月曜日, 11月 12, 2012

11月の菜園(その2)

 神田川に沿った桜並木は まだ 葉が枝に残っていて 辺りは鬱蒼としています。
 自転車で走っていると 突然 黒いモノが目の前を横切り 一瞬ブレーキを握りました。
 橋の欄干にとまったのは一羽のカラスでした。 太い嘴には5cmほどのカエルをくわえています カエルは観念しているようです 一方カラスは 手が届きそうな距離にいる人間サマに対して 見せびらかすがごとき態度でした。
 シーズンとしては ぼちぼち「もずの早贄」の時期ですが 現実的なカラスはもずの様な習性は無いでしょう。
 カラスは川辺に居たカエルを見つけましたが 農園では めっきり蝶や虫の姿を見なくなりました。
 白菜は 防虫網のトンネルの中で窮屈そうですし 湿気が籠るとナンプ病やしり腐病に罹る心配もありますので トンネルを外しました。
 写真の手前2株は 早生種で 12月には収穫します。 奥の 7株は中生種で 正月用です。 我が家では 白菜は 漬物よりは鍋物に使うので 白い部分よりも 緑の葉の多い この種類を例年植えています。
 既に 外葉の大きさが50cm以上にもなっていますので まずまずの結球になりそうです。


 種蒔きが遅れた 聖護院大根も やっとマルチの陰から白い大根が見えるようになりました。
 深掘作業は 腰に負担がかかるので 比較的 浅く耕すだけで種が蒔ける聖護院大根を恒例にしています。 また 大根も 漬物よりは 煮る方が好みですので 聖護院大根が適っています。


  ブロッコリー・カリフラワーの類いも 苗作りが遅くなったので まだ 花蕾は見えていません。
 しかし 株や葉だけは 一人前になってきました。 幸い アブラムシや青虫の害もなく 今のところは虫食いの 少ない きれいな葉になっています。
 次回 「11月の菜園」では このブロッコリーも 花蕾の写真が掲載出来るでしょう。

日曜日, 11月 04, 2012

11月の菜園

 11月になって 過ごしやすい日が続いています。 
 このような過ごしやすい時期が もう1ヶ月ほどあればと 残り一枚になったカレンダーが淋しく見えます。

 菜園の野菜達は たんたんと毎日を積み重ね 特に 葉物野菜は気持良さそうです。
 この秋は 前作の胡瓜とゴーヤの片付けが遅れ 例年に比べて秋野菜の種蒔きも一ヶ月近く遅くなりました。
 その 第一陣は カブと小松菜を筋蒔きしました。
 写真の手前がカブで 奥に見えるのが小松菜です。
 既に カブの根元は白く丸みを帯びて来ました 中耕・追肥・土寄せ を早速せねばならない時期になっています。

 その1週間後に 第2陣の種を蒔きました。
 手前の6筋は小松菜で 奥の5筋はワサビナです。
 小松菜は蒔き易いように 粒の大きいペレット種を蒔いていますので 種の間隔を空けて 発芽後の細かい間引き作業を無くするようにしています。
 一方 ワサビナはペレット種が無いので 細かい種を 詰めて蒔いていますので 早速 間引き作業をせねばなりません。
 このワサビナの葉は 縮みが入り ボリュームがあります。 寒くなると 大きく育った葉を摘み取って 鷹の爪を加えて浅漬けしますと ワサビの香りがしてグーです。 昨年から 冬の葉物野菜の常連に加えています。


  今年のネギは この5メートル足らずの1畝だけです。
 この 僅かの場所に 3種類のネギを植えてあります。
 手前は 九条系の小ネギです 香りが良くて 柔らかく ヤクミには最適です。
 多くの株数は要りませんが 必要の都度 少しづつ収穫出来るようにしています。
 真ん中に植えてあるのは 定番の九条太ネギです。 冬の鍋物には欠かせないネギです。 これだけで 春までの消費をまかなえるでしょうか?
 一番奥は これも定番の西洋ネギです。
 3種類の新鮮なネギを 必要量だけ収穫出来るのも 春の彼岸の種蒔きから 長い時間のお付合いのお陰です。