日曜日, 8月 16, 2009

ドライトマトを作る

 スッキリとした夏らしい夏を待っている間に 日が短くなりました。
 日の入りは19:00から18:30へと 30分以上早くなっています。 更に 太陽の角度が低くなった分 暗くなりかけると 急スピードで夕日は沈んでしまいます。
 秋野菜の準備のために 涼しくなってから 農園に出たのでは まとまった作業が終わらないうちに 手許が暗くなります。

 子供の頃 夏休みの楽しみの一つであった海水浴も お盆が過ぎるとクラゲが多くなって 泳ぎに行けず 夏休みが終わったようでがっかりしたものです。
 今年の夏は そのお盆が過ぎてから やっと夏らしい安定した晴天が続いています。 異常気象と言わざるをえないでしょう。

 そのようなことで 待ちに待たされた この夏最初のドライトマト作りが やっと出来ました。
 今年も 昨年同様中玉トマト「フルティカ」を使いました。
 「フルティカ」はそのまま食べても美味しいので 売れ残って 野菜室に貯まることはなく ドライトマト用として60個ほどを別枠でリザーブして この日を待っていました。
 「フルティカ」はミニトマトと比べて 大きくて 肉厚ですから その分熱風乾燥に時間をかけました。
 写真はオーブン皿に クッキングシートを敷き 横半分に切った「フルティカ」をびっしりと並べて 切り口に 軽く塩とオリーブオイルを掛けて うちのガスオーブンで110℃ 時間は2時間 熱風乾燥して ガスを止めたままオーブン内に一晩おいたものです。 乾燥によって個々のトマトが小さくなり こうしてみるとトマト間が かなり空いて見えます。
 今年のドライトマトは このオーブン皿2枚分だけです。
 幸い 一日中強い太陽が照り 乾燥カゴに並べたトマトは 順調な仕上がりになりました。
 なお ドライトマトの詳しい記事は H17年7月28日付け「ミニで作るドライトマト」をクリックしてご覧下さい。 
(追記)
 コメントのお答えにも書きましたが、このドライトマトは ミニトマトが消費し切れず 大量に貯まった際の 保存方法の一つです。 手間を掛ける評価は それぞれの方の好みによると思います。    

21 件のコメント:

モンカー さんのコメント...

正直言ってミニトマトを獲ってきても食べきれなく傷んでしまっているので作っている者としては勿体無いと思っていました。この記事を見てイタリアで買ってきたドライトマトを想い出しました。帰ってきてこれでパスタを食べました。あのようなものが出来るかわかりませんがチャレンジしてみようと思っています。
このところ近くの農家のおばあさんや会社の先輩から「ささげ」の種豆をいただきました。これで赤飯が出来ます。江戸時代、関東では小豆では煮たら腹が破れるので切腹に繋がると言うことでささげで赤飯を炊くようになっていたようです。
栽培はそんなに難しくなく5月播きで8月には収穫出来るので秋野菜との間作に良いようです。黒豆に続き、ささげも面白い作物です。
豆づくしになってきましたが上手く作付を考えて来年のチャレンジアイテムにしようかと思っています。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカーさん、
 イタリアで買って来られたドライトマトは 塩カラくて こちこちのではありませんか?。 このドライトマトは、塩抜きの必要も無く、柔らかくて そのまま食べても甘くていけます。 
 モンカーさんのアイデアで、和食での いろんな使い道を考えてみて下さい。

 「ササゲ赤飯」の謂れは知りませんでした。 私は関西出ですが、子供の頃からササゲは食べていました。
 5月蒔きの8月収穫と言うのも魅力ありますね。 ポットで苗作りをすれば 時間を稼げますし、畑の占用期間はもっと短期間で済みそうでね。
 豆類 例えばソラマメの後とかの 連作は問題無いでしょうか?

HISA さんのコメント...

菜園ブログさん、おはようございます!

