放任で 混み合った所は 弱い枝を切り取っています。 また 陽当たりと 風通しを良くするために 枝を紐で引き上げています。
 追肥は 月2回ほど 次第に株元から離して マルチに10cmほどの深さの穴を2ヶ所づつ空けて 888の化成肥料を入れ 水をたっぷり注いでいます。

 この時期になると 枝の数が多いので実の数も増えます 4〜5日も収穫しないでおくと右の写真のように 大きなレジ袋に入り切れないほど 一度に穫れます。
  福耳は タネを取って ピーマン代わり使えますし 天ぷらや 唐辛子味噌にして戴いています。
 今年は 土壌の肥効成分と水分の管理が良かったのか 例年ほどの辛さがなく 素手で調理出来ます 皆様に差し上げても 喜んでいただけます。


 先日秋晴れの日に 同好会の方々のお供をして品川界隈のお寺を廻りました。 久し振りで1万歩以上 歩きました。
 江戸時代 品川は東海道の第一番目の宿場として栄え 寺院もたくさん建っていました。 現在も 著名な人達のお墓が 数多く残っています。
 それらのお寺の一つに 大聖歓喜天で有名な天台宗大福生寺があります お寺の一隅に お地蔵さんが数体安置されています。
 古い像ではありませんが 真っ赤な前掛けと帽子を被って 俯きかげんのお顔に 秋の夕日が差している表情が愛らしく 真っ白な大輪の菊も入れて 写真に納めて来ました。