金曜日, 5月 25, 2012

夏野菜の近況・京都名刹巡り

 薫風の候 気持のいい季節になりました。
菜園の夏野菜も実が目立ちます。
定植一番乗りは 種蒔きから育てて来たトマトです。 このトマトは中玉の「フルティカ」で 一段果が色付いて見えます。
例年のことながら トマトは本葉の3〜4枚目まで土に埋める 寝かせ植えをしていますので 一段目の実はマルチの表面を ゴロゴロ転がっています。
既に 5番花房まで開花し 追肥も2回施しています。

次の 夏野菜は胡瓜です。
タキイの接木苗「夏すずみ」を 仲間と共同で 宅急便で取り寄せて 今年も1m×2.5m 畝に2株植えています。
苗が届いた頃は 気温が低かったので 一回り大きなポットに仮植えして 気温が安定してから定植してトンネルも掛けておきました。
トンネルの中で 株元から伸びる 勢いのよい側枝2本を残し 5節目迄の花芽 脇芽は全て摘み取りました。
例年通り 残した2本の側枝と主枝で 3本仕立てにして 畝の四方に1.8m高さの胡瓜ネットを行灯状に張り そこにつるを這わせています。
各株とも一番果は穫り終えました 写真は2番果の様子です。
ぼつぼつ 一回目の追肥を遣る予定です。

 写真の3枚目は 「トルバム」の台木に 「つやすがた」の穂木を接木したナスです。
苗は 例年通り 練馬の農家から購入したものです。
買って来たナスの苗は 15cmの一番大きいポットに移植して 温室内で育てました。
今年の苗は 勢いがなかったので 一番花は摘み取り まずは株の成長に注力しました。 株の勢いがよくなり 2番花が咲きだす頃に定植しました。
ご覧の実は2番花の実で 脇枝の花々も一斉に咲きだしました。
今年の気象は 先日の竜巻のように「想定外のこと」が起こり 油断なりません。 株が被害を受けない前に 支柱建ての必要があると思っています。

プランターの「イチゴ」も色付き 既に20個ほど戴きました。
粒は小さいが 完熟した摘みたてのイチゴは香りがよく 皆さん好評でした。 まことに 摘みたてイチゴこそ 家庭菜園ならではの超贅沢です。
今年の経験を生かして この株のランナーから苗を作り 庭のプランターという陽当たりの良くない場所でのイチゴ栽培に 来年も挑戦するつもりです。

 例年開催される小学校クラス会の今年の会場は京都でした。
出席した旧友が 現役時代に勤めていた会社の寮が 嵐山渡月橋の畔に在り そこに一泊しました。
翌日は 比較的近い嵯峨野の界隈を散策しました。
市バスとタクシーを乗り継いで 大覚寺 ⇒清涼寺 ⇒妙心寺 ⇒仁和寺 と若葉の薫る古刹を廻りました。
京都は寺院の建物や庭園が見ものの一つです。
始めの写真は 仁和寺 紫宸殿の北側に広がる庭園です。 修学旅行の学生さんや外国の方が大勢来ておられました。
仁和寺のふすま絵を見たり 四十幾つもある 妙心寺の塔頭をのぞいたりしていると 時間が幾らあっても飽きませんでした。

 2枚目の写真は 初日の宴会後に 出席者全員で訪れた京都国立博物館の正面です。折から 夕日を真正面から受けたフレンチ・ルネッサンス風の建物は 今までの印象とは違って見えました。
当日は「王朝文化の華 陽明文庫名宝展」の特別展を見ることができました。
また 隣に在る 三十三間堂は 昔 弓道部の寒稽古で度々行っ想い出の場所です。 久し振りに堂内に入って 1001体の千手観音像や風神・雷神像にお会いしました。
クリックすると この京都名刹巡りのPicasaアルバムをご覧いただけます。

日曜日, 5月 13, 2012

GW明けの農園

今年の春は 寒暖の差が大きく 夏野菜の植付けを躊躇することもありました。  植付け準備の遅れを 気象条件を理由にしていたふしもありますが やっと胡瓜・ナス・シシトウ類の植付けも完了しました。

  その農園で収穫の最盛期を迎えているのは キヌサヤ「シャンパーニュ」です。
  ご覧のように 大きなサヤがぶら下がって 目立つようになりました。
  カタログによりますと この種類は 比較的矮性とありますが 今のところ地上7~80cmの辺りでは まだまだ上に伸びる勢いがあり 次々に花が咲いています。
しばらくは この調子で収穫出来そうです。


 マメ類の収穫は 実を一つづつハサミで切り取るので手間がかかります。
  先日 若干穫り遅れの実を含めて 葉裏をかきわけながら 200個ほどの実を採るのには かなりの時間を費やしました。
  収穫した実はご覧の通りです。  サヤの大きさは10cmほどあり まずまずOKです。
  また サヤは柔らかく 甘みもあって 来年も植えてみようかと思っています。

次の写真は フダンソウ「スイスチャドウ」でう。
  例年は春蒔き で栽培していましたが 昨秋は大根の畝肩の空き間に 種を蒔いておきました。
  冬の間は 収穫するには物足りない状態でしたので そのまま放置しておきましたら 暖かくなるにしたがって 本来の姿になってきました。
  葉の濃緑色も光沢をおびて 葉柄と葉脈の黄・赤・白も色鮮やかになりました。  食味は 春蒔きよりも フダンソウ癖が少なく 問題はありません。

プランターでのネギ苗作りは 古いタネを蒔いたので 発芽率を気にしていました。
ご覧の通り 我慢の出来る状態になりましたので 尿素を500に薄めた液肥を遣り 腐葉土を根元に敷きつめました。
  手前の右一列は「九条太葱」で 左の列は「浅黄系九条葱」です。  奥のブルーのコンテナーは 西洋葱「ポワロ」です。
  これだけの苗が 順調に育てば ネギは充分だと思っています。
 また 葱の右隣にあるプランターイチゴは若干チッソ分過多で 葉が大きくなっていますが 実は少しづつ色付き始めてきました。