今年はドライトマトとドライズッキーニを作りましたが、まだ試食していないんですよ。
うまくいっているといいんですけどね。

今まで快晴の日が続きませんでしたので梅もやっと干している状況です。
空を見上げるとなんだか秋の雲のよう・・・

M. Sasagawa さんのコメント...

HISAさん、おはようございます。
 ズッキーニのドライもつくられましたか?
 HISAさんのドライトマト利用法をブログでアップして下さい。

 異常気象でしょうか? こちらでは、あちこちの庭のハナミズキがオカシイです。
 あちこちの枝で、葉の先から 褐色になり 枯れ落ちています。
 ウドンコ病では無い様に見えるのですが?

kimama さんのコメント...

実はドライトマトの食感が気になっていたのですが、上のコメント欄を拝見して納得です。柔らかくてそのままでもOKなのですね。
今年こそ、明日にでもやってみます。ガスオーブンでも110度2時間プラスαというのは凄い気がします。熱風乾燥の機能はないので単に焼く場合は時間を短縮した方が良いのかなと思ったりしますが??

M. Sasagawa さんのコメント...

kimama さん、こんばんは。
 ニミトマトが貯まっていれば、一度試してみて下さい。
 冷凍をすると コチコチになりますが、出来て冷蔵庫に保管している間は柔らかです。
 オリーブオイルでニンニクの香を出し、細かく刻んだドライトマトを適量加えて炒めると いい香と 甘味が出ます。
 ここに、市販のパスタソースやカレーを混ぜて火を入れると、レストランのパスタソースやカレーの味に変身します。 ドライトマトが出来たら、先ず試してみて下さい。
 ガスオーブンは機械によって温度差が大きいです、kimamaさんのお宅のクセに配慮して設定してください。110℃ 2時間は中玉トマトの単なる参考値です。 小粒のミニトマトの場合は もっと短時間でいいと思います。
 時々扉を開けて、ピンぼけ写真ですがこの写真を参考にされ、トマトの乾き具合を調整して下さい。
 うちのオーブンも熱風乾燥機能はありません、操作としては 低温で焦がさないで焼くことです。
 一度なさると要領が分ると思います。

kimama さんのコメント...

おはようございます。
今朝採ってきたトマトを洗って準備してます。低温で焦がさないように焼く!!了解しました。トマト入りのピザは自分でよく焼きますので楽しみです。早速やってみます。
アドバイスありがとうございました。

waka3 さんのコメント...

毎度のことながらドライトマトをお作りになる記事を読みながら美味しそうだなあと思いつつも生食として食べてしまっておりますが、私も今回の内容を拝見させて頂きかなり食指が動いてきましたので、まだ中玉トマトは若干残っておりますので一度チャレンジしてみようかなとも思います。
一つ気になったのは、乾燥させた場合にトマトの皮の歯触りが悪くなることはないのでしょうか?
また、他の記事の検索をしてみたところ種を取ってから乾燥させるというものもありましたが、この点は如何でしょうか。

Koji さんのコメント...

これだけ時間と手間をかけたドライトマトはものすごくおいしいでしょうね。
ドライトマトはまだ挑戦したことがないので挑戦してみようかなと思いました。
今年はミニしか植えてないのでミニでやってみます。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimama さん、
 ご丁寧に 恐縮です。
 独自の ユニークな食べ方を考えてみて下さい。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3 さん、
 ものはためし 一度試してみて下さい。

皮の件:
 トッピングでそのままの姿で飾ることもありますが、普通は 細かく刻んで フライパンに油を少し引いて 弱火で炒めると香が出て より効果があります、従って、皮は気になりません。

種を取る件:
 果肉をからからに乾かすドライトマトは、種の部分が在るとなかなか乾きません、従って 短期間で乾かす為に種の所を取っているのでは?と思います。
 種の所に旨味が在りますので、このミニを使ったドライトマトでは 種の所も一緒に乾かします。 その代わり 半乾きのドライトマトです。
 夏場の保存は冷蔵庫で十日〜一週間ぐらいを目安にして下さい。 

