木曜日, 7月 30, 2009

椿の中にゴーヤ


この夏はやたらと俄雨が降ります。
 それも 暑い日の夕方に降る 夕立とは違って 朝晩に関係なく 晴れていると思ったら 突然ザーと降ってきます。
 今朝も 俄雨が降りました 庭のザクロの実には その雨粒が残っているのに 日が差して夏の青空が顔を出しました。
 今日も一日 蒸し暑い夏日になりそうです。
 今年のザクロの実は 形は小さいが 数は昨年よりも多く ここにきて ほんのりと色付いてきました。

 さて 庭のコンテナーに植えた 一株のゴーヤは この暑さに乗じて 勢力を拡大しています。
 蔓の何本かは 後ろの椿の枝に取り付いたと思ったら 電光石火 椿を完全制覇したもようです。 
 始め 雄花が少なかった頃に 折角 雌花が咲いても受粉が出来ないので 胡瓜の雄花を取って来て人工受粉をしてみましたが 所詮は無理な相談でした。
 ところが 椿の木に這い上がって 人の見えない所で咲いた雌花は きちっと受粉されて 実が重くなると椿の枝の隙間から垂れ下がり 透かせて見るとあちこちにゴーヤが下がって見えます。 片手で椿の枝を押さえて そのうちの一つを撮りました。
 やはり ゴーヤは 生らせるものではなく 生るもの のようです。

14 件のコメント:

Koji さんのコメント...

天気は予報ははずれるし、全く予想がつきませんね。
植物の世界にはそれぞれ共存する何かがあるのですかね。
うちではゴーヤではないですがきんもくせいにインゲンが巻きついて実を自由につけてくれています。(そのためイラガさんに刺されたのですが・・・)

M. Sasagawa さんのコメント...

koji さん: 
 不安定な天候が続いて、予報も難しいのかも知れませんが、当てになりませんね。

 インゲンの蔓は、太くて丈夫ですから、後で 取り除くのが大変でしょう。

モンカー さんのコメント...

僕のはまだ小さくてもう少し先のようです。3本も植えたのにまだ門下亜庵の屋根にはほど遠いです。
ゴーヤは今年も薄くスライスして生を冷奴の上にカリカリベーコンをトッピングしたものを食べようと思っていますが8月中旬くらいですか・・・

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカーさん:
 門下亜庵の洒落たパラソル屋根には、畏れ多くてゴーヤも近寄れないのでは。

 今年のゴーヤは種を変えました、「節生り」と言う名前が付いていますが、雌花の着く蔓と、着かない蔓があるようです。
 雌花の蔓は名前通り、節々に雌花が着く面白い種類です。

 生で食べることは まず ありません、平凡ながら 所謂チャンプールです。

kimama さんのコメント...

面白いものですね。まるでゴーヤに意志があるかのようです。今年のような高温多湿を特に好むのでしょうか。
ザクロの瑞々しい写真も素敵でした。どちらも都会であることを忘れさせてしまうような錯覚に陥ります。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimama さん、
 ゴーヤは1本植えてあると 楽しい植物です。 
 何と申しますか、意外性があって 今度はどんなことが起こるのか?なんて、畑のトマトや胡瓜に対して見る目とは違う意識が働くところが面白いです。
 それと、野性的で 丈夫なので 気楽に眺めておれるのも、そうさせるのでしょうか?

 残念ながら、kimamaさんのところの様に、大自然の中で過ごしておられるのと違い、年々自然が失われていく都会地では、一寸した風景の一部を切り取って それを元にしてイメージを広げるしか癒しがありません。

waka3 さんのコメント...

こちらはいまだに梅雨明け宣言も出されないまま鬱陶しい空模様の続く毎日で、どうやら青空を忘れてしまったような気がいたします。
我家では家内がゴーヤはまったくの苦手なために作ったことがありませんが、お隣の畑のゴーヤは何故か今年は早くも終盤を迎えてきたような様相で、これも日照不足の続くお天気が原因なのでしょうか・・・。

ザクロは見たことは何度もありますが、いまだに食べたことはないので、どのような味なのかも判りませんが、どのようにしてお食べになられるのでしょう?

