火曜日, 2月 28, 2006

カキ菜の収穫


 2月の後半に入って 関東地方は太陽の顔を見ることが少なくなりました。 今日も朝から低い雲が空一面に覆って日の光は期待出来ず 気温も低くていい日ではありませんでした。 トマトの苗は3枚目の本葉が出かかって 鉢上げのタイミングになっていますが 一両日延ばすことにしました。
 
 雨の降り出す前にと 農園に出て「カキ菜」の収穫をして来ました。 曇り空と寒さのために さすがに人影は見当たりませんが カキ菜は順調に脇芽を伸ばして元気でした。 映像で見られるザル一杯分(小人数の我家では1回の使用分)を欠き取りました。 カキ菜は畝の端に4株植わっているだけですが 2月に入ってからは週1回のペースでこの程度の収穫を続けています。

 農園の方々は カキ菜のいろいろな食べ方をご存知ですが 今までカキ菜にあまり馴染みが無かった私は 一つ覚えのレシピで頂いています。
 この時期のカキ菜は あまり火を通さなくても 見掛けによらず柔らかくて そのほのかな香りが「旬(春)」を感じさせてくれます。
(一つ覚えのレシピ)
材料:カキ菜は3~400gを4cm長さに切る 
    人参は小1本を短冊切り
    乾しいたけは6枚を水に戻してそぎ切り
    牛肉薄切り200gを食べやすい大さに切り 下味を付る
    (酒大さじ1杯半、砂糖、醤油、片栗粉を各小さじ1杯)
ソース:オイスターソースと酒を 各大さじ2杯 
    醤油、砂糖、ごま油を 各小さじ1杯  コショウ少々
作り方:フライパンにサラダ油を敷き、しいたけを炒め香りを出す
   人参 カキ菜の順に加えて(カキ菜は柔らかくし過ぎない
   ように)塩を少し振って皿にに取る。 
    フライパンに油を足して熱し 牛肉を炒め 野菜を戻し入
   れて炒め合わせ さいごにソースを加えてからめます。

日曜日, 2月 26, 2006

堆肥作り:最終切返し

 昨日は風も無く薄日も差して この時期としては畑日和と言える一日でした。
 午前中は所用のために 神田川に添って下り明大グランドの裏まで歩きました。 神田川沿いに並んだ桜並木も 真冬の頃の強張った枝に比べると 何となく柔らかな梢を広げています。 もう一ヶ月もするとこの桜の下で農園仲間と花見の宴が開かれます。 

 翌日からは下り坂との天気予報なので 急いで帰宅して 午後は腰をかばいつつ堆肥の切返しをしました。 外気は12度 堆肥の中心温度は23度前後でした。  散水量は2~3リッターと少なくなりましたが 前回の切返しと同じことをしてもとの枠に積戻しました。
 今回の切返しをもって 甚だ不本意な出来ではありますが 今年度の堆肥作りは終了です。
 3月下旬まで堆肥はこのまま寝かせ その間に圃場を整えます。 4月の始めにタップリとニユー堆肥を入れて夏野菜が定植出来るように準備をする予定です。
 

金曜日, 2月 24, 2006

満開のみつまた


暖かい日差に誘われて 一日 早春の鎌倉散策をしました。
 ウイークデーの鎌倉は人混みもなく 冬の間の運動不足を挽回すべき絶好のチャンスになりました。
 コースは鶴岡八幡宮、宝戒寺、荏柄天神社、鎌倉宮、瑞泉寺、杉本寺、浄妙寺をグルッと回って 総距離約6キロをしっかりと歩きました。
 荏柄天神社の紅梅も 瑞泉寺のしだれ梅もさかりを過ぎていましたが 受験シーズンのこの時期 さすがは三大天満宮の一つである荏柄天神社には 切羽詰まった絵馬が社殿の連子窓にびっしりと掛かっていました。 そして そのわきに三椏(みつまた)の花が満開を迎えていました。 その取り合わせが面白く シャッターを押しました。

