日曜日, 7月 05, 2009

春蒔き人参の収穫

梅雨前線が押し下げられた「梅雨の合間」に春蒔き人参を 20株ほど掘ってみました。

 この人参の種については 昨年も書きましたが 満16歳を迎えた「向陽二号」のペレット種です。
 3月の初旬にその種を蒔きました。
 まだ気温の低い時期なので ベタ掛けをして 更に保温トンネルを張りました。
 ペレット種は 発芽の途中で乾燥するとコーティング部分が硬くなって 発芽しなくなるため 何度か土の乾きを見て ベタ掛けの上から水を撒きました。 それでも発芽するまでには十数日かかりました。

 発芽後は 2度の 間引き 中耕 追肥 土寄せ をしただけで 全く手はかかりません。
 5月一杯 防虫網ネットの中に入れてありましたので アブラムシ等も付きませんし 病気の心配もありません。 その点 胡瓜やトマト等の夏野菜とは全く違います。

 16年目の種の発芽率は 数字は有りませんが 昨年に比べて やはり低下している様に感じました。 もうこの辺が 種の発芽率として 経済的限界かも知れません。
 最近開発される野菜の新品種は 申し合わせた様に「柔らかくて 甘い」がキャッチフレーズになっています。 人間自体がそうなっている 世相に 合わせているのでしょうか?
 来年の人参は その様な 新品種人参の種を求めて 蒔いてみようかと思っています。

10 件のコメント:

waka3 さんのコメント...

綺麗なニンジンの収穫が出きたようですが、この時期のニンジンは瑞々しくて美味しいですね。
私も2月18日に蒔いたニンジンがほぼ収穫を終盤を迎えてきましたが、ニンジンは結構使い勝手がありますので追い播種をしながら作っており、現在は5月15日に播種したものがだいぶ大きくなってきましたので、そろそろ次の播種をと考えています。

モンカー さんのコメント...

どうも自分があの甘い人参が嫌いなせいかあまり作りません。生だと美味しいのですが煮ると甘くなるのでダメです。
しかもセンチュウがいるのか?こぶのある人参でしかも大きくならないので作りません。
こうなったらもうダメですね。
赤紫蘇ジュースは家族に大好評でした。蜂蜜を入れても良いものになりそうです。
今朝は5時には畑にいました。ネギ、黒豆の植付けも終わり後はもろこしやオクラが獲れるようになってきます。
胡瓜、ナスは行くたびに獲れています。スイカは雌花が咲きません。
ゴーヤの弦を利用した休憩所を作りました。暑い日はこの下で休み休み作業をしましょう。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3 さん:
 人参も掘りたては香がいいですね。

 人参の周年栽培をなさっておられる様ですが、人参は収穫時期に巾が取れるので こまめに播種さえすれば 年中香のいい人参が食べられますね。

 ところで、人参の品種は何がいいのでしょうか 迷います。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカーさん、こんにちわ。
 ネコブセンチュウは、オクラやこれから植える胡瓜にも付きますが、そちらの方は大丈夫ですか? 汚れた畑では、7月定植の胡瓜は ネコブセンチュウが 若苗の時に付いて 実が生りません。

 赤シソジュースは、蜂蜜を入れると更に美味しくなりますね。
 もう少し 酸味が欲しい時は、粉末クエン酸を加えるとさっぱりした酸味がつきます。

 ゴーヤの日陰で休むと、風が心地よいですね。
 日陰を作るのは、ゴーヤ本来の機能ですから、実もいいのが生るでしょう。

nagamasa_156 さんのコメント...

トマトやニンジンも甘いものが好まれる様になって来ましたね。
先日、長男の所へ夏野菜を送ったときにニンジン(Dr.カロテン・タキイ)を入れておいたら、お嫁さんからメールが入り子供(まだ6カ月)はニンジンが嫌いだと思っていたが完食と書いてきました。

M. Sasagawa さんのコメント...

nagamasa さん、おはよう御座居ます。

 最近の人参の種は ほとんどペレット種で 単価は高いが有り難いです。

 Dr.カロテン5は今風の人参の様ですね。
 過剰に 世の中の流れに逆らうのも大人気ない と思いますので、次回の種の候補にはしています。

kimama さんのコメント...

子供の頃はといっても結構大人になっても、ニンジンの臭いは調理しても好きではありませんでした。
でも最近は、逆にあの香りを求めたくなります。そんな人参が少なくなったと思います。
齢を重ねてアクが強くなったのでしょうか(笑)
写真のニンジンは色も素晴らしいと思いましたが、去年とは違いますかねぇ・・・

M. Sasagawa さんのコメント...

kimama さん、
 人参の臭いが嫌いと言う人は、結構多いのでは?  
 食べ物の好き嫌いは、同じ家族内でも違いがありますね。 私は大人になってもピーマンは食わず嫌いで、子供達からも注意されていました。
 今はピーマンやシシトウは好物になっています。

 最近は 個人的な好き嫌いよりも、商業主義に扇動された 嗜好傾向が気になります。
 「柔らかい」は 人間の基本である 噛むことを奪い、そのうちに 痴ほうの若齢化になりはしないか?
 「甘い」は メタポ体質の助長になりはしないか?
 老婆心 でしょうか?

 なお 品種は昨年と同じ タキイの「向陽2号」です。

ポタ さんのコメント...

16年の眠りから覚めたニンジンが見事です。
さすがsasagawaさん。
つぎの品種に何を選ぶのか興味があります。

M. Sasagawa さんのコメント...

ポタさん、こんばんわ。
 ネギとか人参とか、発芽に時間のかかる種は、長期間保存が出来る とかの法則があるのでしょうか? 今年 蒔いている九条ネギの種も、かれこれ十年は経ちますが、発芽率は落ちません。

 ペレット種で 1~2年で無くなる粒数の最小袋入りが好ましいです。 甘くて柔らかい 今風のでも蒔いてみようかと思っています。