土曜日, 3月 29, 2014

桜も咲きました

この写真は 春が来ると 度々ご覧いただいている 神田川沿いの桜並木です。(写真をクリックすると大画面になります)
 農園の行き帰りには 左側の道を自転車ですっ飛ばして行きますが 桜のこの時期だけは 自転車を降りて 花見客のペースに合わせ歩いて通ります。
 かっては 江戸市民百万人が使う水は この神田川の水で賄っていたとは 今のこの流れからは想像もつきません。
 昭和30年以来 武蔵野台地が急速に都市化して 神田川の水源地である井の頭池や 善福寺池の湧き水が枯渇しました。 現在は人為的に深井戸揚水で 日量3500トンの水を汲み上げて かろうじて池の姿をとどめています。
 
桜に先駆けて 庭の椿は もう半月ほど前から 次々に 咲いては落花 を繰り返しています。
今は亡き この椿を植えて下さった植木屋さんは 「侘助」と呼んでいましたが 「侘助」とは違うのではないか? と言う人も居りよく分かりません。 ただ 落ちた花は大きさも 派手な色も 目につくので 毎日のように 掃除を強いられて 手間がかかります。

 農園の茎ブロッコリーも チョット油断をするとご覧の通りの花ざかりになります。
 この茎ブロッコリーは茎が柔らかくて 美味しいので この穂先を摘んで帰り サット塩茹でして マヨネーズや好みの味のドレッシングで戴くと結構グーです。
 花蕾ですから 栄養価も高いでしょうし 春野菜の植付けでこの場所を追い出される迄は このまま 気ままに収穫を続けていくつもりです。

月曜日, 3月 10, 2014

庭の梅も咲いて

毎年入試の頃に開花する 我が家の梅が咲きました。
 今年は 雪掻きを強いられた大雪が2度もあり 厳しい冬でしたが やはりお水取りになると 吹く風は冷たくとも 空の蒼さや うっすらと浮かぶ雲に 季節の移ろいが見られます。
 見上げてみて 高い梢の先で咲く 春の色は ほっとした気持になります。

トマトの苗も 本葉の4枚目が綻び出して トマトらしい姿になってきたのを見ると 保温トンネルの雪降ろしに 出かけて以来 しばらくご無沙汰していた農園にも足を運ばねばならなくなりました。 
 人影もなく あれほうだいの農園に着くと トンネルの中で保護されている ホウレンソウや小松菜やキヌサヤ等は 春を待つ作物 らしい姿ですが 畝の隅で 雪に埋もれ 寒風にさらされてきた ホウレンソウは地面に押し付けられ それでも 生き続けてきた逞しい姿でした。 これもまた感動ものです 収穫して帰り 早速 ゴマ和えで 美味しく戴きました。

もう一つ 穫り残していた 聖護院大根の1株も抜いて帰りました。
 ご覧の通り 葉は かなり痛め付けられていますが 根は いい姿だったので ほっとしました。
 最近 こちらでは あの大雪以来 野菜の価格が馬鹿高になっています この大根も 大きな顔をしていてもいいでしょう。
 さて お彼岸になると ネギやニンジンの種蒔きがあります。 冬の間 怠けていた身体を目覚めさせ 農園にせっせと足を運ばねばと思う 今日此の頃です。