土曜日, 5月 14, 2011

トマトが色づく・青山 根津美術館

 3月26日に開花した 早生中玉トマトの実が 1ヶ月半で 早くも赤く色づき始めました。
 写真はプランターに植えた中玉トマトですが 農園に植えたものも同様に赤くなっています。
 この早生中玉トマトは 種蒔き後 苗の生長も 1番花の開花も また 実の色づきも 全ての点で 極早生です。 この調子ですと トマトは開花後2ヶ月で収穫 と言う常識を覆すことになりそうです。
 前回 写真をアップした ポット苗のナスも 1番花にホルモン処理をして 定植しましたところ この1番花の実も 親指ほどになってきました。
 また 胡瓜は盛んにヒゲ蔓を伸ばしてきましたので ぼつぼつ脇芽に花が咲きだすでしょう。
 以上 夏野菜のシンボルである トマト・ナス・胡瓜は いずれもスタート台についた感じになりました。
 教科書でも馴染み深い 尾形光琳 の「燕子花図屏風」は 昭和5年に国宝保存法が成立した年に 国宝に指定され 翌昭和6年5月14日には 初代根津嘉一郎は 茶の湯仲間を招いて 母屋の大広間二間を開け放した座敷に「燕子花図屏風」一双をならべて案内しました。 招かれた一同からは感嘆の声があがった と記されています。
 毎年 根津美術館では この時期に「燕子花図屏風」が 展示 公開されます。




 始めの写真は 1双の屏風のうちの右隻です。

 次の写真は 左隻の屏風です。
 右左隻を並べて見ますと 花の群青色や 葉の緑青色の濃淡など 違いが見て取れ 興味があります。 今まで気が付かなかったことを発見しました。

 根津美術館のもう一つの魅力は 広大な日本庭園だと言われています。
 武蔵野台地が渋谷の谷に落ち込む地形に位置し 崖線からは 今でも湧き水が出て  池が保たれ 樹々が育まれています。
 この季節 流れの中に 燕子花が見頃でした。
 picasa アルバムにその他の写真を掲載しています クリックしてご覧下さい。

8 件のコメント:

waka3 さんのコメント...

夏野菜がいたって順調な様子ですね。
スタピストマトもすっかり色づいてきたようですが、我が家のスタピストマトも早いものは4段花房の開花が始まっておりますが、まだまだ色づく様子もなく今少し先のようです。

根津美術館には在京中で記憶の中から消え失せてしまうほど以前に一度だけ出掛けたことがあり、カキツバタの咲く時期ではなかったかと思いますが、美しい庭園は今でも記憶の片隅に残っております。

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3 さん、こんばんは。
 スタピストマトを3個収穫しました。
 結構 玉も大きく 足りたての完熟トマトの味は格別でした。 これからは 次々と実が色付いてきます。
 今年のトマトは 昨年の様な遅雪も無く比較的順調に来ています。

 根津美術館は 一昨年の秋に建物が新築されましたので、以前お越しになられた時とは変わっています。
 公営の美術館とは違い、展示品の数はそんなに多くありませんが、プライベートの美術館は、建物・庭などに特徴があって見甲斐があります。

kimama さんのコメント...

すっかり目の保養をさせていただきました。今咲いてるカキツバタの写真もですが教科書ではさほど気にも留めなかった屏風絵の着色の素晴らしさ。水墨画の手法なのでしょうか濃淡で表したカキツバタの妙。美術館の玄関・ツクバイ・沈んだ木舟のオブジェまで。素晴らしい写真の数々に、お陰さまで心が少し豊かになったような気がしました。
早生トマトの出来栄え凄いですね。短期間での収穫に驚きました。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimamaさん、有り難う御座います。
 この燕子花図も、伊勢物語の「東下り」の場面で、業平が東国へ下る途中 三河国の八橋で 燕子花の群生を目にして 都に残して来た恋人を想って歌を詠い 涙する、その場面からの着想だそうです。
 そのような話を聞きますと、草花図の写生と言うよりも デザイン的な印象がつよくします。

 東京には 崖線を取り込んだ有名な庭園があちこちにありますが、ここの庭もその類いで 水分を含んで しっとりとした空気が充ちていて、日本庭園の良さが感じられます。

 waka3さんから種を戴いた このトマトは 極早生で、既に初物の恵みを頂戴しました。
 種蒔き後 丁度100日です。

モンカー さんのコメント...

早いですね。もうトマトの実がなるなんて・・・
僕のは接木苗を植えたので今日、脇芽を取ってきました。トマトの苗の成長は早いものでだいぶん刈り込んできました。
ミニトマトの脇芽は挿し木にしてきました。
今日の収穫はすごいものでしすよ。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカーさん、こんばんわ。
 拝見して来まし、結球レタスもいいのが採れていますね。
 市販の苗で作るのも手軽ですね。

 私も プランターのミニトマトの脇芽を差しておいたら 二本とも活着しました。
 はたして 幾つ実が生るでしょうか?

HISA さんのコメント...

菜園ブログさん、おはようございます!
トマト、順調のようですね。
ウチでは昨年同様ソース用のイタリアントマト系を中心に植えました。出来栄えは~
期待するのみです。

根津美術館のそばは通ったことがありますが、なんだか地味な美術館のようで素通りでした。日本庭園があるのを知っていれば~
また機会を見てー

M. Sasagawa さんのコメント...

HISAさん、こんにちは。
 今は 東京ですか。
 東京は このところは真夏並みの気温で、農園の野菜も生長が急になりました。
 イタリアトマト系の料理用トマトを植える人が うちの農園でも増えてきました。
 HISAさんと同じ様に、ソースとして保存されるおつもりだそうです。

 根津美術館は渋谷に出られた時にでも 気楽に立ち寄れます。
 これからの時季は 緑の風が心地よく感じられると思いますよ。 園内の喫茶室は緑の空間に浮いたようで ホッとする時間が持てます。 濃いめのコーヒも美味しかったです。