M. Sasagawa さんのコメント...

koji さん、こんにちは。
 このドライトマトは「ものすごくおいしい」ほどのものではありません。
 4年前のブログにも書いてあります通り、ミニトマトが沢山穫れて 腐らせるのを避け、保存する為の術です。

 そのままで、ミニトマトを美味しく食べておられるのなら、わざわざ手間をかけるほどでは無いかも知れません。
 一度 少量でやってみられて、手間とニーズを天秤に掛けてから、本格的に取りかかられたら如何かと思います。

モンカー さんのコメント...

ささげも豆類なので最低2年は連作はだめなようです。黒豆、そらまめ、えんどう、それにこのささげが増えると作付計画が難しいですが考えましょう。
落花生も面白そうですがこれでは植える場所がなくなりますね。
コリンキーはかぼちゃの横に植えて忘れていましたが出来ましたよ。僕はかぼちゃが出来るまでつるなしインゲンを間作しています。これも畑の有効活用になっています。
そらまめ横の葉もの野菜も同じ考えです。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカー さん、
 わざわざ こちらにまで お答えをいただき恐縮です。
 やはり豆類は 連作が無理でしょうね。
 うちは、畑の 絶対的面積が無いので、やりくりするにも どうしようもありません。
 コリンキーは胡瓜を一部犠牲にして やるかどうかのオプションになりますね。
 こまめな間作は 土地の有効利用です、問題はマルチ掛けをどうするかの判断ですね。

waka3 さんのコメント...

更に質問ですが、モンカーさんがイタリアで買われてきたと書かれていましたが、この場合はからからに乾燥したものだろうと思いますが、どうやら菜園ブログさんの場合には半生のようで、夫々に活用する方法が異なるのでしょうか。
また、トマトのカットは写真から見ると縦割りではなく横割りなんですね。 ということは蔕の部分はどのように処理されておりますか。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3 さん、今日は早くから外出していまして、ご返事が遅れてすみません。

 多分 モンカーさんが買われたのは、イタリアの料理用トマトを塩漬けにしてから、完全に乾燥させたものだとおもいます。 
 このドライトマトを食べる時には、オリーブオイルに漬けるが、お湯で戻してから使います。
 ミニで作った ドライトマトは、小さいトマトはかなり乾いていますが、大きなトマトは半乾きです。

 トマトのカットは横割りです。
 蔕の部分は 取るのが大変なのでそのままで乾かしています、食べる時に そんなに気になりません。

waka3 さんのコメント...

ご返事をご丁寧にありがとうございました。

モンカ さんのコメント...

僕のコメントのことで話題になっておりますがイタリア土産は完全に乾燥させたものです。色は赤黒く変わっておりました。うちはそのままパスタに入れましたがオリーブオイルで柔らかくすれば尚良かったのでしょうね・・・
これに擦ったチーズを入れたので美味しいパスタになりました。オリーブオイルも良い物で香りが素晴らしいものでした。
「香り」ついででお知らせしますが柚子胡椒を作りました。この香りも市販のものでは味わえない素晴らしいものです、青柚子、青唐辛子、塩で簡単に出来上がりますよ。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/cassa777/60419420.html

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカー さん、
 ドライトマトのことで、わざわざ済みません。

 柚子唐辛子の記事を 早速拝見してきました。
 これは 是非作りたいですね。

モンカー さんのコメント...

追伸、青唐辛子はゴム手袋をして種取してください。手がやられますので・・・

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカーさん、ご親切に 有り難う御座居ます。
 昨夜 福耳が40個ほど溜まりましたので、唐辛子味噌を作りました。今年の福耳は、未だそんなに辛くありませんが、それでも 今朝指をお湯に浸けるとカッカしました。