日曜日, 1月 22, 2017

冬野菜の収穫

 大寒を迎えて 東京は冬晴の天気が続きます テレビで日本海側の大雪情報をみききするたびに 雪下ろしで大変な毎日を過ごした頃を思い出しています。
 ここ東京では 農園へ行くのは 昼間の比較的過ごし易い時間帯に 運動を兼ねてその日にほしい野菜を収穫するためだけです。 冬野菜達も 防虫ネットに重ねて 防寒フイルムを被せた トンネルの中で 成長を止めて じっと眠っている様にみえます。


 秋の小カブの頃から 順次 収穫してきたカブの畝も 今頃になると抜かれた跡がやたらと目につき 月面のクレーターの様に見えます いよいよカブも終盤です。
 寒い時期のカブは 葉も柔らかく かおりがあって美味しく 捨てるところがありません。

 右端の一本 やや大ぶりで 葉っぱの形ちが違うのは 今年始めてトライした 辛味大根です。 此の寒い時期は 鍋物が多くなるので すりおろして食べると ピリッと辛みがあって大変グーです 小人数向けには このぐらいの大きさが また合っています。   



 毎年欠かさず 春の彼岸に種を蒔いて 夏に溝を掘って深く植えて育てた西洋ネギで うちの畑の常連です。

 霜が降りる頃から 甘味も増して 美味しく戴けます。お正月料理にも食べ続けてきたので その最後の3本を収穫しました。 これ程の太さになると 味が深くなり 食べでがあります。
 春には 種を蒔いてまた育てましょう。


頂上花蕾の収穫後 小一ヶ月経って 脇枝が延びて 花蕾もそれなりの大きさになったので 脇枝共に収穫してきました。
 このまま さっと塩茹ですると 花蕾も 軸もそのまま戴けます 中国野菜との掛け合わせ種で 軸が柔らかくて美味しいのです。
 こうして 脇枝を摘み取ると 次々と脇枝が出て 春まで 収穫が出来ます。カリフラワー等は 一本で広い場所を取る割に 頂上花蕾を一回収穫してしまうと 春まで その場所が空き地になってしまいます 農園の貴重な場所を有効に使うために うちの農園でも ブロッコリーやカリフラワーに替わって この茎ブロッコリーんを植える人が増えてきています。

日曜日, 1月 01, 2017

今年も自転車で初詣に

 あけまして おめでとうございます 変わりませず 宜しくお願い申し上げます。
 さて 今年の元旦も 東京は風も弱く 自転車で行く初詣には絶好の天気に恵まれました。  自転車を飛ばして 30分以上かかる「井草八幡宮」への初詣でした。
 
井草八幡宮は青梅街道に沿って 面積が約1万坪あり 都内で四番目の広さだそうです。
 境内には椎 樫 檜 欅 楠 銀杏などが自然林のようにうっ蒼と生い茂って森厳な雰囲気が漂っています。 街道に面した東門には高さ4.5mの朱塗りの大きな鳥居があり それから参道が 巾 9m 総延長220m 延びています。 記録によると この参道で5年に一度 鎌倉の昔を偲ぶ恒例の流鏑馬の神事が執り行われていたのが頷かれます。
 その参道も 今日は ご覧の通り初詣客を相手にした屋台が何十軒も軒を連ね 楼門まで ビッシリと並ぶ 異様な雰囲気でした。
地元に残る「神社誌」によりますと本社の創建は1193年とある 古い神社です。源頼朝が奥州征伐の途中 ここに宿陣したとも言われています。 
 ご覧の建物は 楼門で 鎌倉時代の様式を模して昭和46年に建てられた鉄筋コンクリート造り 柱 桁 欄干などの朱塗りが白壁に映えて 木造建築の様です。
 今日は ご覧の通り 初詣客が多く この楼門をくぐって人の列が延々と続き 本殿に入る迄に2時間かかりました。
 本殿前は 更に人の群れが多く 拝礼するのが精一杯で 写真を撮ることも叶はず 折角の初詣もあっけなく感じました。
 テレビの人気番組 ブラタモリ流の解説ではありませんが 社の在るあたり一帯は善福寺川北岸台地の南斜面で 人類の生活しやすい地形ですから 石器時代の遺跡が多く出土していて境内を含む付近一帯を「新町井草八幡遺跡」と名付けられ 出土した土器 石器 類は当社の文華殿に保存されています。