月曜日, 8月 15, 2011

夏野菜の交代

 23区の西部では 連日36℃の猛暑が続いて 残暑がこたえます。
 ブログの更新は ご無沙汰に過ぎていますが 農園の水遣りは せっせと努めています。
 8月も中頃になりますと 農園の夏野菜も顔ぶれが替わって この間まで 存在感を示していた 胡瓜 トマト は姿を消し ナスは剪定されて小さくなっています。

 我が家の庭のプランターに植えた 中型トマトも 最終回の収穫を終えました。
 学校の大型プランターでは ミニトマトの栽培に 3年間の実績を残していますが 庭のプランターは 内寸が 30cm×44cm 深さは 20cm(土の量としてはバケツ2杯ほどです)の一般的なものです。 このプランターにトマトを植えて どの辺りまで株を大きくして 何段目の花房まで実が収穫出来るのか? 試してみました。
 途中で 幾度か このブログにも写真を掲載しましたが 各プランターには 中型トマトの「フルティカ」と「スタビストマト」を一株づつ 4月の中旬に植えました。
 農園のトマトと同様に 欲張って2本仕立てにして 主枝は10段まで 脇枝は8段まで実を着けました。
 写真は 最終回に収穫したトマトです。 最後まで 割れや 虫食われや カラスの悪戯を受けることもなく 農園のトマトにひけをとらない 形・味で 満足の出来るものでした。 数は 一株当り150個でした。
 どこまで実を生らせるかの 制限要因は トマトを誘引する支柱の高さでした。 プランターの深さが浅く 土の量が少ないので支柱棒を建てるのに限界があり 2つのプランターを並べて 4本の柱を立て それぞれの柱をプランターに紐で固定して ガッチリとしたヤグラを組みました。 ヤグラに 16mm径×2.1m長さ の棒を固定して4本の支柱にしました。
 追肥は 5月の中頃から 株の様子を見ながら 3回 888の化成肥料を プランターに沿って遣りました。
 この経験をもとにして 来年は 大玉トマトのプランター栽培に挑戦してみようと思っています。 

 暑くなると 出番が回って来るのはゴーヤです。
 しかし ゴーヤの実付は規則性が無く「気紛れ坊ーや ならぬ 気紛れゴーヤ」です。
 このゴーヤの種はいただきもので 確かな名前も分かりませんが ご覧の通り 突然と 雌花が連続して咲き 収穫が集中するタイプです。
 胡瓜は貰い手が たくさんおられますが ゴーヤは 昔に比べると ポピュラーな野菜になったとは言いながらも やはり貰い手には限りがあります。 身勝手な言い分で ゴーヤには申し訳ありませんが もう少し ボチボチと生ってもらうと有り難いのですが。
 今年の夏は 節電ブームで あちこちの家でも 南向きの2階の窓に ゴーヤを這わせている光景を見かけます。 プランター栽培では この時期は 一日に2〜3回の水遣りが必要で これは なかなかの大仕事です。 その点さえ覚悟すれば 東京の街中でも 沖縄なみに 見慣れた光景になるかも知れません。 

 炎天下に 一つずつ摘み取る シシトウの収穫は 超重労働です。
 胸から上を8月の日にさらして 麦藁帽に日本手拭のほおかぶり 汗を拭きふき さながら 数世紀前のアメリカ南部の綿摘みです。
 写真は 4〜5日毎に収穫する 「福耳」と「伏見甘長」です。
 今日は 「福耳」は44個 「伏見甘長」は135個 でした。
 熱気と水分不足で シシトウもストレスが溜っているのでしょう 以前に比べて カプサイシンが高まって かなり 辛くなってきました。
 シシトウにも せっせと水遣りを 努めています。