土曜日, 2月 18, 2012

カキ菜の収穫・フィルム写真のデジタル化

今朝は東京でも 屋根が白い雪化粧をし 寒い北西の風が吹き荒れる真冬なみの一日でした。 
 午後になってから 農園に行ってみましたが 人影一つありません。 緑色の野菜も少なくなって 潤いのない畑には 何処からか飛んで来たレジ袋が一枚 狂ったような動きをしていました。

 2月になると カキ菜の脇芽が伸びてきて カキ取ると 次々に 脇芽が成長します。
 わずか2株しか植えていませんが これで一回の収穫です。 小人数の我が家にとっては 充分過ぎます。
 このカキ菜のタネは 群馬の農家出身の農園仲間からいただきましたが 東京西部の多摩地方でも 同じ様なカキ菜が栽培されていて 道端の店先で「ノラボウ」と名札が付いて売っています。 
 見掛けの割には 筋っぽくなく 春を先取りした その独特の香りがする この時期限定の野菜です。

 昨年の 暮れに ポジフィルムのカラー写真を整理していたら ファイルから酢酸の匂いがし フィルムを出して電灯にかざし て見ると 色合いがセピア色化して見えました。
 このまま放っておくと 写真の劣化が一段と進む恐れがあると思い 自分にとっては 想い出の ポジ・ネガのフィルム写真だけでもデジタル化して 外付けHDに保存することにしました。
 古いフイルム写真自体が劣化しているのでしょうし スキャナーの限界もあるのでしょう 現在のデジタル写真を見慣れた目で眺めると 今回デジタル化した写真は 何となく古惚けた感じがします。
 その例として 始めの写真は 今から40年以上も昔 まだ日本人が一人も滞在していなかった時代に 西アフリカ ギニアへ出張した際に サバンナの家と子供を撮った一枚です。
 記憶では もっと緑が濃かったように想い 若干 補正しましたが この程度が精一杯です。

 次の写真は 今から12年前 2000年に 家族とイタリア旅行に行った時の写真です。
 この写真は コダックのカラーフィルムを使い 早く見たいので ホテルの近くのDPE屋さんに現像を依頼したものが原版です。
 デジタル化した写真は ピントのあまい点はやむを得ないでしょうが ボローニャの赤い街の色は比較的 よく再現されています。
 なお このイタリア旅行のデジタル化した写真は「フィルム写真からの変換アルバム」として ボローニャ編とラヴェンナ編 に分けて Picasa Alubum に掲載しました。
  Picasa Alubum をクリックするとご覧いただけます。

6 件のコメント:

waka3 さんのコメント...

確か昨年311以降に原発の影響を受けて関東地方で最初に出荷停止となって騒がれたものが、ホウレン草とカキ菜だったと記憶しておりますが、こちらではカキ菜は全く見かけることのない野菜です。
カキ菜を僅か2株しか植えられていないということのようですが、これだけの収穫ができるということはかなり大株に育つようですね。
普段はどの様にお食べになられているのですか、おひたし等としても食べられるのでしょうか。

何時ものことながらPicうてんにbasaアルバムを拝見させて頂きますと丁寧な写真説明がされている点に感心させられますが、12年前にイタリア旅行で出掛けられた写真にも克明な記録がされていることにびっくりしました。
私も7年前に出掛けたベトナムの写真を振り返ってみましたが遠い彼方のおぼろげな記憶ととなっておりました。(笑

M. Sasagawa さんのコメント...

waka3 さん、こんばんわ。
 「ノラボウ」という名前を発見した時、まず「野良に茫々と生えている」から 着けられた名前だろうと連想しました。 それほどに 何の手間もかけないで大きく育つ野菜です。
 暑い時にタネを蒔いて、12月頃に 脇芽が出始めますが、その脇芽は香りがないので、摘み取らないで そのままのばしています。 今頃になると背丈は1m近くになり、一株で90cmの畝巾いっぱいなり、枝葉も茫々と茂ります。
 冬の間中 乾いた寒風が吹き続く 空っ風の関東北部では、春分が過ぎる頃に出る脇芽は、筋っぽくなく 香りもよくなる のではないでしょうか。 従って 冬の温暖な地方では、栽培されていないのでは?とおもいますが。
 食べ方は、カキ菜を3~4cmに切り、干し椎茸を水に戻し、色付けにニンジンを短冊に切って、ごま油で炒めて軽く塩をふって一度 皿にとります。空いた鍋で、軽く下味をつけた牛肉を炒め、皿に取った野菜を戻し、中華風にオイスターソース味をつけて戴いています。 これが定番です。

 Picasaアルバムの解説は、元の写真にメモが付いていたのを写しました。
 最近は、食後の常備薬を 飲んだのかどうか?も忘れてしまう ていたらくです。

モンカー さんのコメント...

ご無沙汰しております。最近は韓流代ドラマに嵌って帰宅すると食事の後は1時間ものを2本見るともう寝る時間になってただでも少ないブログの更新をサボってしまっています。
見た時代ものは「チャン・ヒビン」100話、今はBS11でやっている「朱蒙」を38話までレンタルで借りて今はテレビを録画して見ています。韓流に嵌っている奥様方の気持ちが解ってきました。勿論「イー・サン」や「トンイ」も見ています。
ところで3月3日から3泊4日で京都、奈良、大阪に行ってきます。最近、ハイブリッドの車を購入したことも原因ですがタラとカミさんとで行ってきます。
奈良は二月堂の「修二会」と室生寺、今井町、そして竹内街道を通って大阪、難波に泊まり最終日は司馬遼太郎記念館に寄って帰ります。
貴方の過去記事に室生寺、長谷寺がありましたので時間があれば長谷寺を見てきます。

M. Sasagawa さんのコメント...

モンカー さん、
 お久し振りです、ブログの更新も無いので 具合でもお悪いのではと案じていました。
 韓流三昧の由 安心しました。

 ハイブリッド新車での関西旅行とは いいですね。
 お水取りの前ですから まだ人出も少なく、ゆっくり廻れるでしょう。タップリと楽しんで来て下さい。
 今井町から竹内街道を行かれるのなら、途中 当麻寺にも寄られるといいですよ(Picasaアルバムにも写真があります、ご参考に)

kimama さんのコメント...

御無沙汰しておりました。野良で茫々のノラボウですか(笑)二株で大量のカキナに驚きました。とても美味しそうで群馬の知人が自慢げだったのを思い出しました。
デジタル化された写真ということですが、とても綺麗ですね。それだけ元の写真が良いからなのだと思います。印象深いギニアの写真ですし、ボローニャのは人々まではっきり判ります。Picasaのアルバムは改めてゆっくり拝見したいと思います。

M. Sasagawa さんのコメント...

kimamaさん、
 東京も昨夜から雪が降り、夕方まで小雪が舞っていました。 
 我が家の前の道路でも 5cmほど積もりました。 朝から2回も除雪をしました。(笑)

 今頃のカキ菜は 本当に美味しいです、早春の香りが嬉しいです。

 アルバムの写真を お褒めいただき有り難う御座います。
 デジタル化してディスクに保管しておくと劣化も無く、プリントも自分で出来ますので、写真を 応用する機会も出てくると思って 少しづつ始めています。