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3 さん、こちらも天気は安定しません、今年の夏は どうなっているのでしょか?

 うちの椿のゴーヤはまだ元気です。
 今日も椿の木の天辺に ゴーヤの雌花が咲いていましたから 数日後には枝の隙間を覗いて見なければなりません。

 庭のザクロは ねじれた幹の模様が面白いのと、梅雨時の真っ赤な花が見もので、観賞用のザクロです。 実は少々生りますが、小さいし 味も良くありません。 
 実が弾けると、数個から赤い実を取り出して氷砂糖と一緒に焼酎に漬けて真っ赤なザクロ酒を作ります。
 それも 日か経つと酒の色が 茶色くなって見ためがよくありませんので、少ししか作りません。

睦月 さんのコメント...

こちらも不安定な天気が続いてます。
そのせいばかりではないでしょうが、野菜が不調です。
ゴーヤ、注目を避けて結実するの、面白いですね。
ウチは植えてませんが、育てている人に聞くと放任栽培の方が大収穫のようですね。
sasagawaさんのお庭はどっちになるか楽しみです。

M. Sasagawa さんのコメント...

睦月さん: この天候が続きますと、お米の出来が心配ですし、野菜の価格も高騰しますね。
 例年 この時期に瀬戸内のブルーベリーをクール便で送ってもらっています、今年のブルーベリーは今迄にない 水っぽいものでした。

 このゴーヤは「節生り」の名が付いていて、ある蔓には 連続して節毎に雌花が咲きます。
 このDNAが操作されると、胡瓜の様な法則性を持ったゴーヤが誕生するかもしれません。 そうなると 放任栽培では無くなりますね。

EVA さんのコメント...

今日は。こちらでは初めまして。EVAと申します。kimamaさんのところでお見掛けしております。
今週は伊豆方面へ来られるとか。
今日やっと梅雨明けが発表されました。良かったですね。富士山も久し振りにちょっとだけ見えました。
でも、一週間予報を見ると明日から又下り坂のようです。週末からは良くなるようですが...。
ヒグラシの合唱に加えクマゼミも鳴き始めました。東京とは違った雰囲気を味わって下さい。

M. Sasagawa さんのコメント...

EVA さん、コメント有り難う御座居ます。  
 雨の覚悟で行きましたが、梅雨が明けたとの報道でホッとしています。

 この時期、しばらくご無沙汰していますと、掃除・枝払い・草刈りに追われました。 しかし 都会のアスファルトの風とは違い、樹々の間を吹く風は 汗をかかせませんので、気持のいい時を過ごせました。

 ヒグラシの合唱は、何時聞いてもいいものですね、閉塞感の無い広がりが 単調な響きを心地よいものに感じさせてくれます。

HISA さんのコメント...

今年の夏は雨が多く蒸し暑く私の好きなカラッとした夏空が少なくて不満でした。
でもこのザクロと蒼空、正に夏の風景ですね。

そのうえトマトもキュウリも寿命が短く、ナスももう剪定してしまいました。

元気そうなゴーヤ、戦後父が植えていた時は子供心にどうしてこんな苦いものを植えるのか不思議でしたけどね・・・(笑)

M. Sasagawa さんのコメント...

HISA さん、こんにちわ。
 台風の余波で、安定のしない 蒸し暑い日です。
 
 うちの畑も、今 元気があるのは シシトウの仲間達です。
 ぼちぼち秋野菜の種蒔きの時期になりました。

 一昔前には 考えられなかった苦瓜ブームです、毎年庭のプランターに一株植えて、一品欲しい時に 探して穫れる重宝さに慣れてしまいました。

 この台風の影響が去れば、夏の太陽が期待出来るでしょう、貯めてあったミニトマトで やっとドライトマトが作れそうです。