土曜日, 2月 18, 2006

庭の福寿草も咲く


 立春に種蒔きしたトマトも可愛いギザギザの本葉を出しました。 トマトの本葉が出る頃には春一番が吹いて 春を感じる暖かい晴天の日があります。 今年も その様な日に庭の「福寿草」が咲きました。

 20年近くも前 正月の飾りとして鉢植えの福寿草を買って来ました。 ただ一茎の福寿草が素焼きの浅くて小さな植木鉢に 盆栽風の飾り付けで植え込まれたものでした。
 正月が過ぎ 日が経つうちに 福寿草の花は散り 誰も見向きもしないままにその小さな鉢は庭の隅に放り出されました。 そのような状況で 福寿草は葉も枯れ 見窄らしい姿になり 植木鉢から抜き取られて庭の灌木の陰に埋められました。 そして そのことすら忘れ去られて月日が過ぎました。
 その翌年 殺風景な冬の庭隅に突然黄金色に輝やく花が現れて 福寿草は思い出されました。

 それからは毎年 正月が過ぎると「福寿草の芽は何処だった?」と 皆が福寿草を探し求めるようになりました。福寿草はせっかちな人間のペースには合いませんが ゆっくりしたペースで着実に茎も花も年々増やし続けています。  

火曜日, 2月 14, 2006

堆肥作り:第3回切返し

 やっと強い西風が治まって 堆肥の切返し作業が出きるようになりました。
 外気の温度は10℃ 堆肥の温度は22~3℃でした。 堆肥の表面には白いカビのコロニーが全面に広がり 臭いもいい感じになってきました。
 
 何時もの様に 堆肥を全部枠から出して積み替えました。 醗酵が進んで堆肥らしい色になっている所と 落葉の姿があまり変化していない部分とがハッキリ分かれて混在している状態です。 醗酵が進んでその熱のために乾燥してコチコチに固まっている所はジョロで水を掛けてほぐし 醗酵の進んでいない所と混ぜ合せながら 全体をふんわりと元の枠の中に積戻しました。

 これからは気温も少しづつ上がって来るので醗酵もピッチが上ります。 この後10日ほど経ってもう一度切返しをすれば あとは時間がいい堆肥に仕上げてくれるでしょう。
 今年の堆肥作りは例年よりも時間がかかりましたが 春野菜には間に合う見通しが得られました。

木曜日, 2月 09, 2006

トマトの芽が出る

 立春から一日遅れで播いたトマトの種も 四日目でほぼ九割がた芽が出ました。
 発芽用の保温器を 日当りの良い自室に置いて 土の温度を20~30℃の範囲に設定しました。
昼間日が射し込む時は土の温度は30℃を超える程の高温になり 日没後は室温が下がり土の温度も20℃そこそこまで下がります。 そのような自然な温度管理の方が 一斉の発芽をもたらすようです。
 
 今朝 発芽を確認して 保湿カバーを外して 土の設定温度も18℃まで下げました。 それでも日中は25℃付近まで上昇していましたが 夜になると20℃を切るところまで下がっています。
 今後は過保護にならないように 少しづつ最低温度を切り下げていき また 水も遣り過ぎにないように注意します。 
 毎年 どうしても水の遣り過ぎで 徒長気味の苗になってしまいます。 今年は その反省から水遣りを我慢して育ててみようと思っています。  

金曜日, 2月 03, 2006

2月の陽を浴びて


2月に入って立春も間近になりました。 今日の昼間は そのような春を感じさせる暖かい一日でした。
 久しぶりに農園へ出てみました。
 昨年の秋 一番後で種を播いた「ターサイ」がトンネルの中でつやつやした葉を広げて 2月の陽を一杯に受けて気持ち好さそうです ついシャッターを切りました。
 
 毎年 立春の日の前後にトマトの種蒔きをします 今年もその時期になりました。 明日はトマトの苗作りのために保温ベッドを取り出して試運転をしてみます。 そして夕方にはトマトの種を一晩水に浸して 明後日その種を播くことにします。